紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ドラゴミノ(Dragomino)

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宝探しならぬ、たまご探し(笑)

ドラゴン研究者として、わくわくするドラゴン島を探検しましょう。
そこでキラキラ光っているのは、ドラゴンのたまごでしょうか?
1番多くドラゴンの子どもを見つけられるのは誰でしょうか?

No.299

・ ドラゴミノ(Dragomino)

・Bruno Cathala und Marie und Wilfried Fort作

・Pegasus Spiele

・5歳から

・2人から4人

・時間…15分から20分

・日本語化…必要ありません

・Kinderspiel des Jahres(2021年)受賞

あちこちから散々おすすめされたけど、「これ、キングドミノの焼き直しっぽいな…」と流していたら、2021年のKinderspiel des Jahresにノミネート!
今年のKinderspiel des Jahresにノミネートされた作品は1つも遊んでいないので、1つぐらい遊びたいなと思い購入。

各プレイヤーは、スタートタイルを自分の前におきます。
ドラゴンのたまごは色別にして、たまごの面を上にしておきます。
タイルはよく混ぜて、箱のタイル入れに入れます。
ドラゴンのお母さんは、1番小さいプレイヤーがもらいます。

タイル入れに入っているタイルを4枚出し、場に表にならべます。
ドラゴンのお母さんを持っているプレイヤーがスタートプレイヤーで、場から1枚タイルを選んで、自分のスタートタイルに接するようにおきます(角と角を合わせるのはダメ)。
同じ種類の土地同士を接するようにおけたら、その土地のドラゴンのたまごがもらえます。
ドラゴンのたまごを1つ選んで、接するようにおいた2枚のタイルの中央に表にしておきます。

→ドラゴンの子どもが生まれた!
おめでとう!
ドラゴンの子どもは1点です。

→からっぽだった…
残念!
でも、ドラゴンのお母さんが来てくれます。
ドラゴンのお母さんがいると、次のラウンドではスタートプレイヤーとして、1番最初に場のタイルを選ぶことができます。

これをくりかえして、ドミノ入れのドミノタイルがすべて出されたら、終了です。
ドラゴンの子ども1匹につき1点、ドラゴンのお母さんも1点で計算し、得点が1番多かったプレイヤーの勝ちです。

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さあ、探検に出かけよう!

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
通常ルールだとやさしすぎるだろうと、ドラゴンの泉ルール(泉のかかれたタイルを同じ土地に接しておくと、たまごを2つこっそり見て、好きな方1つをタイルの上におくことができる)も一気に導入。
…子どもが大きくなったなぁと思う瞬間(笑)。

ルールをざっと説明…と言っても、「なるべく同じ土地をくっつける」「くっつけておけたらたまごが出てくる」「ドラゴンの子どもだったら得点」で充分(笑)。
1号も2号も「キングドミノ」で遊んだことがあるし、すぐ理解。

一応「1番小さい人(笑)」ということで、2号から。
スタートタイルが、雪原と砂漠(極端だなぁ…)なので、2号は雪原と山岳を選び、雪原でたまごをもらって表にすると…ドラゴンの子どもが出てきた!
「おしっ…って、なんか結構うれしいね、コレ」と2号。
1号は、砂漠を選んでたまごもらって…ドラゴンの子どもが出てきた!
めっちゃうらやましいんですけどー(笑)。

わたしは、雪原と森を選び、雪原でたまごをもらう…えーっ、空っぽー!
なんでー、1号も2号もドラゴンの子ども、もらったのにー(笑)!
「ダイジョウブだよ、ほら、おかーさんあげる」と2号が、ドラゴンのお母さんを渡してくれる…なんか微妙な気分(笑)。

次はわたしから。
火山は、たまごの数が少ないから子どもが出てくる確率が高いかなぁと思い、森と火山のタイルを選ぶ。
森でたまごもらって…「やたー、子ども生まれたー!」
…たったそれだけなのに、めちゃくちゃうれしい(笑)!
ゲーマー2号は「…これ、たまごが少ないほうが子どもが生まれる確率高いのかな?」とつぶやく…勘のいいヤツだな、全く(笑)。

