紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

キングドミノ(Kingdomino)

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ドミノ系タイル並べ(笑)

あなたは王国の君主です。
領土を広げるために、土地を探しています。
いいタイミングでいい土地を手に入れなければなりません。
そうすれば、あなたの王国がどこよりも名声の高い王国となるのは間違いありません。

No.106

・キングドミノ(Kingdomino)

・Bruno Cathala作

・Pegasus Spiele

・8歳から

・2人から4人

・日本語化…必要ありません

・Spiel des Jahres受賞(2017年)

2017年にSpiel des Jahresを受賞したキングドミノですが、わたしは最近まで購入すらしていませんでした(笑)。
ドミノなら、1号、2号が幼稚園のころ散々遊ばされて、もーいーわーっという気分だったのです。
でも、ブログ始めたし(笑)今さらですがSpiel des Jahresはできるだけやってみようと思い、注文しました。

各プレイヤーは、お城タイルとお城、王様こま2個をうけとり、お城タイルの上にお城をのせ王様こまをいれます。

ドミノタイルはよくきって、人数に合わせた枚数を数字が上になるようにして塔にいれます。
人数に合わせた枚数を塔から出して、数字順に並べ表にします。

プレイヤーは順番に欲しいドミノタイルの上に王様こまをおきます。
もう王様こまがおかれたドミノタイルにはおけません。
全員王様こまをおいたら、塔からまたドミノタイルを出して、数字順に並べ表にします。

1番数字が小さいプレイヤーから順番に、王様こまをおいたドミノタイルをうけとり、自分の王国をつくります。
その際…
・すでにあるお城タイルかドミノタイルに接しておくこと
・お城タイルには、どの種類のドミノタイルでもおけますが、ドミノタイルに接しておくときは、1ますは同じ種類に接しておかなければなりません
・王国は最大5×5になるようにおきます。それ以上は広げられません。
に気をつけます。
ドミノタイルをおくことができない場合は、ドミノタイルをゲームから取り除きます。

ドミノタイルおいたら、王様こまを次の列のドミノタイルのいずれかにおきます。
これをドミノタイルがなくなるまで繰り返します。

ドミノタイルが塔からなくなったら、最後のラウンドです。
ドミノタイルを選び、おけたらおき、ゲーム終了です。

得点計算は…
・上下左右に接した各種類の土地のます目数を数え、その土地の中に王冠がある場合は、土地のます目数×王冠
・同じ土地が2か所以上に離れてできた場合も、それぞれを計算し、得点します。
・王冠のない土地は得点になりません。
となります。
得点表に書き込み、計算し、1番得点の多かった人が勝ちです。

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足はひっぱるものではありませんでした。

お昼ご飯の前に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ルールを説明したら、2人ともすぐ理解。
遊びやすいゲームだと思います。

序盤は手探りでタイルをおいてゆく…2号は王冠付きの海タイルをきれいにならべ、わたしは王冠付き森。
タイルを取る順番というのがとても自然で分かりやすい。
1号も2号も5×5ますをうまくイメージしているみたいだけど、わたしはいつものように行き当たりばったり(笑)。
2号にいたっては、「あ、早く次のタイル出して。それによっておく場所決めるから」とのこと…そんなことまで考えてるの(笑)!!

途中、1号が王冠付きの沼をとり、その次のタイルにも王冠付きの沼が出ていて、もしわたしが沼を取らなかったら確実に1号が得点するという場面があり。
ここは足をひっぱったほうがいいかなぁと思い、沼タイルに王様こまをおく。

…これが失敗でした(笑)。
確かに1号の足はひっぱりましたが、ついでに自分の足もひっぱって、どうおいても5×5にはおけないようになってしまったわたしの王国(笑)。
しかも沼タイルの得点たった2点…人の足ひっぱるまえに、自分の状況を確認しましょうという教訓が残りました(笑)。

2号はその後もせっせと海タイルを集め、1号は森を広げ、わたしだけがまさに行き当たりばったり、全く計画性のない状態=低得点。
1号、2号は見事に5×5ますに並べて、結局2号、1号、ずっと離れてわたし、の順番でした。
2号は海で大量得点…いいなぁ、海行きたい…(ちがうっ)

ちょうど「もう乗れないよぅ」を遊んだ後だったせいか、「キングドミノ」のすっきりしたルールと、遊びやすさに感動。
Spiel des Jahresって「たまにボードゲームで遊ぶ人も楽しめるゲーム(意訳しすぎ)」がコンセプトだと思うので、その点では「キングドミノ」のすぐ理解できてすぐ遊べるというのはピッタリだと思いました。

1号も2号も気に入っていましたが、2号は「…でもさー、なんでこのお城にわざわざ王様のこま入ってるの?途中でどっか行くのかと思ったけど、どこにも行かないし。つまんない」と言っていました。
確かに、あんなりっぱな王様こま、しかもお城にいれたらほとんど見えないのに…なぜなんだろう…

でも…そういうつもりは全然なかったけど…Queendominoが気になる(笑)!

 

☆今日のありがとう☆
確認のために、いくつか再プレイに付き合ってもらいました。
1号、2号、ホントにありがとう。