紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ウボンゴ(Ubongo)

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完成したら「ウボンゴ!」

早い!
おもしろい!
簡単!

早い!
全プレイヤーが、同時にウボンゴフィールドをピースでうめていく…だから、早い!

おもしろい!
やればやるほどおもしろくなって、やめられなくなる...だから、おもしろい!

簡単!
ウボンゴのルールは、数行で説明できてしまう…だから、簡単!

No.208

・ウボンゴ(Ubongo)

・Grzegorz Rejchtman作

・Kosmos

・8歳から

・2人から4人

・時間…20分から30分

・日本語化…必要ありません

・Preis der Wiener Spiele Akademie Spiele Hits für Familien受賞(2005年)

「ウボンゴ」は2003年に発売されて以来、いろんなバージョンが出ています。
ウチにあるのは、この「ウボンゴ」と「ウボンゴ・エクストリームミニ」です。
「ウボンゴ・エクストリームミニ」は、例のごとく(笑)1号が学校で遊んだというので購入…それ以降、購入していないということで察してください(笑)。

得点ボードを組み合わせて、宝石をならべます。
ひとつの穴にひとつずつおきます。

各プレイヤーは、こまと12種類のピースを受け取ります。
こまは、得点ボードのオレンジのますにおきます。
どこにおいても、また、同じますに2つ以上こまがあってもかまいません。

通常モード(黄色)か、上級モード(緑)を選びます。
問題ボードを人数に合わせた数にします。

各プレイヤーは、1枚ずつ問題ボードを受け取ります。
スタートプレイヤーは、砂時計をひっくり返し、さいころをふり、プレイヤーは全員出たシンボルの隣にかかれたピースをつかって、問題ボードのフィールドをうめます。
フィールドの枠内をピースでうめることができたら、「ウボンゴ」と言って、人数と順位に合わせて得点ボードの自分のこまを動かし(動かさなくてもかまいません)その列の前から2つの宝石をもらいます。
宝石をもらうまえに砂時計が落ちてしまったら、宝石はもらえません。

砂時計が落ちたらラウンド終了で、各プレイヤーは新しい問題ボードを受け取ります。
それを問題ボートがなくなるまで繰り返します。

問題ボードがなくなったら、ゲーム終了です。
各プレイヤーは、集めた宝石を色別に数えます。
1色で1番多く宝石を集めたプレイヤーの勝ちです。
例・Aが一番多く集めたのは赤で6個、Bは青で6個だとすると、同点となり、二番目に多くあつめた宝石の数で改めて勝敗が決まります。

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気分はアフリカ!

めずらしく晴れた午後に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
「あ、ひさしぶりー、これ前よくやったよねぇ」と1号。
「覚えてる?」と言ったら、「うん、覚えてる。学校でもやったよ」…そうか、これも学校でやったんだっけ。

ひさしぶりだし、とりあえず通常モードで始める。
2号は「えー、難しい方でいいよー」と言ったけど、ナメて痛い目に遭いたくないっつーの(笑)。
それに、途中で上級モードにしてもいいんだし。

まずは、2号がさいころをふり、砂時計をひっくり返す。
出たのは、へび…だよね、これ(笑)。

ピース選んで、うめるだけ…なのに、めっちゃ悩むんですけどー(笑)。
1号2号も、無言でピースをくるくる回してる…よかった、通常モードで始めて。

…と、1号「ウボンゴ!」2号「ウボンゴ!」…ちょっと遅れてわたし「ウボンゴ!」。
3人とも時間内だったので、宝石2こずつもらう。
「あ、1番最初に終わった人は、こまを3ますまで、2番は2ますまで、3番は1ますまで動かしていいからね。動かしたくなかったらそのまんまでもいいよ」と言うと、「ふーん」と2号があやふやな顔…そんな難しいこと言ったつもりないけど(笑)。

2ラウンド目。
1号がさいころをふり、またへび。
「またへびか…」と言いながら、ピースを3つ出して並べ…
1号「ウボンゴっ!」…早っ。
でも、2号もわたしも意外に手間取る…それでもなんとか2人とも時間内に完成させて、宝石ももらえる。

