「キングドミノ オリジンズ」は、Spiel des Jahresを受賞した「キングドミノ」の後続で、3種類のバリアントがあり、単体で遊ぶことができます。
No.494
・キングドミノ オリジンズ(Kingdomino Origins)
・Bruno Cathala作
・blue orange / Pegasusu Spiele
・8歳から
・2人から4人
・時間…20分から40分
・日本語化…必要ありません
「キングドミノ オリジンズ」は、2021年発売です。
2021年のSpielの新作で、Pegasus Spieleだし流通するよねっとふんだのに、なかなか流通しない!
しかも、いつの間にか箱のサイズ、変わってるし(笑)。
で、2022年の夏ごろにようやく見かけるようになったという…
一体何があったんだろ(笑)。
さて、ルールは。
基本は「キングドミノ」とほぼ同じだったりします(笑)。
各プレイヤーは、同じ色の原始人こまと洞窟、スタートタイルを受け取ります。
スタートタイルに、洞窟を置きます。
ドミノタイルはよく混ぜて、数字の面を上に箱に入れます。
4枚出して、上から昇順に並べ、表にします。
スタートプレイヤーから順番に、欲しいタイルに自分の原始人こまを置きます。
それから、隣に新しいタイルを4つ出して、上から昇順に並べます。
一番上にあるタイルに原始人こまを置いたプレイヤーから順番に、タイルを取って自分の前に並べます。
最大5ます×5ますになるように置きます(3,4人プレイの場合)。
スタートタイルには、どの地形のタイルでも置けますが、それ以外では必ず1辺は同じ地形と接するように置きます。
置き終わったら、次のドミノタイルの列からタイルを1つ選んで、その上に自分の原始人こまを置き、手番は終了です。
これを繰り返して、すべてのタイルを置き終わったら、ゲーム終了です。
得点(同じ地形のますの数×その地形内にある火の数)を計算し、1番多かった人の勝ちです。
1.火山モード
火山タイルが表になったら、火山チップを置きます。
そのタイルを取ったプレイヤーは、タイルを置いた後、火山チップにかかれた数火山チップを移動させます。
火山チップは、火山のますにとどまることはできません。
火山チップは、縦横ななめに移動することができ、まだタイルが置かれていない場所を通過することもできます。
2.トーテムモード
ドミノタイルにシンボルがついていたら、そのシンボルの資源こまをタイルの上にのせます。
自分の前にタイルを配置するときは、上にのった資源こまもそのまま置きます。
ただし、資源こまがのったますに火山チップが置かれたら、そこにある資源こまはストックに戻します。
ゲーム中、種類別に1番多く資源こまを集めた人は、その資源こまのボーナスタイルを受け取ります。
他の人がより多く資源こまを集めたら、その人がボーナスタイルをもらいます。
ゲーム終了時に、ボーナスタイルを持っていたら、ボーナス得点を獲得します。
ドミノタイルの上にある資源こまは、種類にかかわらず1つ1点になります。
3.洞窟モード
手番では…
ドミノタイルを選んでこまを置きます。
↓
そのタイルを自分の前に置きます。
↓
新しいドミノタイルを選んでこまを置きます。
洞窟モードでは、そのあと…
↓
仲間をスカウトすることができます。
仲間をスカウトするには…
ドミノタイルを自分の前に並べた後、タイルの上にのっている資源こま2種類で、場に表になった仲間タイル4種類から1つ選べます。
あるいは、資源こま4種類を出すと、山札の仲間タイルから好きなタイルを1枚選ぶことができます。
出した資源こまは、ストックに戻します。
ゲーム終了したら、今までの得点計算に仲間タイルの得点を加えます。
天気の悪い日に、1号(黒)、2号(水色)、わたし(ピンク)の3人でプレイ。
ルールを説明するけれど、ずいぶん前とはいえ「キングドミノ」で遊んだことがあるので、サクッと理解。
まずは、火山モード。
手番を決める方法として、「全部のこまを握って、1つだけふり出す」というのが、くじ引きみたいでなかなか楽しい(笑)。
1号、2号、わたしの順番にこまを置く。
最初の1枚が火山付きってあんまり得策ではないけど、火山で遊んでみたかったわたしは、迷わず火山つきタイルにこまを置く(笑)。
で、タイルを受け取る前に、次のタイルを出す。
…よく混ぜたはずなのに、火山モードだけあって火山ばっかり出てきた(偶然だってば)。
1枚目にすでに火山を選んだわたしは、もちろん火山を選ぶ(笑)。
火山チップは、裏に何ます進めるかが書いてあって、分かりやすい。
例えば、火山1つのチップは3ますまで進める。
必ず3ます進む、ではなく、3ますまで進めるというのも、まだタイルが置かれてない場所もますとしてカウントしていいというのも、このゲームに合ってる気がする。
2号の国は…
火山は回避したらしい。
静かな印象。
1号の国は…
火山1つ。
すでに火が2つある。
わたしは3枚目のタイルで、ようやく火山なしをゲット(笑)。
短絡的に「火山って火が飛ばせるんでしょ、おもしろそーじゃん!」と2つもとっちゃったけど、よく考えたら火山のますって絶対得点にならないのよね。
2ますは多すぎたかなぁ…
そのあとは、火山ではなく地形に火がついているタイルを狙う。
2号は森、1号は草原を集めているようなので、成り行きでわたしは湖を集めることにする(笑)。
まぁ、最初の火山で湖に火を飛ばしたからちょうどいいんだけど(偶然です・笑)。
「キングドミノ」での大失敗を思い出し、5×5にちゃんと入るか確認しつつタイルを置く。
ドミノの地形だけ気にすると、手遅れになりがち(笑)。
そして、今置くタイルだけでなく、次に置くタイルも意識するようにする(笑)。
前回はコレ、全くできなかった(笑)。
そんなこんなで、あっという間に終了。
わたしの国。
わたしにしては、上出来かと(笑)。
湖にもう少し火が欲しかったかな。
2号の国。
火山を避けているのかと思ったら、最後に火山が誕生しまくったらしい(笑)。
火が集まらなかった森に、火山の火を上手く配置する。
1号の国。
わたし「え、1号のスタートタイル中央じゃないんだ!」
1号「うん、真ん中にならなかったけど、5ます×5ますはできた」
わたし「すごい、わたしなら真ん中じゃなくなった時点で、絶対5ます×5ますはできなかったと思うよ」
マジで尊敬(笑)。
計算してみると、2号の勝ち、以下わたし、1号。
これは手軽でおもしろいってんで、続けてトーテムモードもプレイ。
トーテムモードでは、わたしが一目ぼれした小さいこまが登場。
ドミノタイルを出したら、シンボルがかかれているタイルにそのこまをのせるんだけど、これがカワイイ!
