紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ティムくんのハッスルチーム ティムくんの根性チーム(Tims Tüftel-Team)

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ちょっと仕掛けのあるドミノ倒しです

おかしなプレゼント販売機が壊れてしまいました。
おかしなプレゼントがまたちゃんと出てくるように、ティムとその仲間たちが販売機を直すのを手伝ってください。
そのためには、正しい部品同士をドミノでつながなければなりません。
ティムたちは、すでに作業を始めています。
きみたちがちゃんと修理できたかどうかは、最後に分かります。
最後のドミノがちゃんとゴールに着いたかな?

No.168

・ティムくんの根性チーム(Tims Tüftel-Team)

・Gunter Baars作

・Ravensburger

・5歳から9歳

・2人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

これは、Gunter Baarsさん作だということで購入。
Gunter Baarsさんは、「ランペルリッターの決闘」や「のぼる カエル城」「おばけのわな」といったアナログゲームの利点を行かしたゲームを作る方です。

スタート台とこま、ドミノはわきにおいておきます。
部品タイルは、白い面を表にして机の上に広げます。
各タイルの間は、初級では短めに、上級では長めにとります。
各プレイヤーは、予想チップを1枚ずつうけとります。
プレゼントチップは、りぼんのかかった面を上にして積み重ねておきます。
特殊ドミノの平均台と、ボール、シーソーは上級ルールで使います。

まず部品タイルを1枚黄色い面にします。
そこに書かれた部品と同じ部品タイルを探します。
黄色い部品タイルがスタート地点で、白い部品タイルがゴールです。

手番がきたら、さいころをふります。
Xが出たら、お休みです。
数が出たら、その数ぶんドミノをおきます。
一番最初のドミノは、スタートタイルの中央におきます。
以後は、ゴールタイルに向けてドミノタイルをならべます。
途中他の部品タイルがあったら、それを避けるようにドミノをおきます。

ドミノをおいたら、手番終了です。
あるいは、最後においたドミノがゴールタイルに届きそうだったら、最後のドミノをおいたプレイヤー以外は、予想チップで予想します。
最後のドミノがゴールにたどり着くと思ったら、緑の面を上に、たどり着かないと思ったら赤い面を上にして、全員同時に自分の前におきます。

最後のドミノをおいたプレイヤーは、スタート台とこまを受け取り、スタート台をスタートタイルの上のドミノのそばにセットして、こまを転がします。

最後のドミノがゴールタイルの上に倒れたら、こまを転がしたプレイヤーと、成功する予想したプレイヤーは、プレゼントを1つずつもらいます。
最後のドミノがゴールタイルの上に倒れなかったり、途中で止まってしまった場合は、失敗すると予想したプレイヤーがプレゼントを1つずつもらいます。

部品タイルを6つ修理したらゲーム終了です。
プレゼントを一番多く持っているプレイヤーの勝ちです。

上級ルールでは…
ドミノをおくとき、ドミノの代わりに特殊ドミノの平均台か、ボール、シーソーをおきます。
1ラウンドにつき1つ特殊ドミノをおきます。
特殊ドミノをおくときは、その前に普通のドミノが2つ以上、その後ろに普通のドミノが1つ以上あるようにします。
その条件を満たせば、誰でも好きな時に特殊ドミノをおくことができます。

 

ようやく明るい(笑)午後に2号とわたしの2人でプレイ。
「昔遊んだけど…覚えてない?」と聞いたら「覚えてない」と即答(笑)。
はー、そーっでっか(笑)。

まずは、初級ルールでやってみる。
さいころがなぜか4を連発してくれて、あっさりつながる。
で、スタート台(これは、販売機にお金を入れるつもりらしい)をセットして…ゴール到着!
…簡単すぎ(笑)。
部品タイル同士の間に、他の部品タイルがあったら多少悩むけど、あっさりさっぱり(笑)。

なので、すぐに上級ルールで、しかも特殊ドミノは全部使うことにする(大人ルール・笑)。
2号はボールに興味深々…さすがボール好き(笑)。
今度はタイルの間も大きめにとって、さいころをふる。
いきなりX(笑)。
「やる気そがれるなぁ…」とわたしが言うと、「ダイジョウブ、すぐできるって」と言った2号もしっかりXを出す(笑)。
「なんか、作るなって感じ?」2人で思わず吹き出す。

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完成!

そのあとは、ちゃんと数字が出てきたので2人でちゃくちゃくと並べる。
わたしは、まずシーソー…説明書にも書いてあったけれど、シーソーのへりに平行にのせるか直角にのせるか悩む。
倒したくなかったので、直角にしたら「いやー、そこはまっすぐじゃないの?」と言いながら2号が器用に平行にのせる。
…ちっ(笑)。

そして、今度は2号が希望通りボールをセット。
最後に平均台をおく…「平均台、ホントにうまくいくかなぁ」とわたしが言うと「ダイジョウブなんじゃない?結構これ、つるつるしてるし」と2号。

そして、スタート台セットして玉を転がすと…ほんっと一瞬の出来事だったけど、全部倒れてた(笑)。
結構うまくいくんだなぁという感じ。
2号は「アイディアはおもしろいけど…ドミノの数が少なすぎる。もっとあったらもっとおもしろいと思う」とのこと。

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ゴールできました!

2号の言う通り、アイディアはとてもおもしろいけど、ドミノの数が少なすぎて一瞬で終わってしまうのが残念。
対象年齢5歳から9歳にした理由がよく分かります。
ボールとか平均台とかシーソーとか、仕掛けが凝っている分、なおさらドミノが少なすぎる気がしてしまう…でも、こんなゲーム買おうというお家にはたいていすでにドミノがあるから、そっちを(も?)使えってことなのかな(笑)。
いずれにせよ、大人だけで遊ぶのはおすすめしませんが、対象年齢のお子さんがいるのならぜひ遊んで欲しいです。

 

☆今日のありがとう☆
すごくうれしいメールをいただきました!
ありがとうございます。
それから、今日はもう一つ。
備えあれば憂いなしっと思って、ボードゲームショップに行きました(笑)。
いろいろ眺めていたら…お父さんぽい男性がいらして、店員さんに「あのー、Exitの奇妙な美術館あります?」と。
店員さんが差し出すと「またロックダウンかもしれないから、子どもに頼まれたんですよ」とうれしそう。
この方なら、ロックダウンになってもきっとお子さんと楽しんじゃうんだろうなーなんて思って、わたしもうれしくなりました。