そこで2号が「宝石って、いっぱい集めたらいいの?」と聞いてくる。
すると1号が「同じ色をいっぱい集めたほうがいいんだってば。まま説明してたじゃん」と言うと、2号お約束のように「聞いてない!」…やっぱり。
「えー、そしたらダメじゃんー、全部違う色持ってるー」…確かに、2号の宝石は今のところ全部違う色(笑)。
1号もわたしも、2つ同じ色を集めてるのに。
「だから、話は聞けって言ってんの!」と言うと、「聞いてたってばー!」…じゃあなんで1号は知ってるのよっ(笑)。

…気を取り直して3ラウンド目。
わたしがさいころをふり、砂時計をひっくり返す。
「えーっと…かめ?」と言ったら、1号も2号もふきだして「かめじゃないよ、これ盾と槍じゃん」…あっそ。

かめで集中力がそがれたか、1号2号が秒で「ウボンゴっ!」と叫んだのに、わたしだけうろうろ…ちくしょー、この凸のピースがぁー(笑)。
「ウボンゴ…」ぎりっぎりでなんとか宝石もらえたけど、選ぶヒマなかった。

秒でできるときは、ほんっと早いんだけど、一度つまずくと結構かかる。
最初の1ピースが正しいと、あとは雪崩のように分かるんだけど、それが間違ってるとどんどん深みにはまって出てこれない…

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上級モードでは4ピース使います

そんなこんなで、できる時はめっちゃ早く、できないときはぎりぎり…でも慣れたかなと上級モードでやってみる。

2号がさいころをふり、砂時計をひっくり返して…「えーと、しか?馬…じゃないよね」…このシンボル、結構問題あり(笑)。
4ピースになって難しいかもっと身構えていたのに、あっさり「ウボンゴ」。
1号もすぐに「ウボンゴ」…残る一人が…なかなかできない。
「なんで?どうしてできないんだろ…」…これは深みにはまったな(笑)。
2号初めて時間内で完成できず。

そのあとは、上級モードでも全員完成できる。
最初の1ピースって、ほんっと大事。
結局、1号が勝ち、以下わたし、2号でした。

久しぶりに遊んだけれど、やっぱりすっごく楽しかったです。
簡単なルールで、すぐに始められるというのもポイント高い!
デザインがアフリカっぽくて、雰囲気を盛り上げてくれます。
考えてみたら、「ウボンゴ」のデザインがごくごく普通のパズルで、さいころも普通のさいころだったら、知能テストまっしぐら(笑)。
デザインって大事です(真顔)。

あとは、ソロプレイ感ですが、ウチでは気にならず…まぁ、ウチは基本的にソロだろうが何だろうがぺちゃくちゃおしゃべりしながらやるからかもしれませんが。
おかげで、相談しちゃいけないゲーム(要は、チケットトゥライド・アジア)が大変なことになります(笑)。

…って、話がそれました。
ゲームに慣れてない人でもすぐ遊べるとてもよくできたゲームだと思います。
拡張を加えれば、5人6人でも遊べます。

ちなみに、ウボンゴとはスワヒリ語で「頭脳」「知性」という意味だそうです。
次はエクストリームに再挑戦…できるかな(笑)?

 

☆今日のありがとう☆
その1
スーパーのコーヒー紅茶売り場で、おばあちゃんに「すみません、あのーお茶探してるんだけど…咳が止まるお茶なんだけど…」と話しかけられました。
咳が止まるお茶って、確かここじゃなくて隣の棚だったはずだと思って、そっちを探すと…あった!
「これですか?」と聞いたら、「そう、それよっ、あー、ありがとうっ、ホントにありがとう!!」とすごくよろこんでくれて、わたしもうれしくなりました。

その2
…という話を1号にしたら、「…そのおばあちゃん、よくアジア人のままにきいたよね」と。
言われてみたら、確かに(笑)。
誰でもよかったんだろうなとは思うけれど、でもありがたいことです。