懲りずに(笑)1枚目から火山を取るわたし(笑)。
せっかく魚がもらえたのに…
火山の火が飛んできて…
魚がいなくなっちゃった。
こまがカワイイとか言っときながら、ひどい仕打ち(笑)。
火山モードで、つい火山に意識がいっちゃったけど、ホントはちゃんと火がついたタイルを集めるべきだと思ったわたしは、それなりに(笑)火を狙うようになる。
火山に魚を取られたけど(笑)、ちゃんと魚だけでなくマンモスも取り返す。
やっぱりこまがのってると、すごくカワイイ(笑)。
楽しさが全然違うっ(単純・笑)!
その後2号は…
森専門(笑)。
キノコが生えてるか、火があるかの満員の森(笑)。
1号は…
草原にマンモスを飼う(笑)。
そーいえば、1号は昔マンモスにハマり(笑)、口を開くと「マンモス」しか言わなかった時期があったっけ。
その頃集めたマンモスグッズは、今もあちこちに置かれてる(笑)。
そして、わたしは…
1号と2号が火山回避するので、なんとなく「もったいない(って何が???)」気がしてついつい火山を集めてしまう貧乏性。
こんなにあちこちに火をつけて、放火犯かっつーの(笑)。
せっかくもらったボーナスタイルも、火山の火でこまが減ってしまうので、すぐ1号か2号に渡すことになる(笑)。
結局、今回も湖専門となったわたしは、湖を広げる。
ようやく魚のボーナスタイルが来たっ!
これは確保したいっ!
終盤は、予想外のことが起こる(特に、わたしの場合・笑)。
湖を広げようとしたタイルなのに、よく見たら火がついた草原を優先したほうが得点が高くなることに気が付いて、自分の読みの甘さに自分で舌打ち(笑)。
そんなこんなで、あっという間に終了。
わたしの国。
1号と2号が避けまくった火山を集めまくって、5つ(笑)。
しかも、4つは火が1つ…これって、効率いいんだろうか(笑)?
2号の国。
火山は3つだけど、火が2つを集める。
森は大き目で、しかも火も集めて、キノコぎっしり(笑)。
1号の国。
1号「1枚タイル置けなかった…」
あ…
1号「しかも、マンモス集めたけど、火がない…」
え…
タイミングが合わないと、ほんっと合わない…
得点計算すると…2点差でわたしの勝ち、以下2号、1号。
1号は、タイルが全部置けなかった上に、最大地形に火がなかったのが痛かった!
ここで、時間切れ。
洞窟モードは、次回絶対遊ぶっ!
1号「タイルの絵がかわいいなと思った。トーテムモードは、昔から好きなマンモスがいっぱい出てきて楽しかったけど、火を集めるの、忘れた(笑)」
2号「火山の火を動かすのにすごく悩んだ。トーテムモードは、こまをいっぱい集めるのがおもしろいし、上手く火を動かせると気持ちいい」
とのこと。
これ、やっぱりおもしろーい!
「キングドミノ」の進化系として、ひっじょーに完成度が高いっ!
もともとルールが簡単なところに、新しいルールを追加するだけなので、遊びやすさはほとんど変わらず、おもしろさを上手く増やしたという感じです。
わたしたちは、素直に1から順番に遊んでいきましたが、違和感なく新しいルールで遊べたので、おすすめです。
火山チップの動かし方は、さすがと思いました。
縦横だけでなく、ななめも可、そのうえタイルが置かれてないます目もカウントできるっていうのは、とっても自然でした(笑)。
こういう「遊び」の部分が、すごく心地いいなと思います。
今回は、時間切れで3の洞窟モードは遊べませんでしたが、次は絶対これで遊ぼうと思います。
☆今日のありがとう☆
その1
今日は、天気悪し。
しかも、寒い…一体何月という気分です。
その2
予定が一転二転三転して、全く予想外の展開に。
そんなわけで、記事のアップが大幅に遅れました。
でも、アップできてよかった。
その3
ひさしぶりに5人でゲームしたんだけど、めちゃくちゃ楽しかった!
一緒に遊んでくれて、ありがとう!
その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