しばらくして、1号は雪原と雪原のタイルをとり、泉を組み合わせて、2辺でたまごを2つから選べるようにする。
「それ、いいねぇ」と2号。
「うん、2回もできるっていいなぁ」とわたし。
1回目は、ドラゴンの子どもをおいたのに、2回目は…空っぽのたまごをおく1号…
「え?なんで、空っぽ…」と言いかけたら、すかさず2号が「あ、両方とも空だったんだ!!」…うっひゃー、そういうこともあるわけか!

たまご2つも見たら、1つはドラゴンの子どもが出てくる気がするけど、たまごの数によってはその確率がガクンっと少なくなる。
しかも、ゲーム終盤でたまごの数が少なかったらますます厳しいかも…

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左右対称の美しい島(偶然です・笑)

そんなこんなで、最初は空のたまごが見つかったけど、わたしが挽回して勝ち。
以下、2号、1号。

2号は早速たまごの数と、ドラゴンの子どもの数を確認。
「全部一緒じゃん、全部7匹だ!」と2号がいえば、1号は「…ということは、火山とか山岳のほうが子どもが出てくる可能性が高いってこと?」「そうなるね」
たまごは、種類によって9個から14個あるけれど、子どもはどの種類も7匹ずつということが分かると、俄然おもしろくなってくる(笑)。

これはおもしろいってんで、そのまま2回戦。
今度は全員、火山や山岳を狙い始める(笑)。

2号は、うまく火山タイルをならべたものの、1号は、タイルのめぐりがついてなかったらしく、泉がない雪原ばかりあつまってしまって、ドラゴンの子どもが生まれない。
わたしは、砂漠の泉が枯渇するのではないかと思うぐらい活用(笑)。
「泉、結構使えるよね」と2号がいうと、「ドラゴンの子どもが出てきたらねっ!」と1号(笑)。
…確かに、2つみて両方空っぽだったらがっくりだよね(笑)。

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泉、絶対枯渇してる(笑)

2回目は、泉を使い倒したわたしの勝ち。
以下、2号、1号。

「ドラゴミノ」は、確かに子ども用ですが、仕組みに気がつくと、大人も熱くなるゲームに変身します。
たまごの数と子どもの数のバランスもそうですが、タイルも子どもが生まれにくい土地に泉を配置。
そうすることによって、子どもが生まれやすくなっているのです。
このバランスは、シンプルにしてさすがとしか言いようがない!

運の要素はかなり高いかもしれませんが、プレイ時間は短いので、何度か遊んでみて欲しいです。
何度か遊んでタイル構成にも慣れてくると、そこからが本番だと思います(笑)。
たまごから生まれてくるドラゴンの子どもたちが、かわいいです。

 

キングドミノ オリジンズこちら

 

☆今日のありがとう☆

その1
スーパーで、タッパーの安売りが。
このサイズ、「マイシティ」のタイル入れるのにいいかも…あ、ちょうど4つ残ってるじゃん!
いただきー…と抱えて、買い物かごを持って待っていた1号のところへ。
「これ、安かったから…」と言いながらかごにいれると、「うん、いいんじゃない?」と1号。
ふと思いついて、「あ、でも、これお弁当箱にはしないよ?」と言ったら、「そんなん分かってるよ、それをお弁当箱にしないことぐらい。ゲームのこまとか入れるんでしょ?」
…お見通しだった(笑)。
「うん、『マイシティ』のタイル入れようと思って」と言ったら、「ちょうどよさそうじゃん」(笑)。
ありがとー、背中押してくれて(爆)。

その2
天気は悪いし、やることはいっぱいだし、だったけど、なんとかこなせました!
やればできるっ、がんばりまーっす。

その3
ちょっとひっかかることが起きたんだけど、夫に話したら、またもや見事に整理してくれちゃいました。
あー、そういうことだったんだーっと目からウロコがぼとぼとっと落ちた感じ。
いつも本当にありがとう。