引っ越ししがいがある…運送屋さんにとっては。
ただし、ちょうどいいトラックがあれば、の話。
さいころの目によって、プレイヤーの積み荷の量が決まります。
小さめの積み荷が多いこともあれば、かさばる大きい積み荷があることもあります。
様々な積載量のトラックが同時に表になります。
1段しか積めないトラックもあれば、何段も積めるトラックもあります。
ちょうどいい大きさのトラックを素早く持ってきて、積み荷をのせましょう。
トラックにのせられない積み荷は、大きなマイナス点になります。
でも、トラックに空きがある場合もマイナス点になります。
だれが1番腕のいい運送屋さんでしょうか?
みんなが楽しめるおもしろいテーマの騒がしいゲームです。
No.255
・ザックンパック(Zack & Pack)
・Bernd Eisenstein作
・Kosmos
・10歳から
・3人から6人
・時間…30分
・日本語化…必要ありません
今、なぜか個人的に「ウボンゴ3D」が気になっています。
「ウボンゴ エクストリーム ミニ」でこりて、「ウボンゴ」はオリジナルだけっと決心したはずなのに(笑)。
で、自分を戒めようと出してきたのが「ザックンパック」。
これもウボンゴ系(笑)で、積み荷(積み木)をトラックに積むというもの。
1号と2号が好きそうだなと思って購入したのですが、反応がイマイチだった記憶が…よし、これでがっかりして「ウボンゴ3D」あきらめよう(めっちゃ邪道・笑)。
各プレイヤーは、チップを75点分もらいます。
順番にさいころをふって、さいころの出た目の数、さいころの色の積み荷をもらいます。
それから、ひとり2台ずつトラックをもらいます。
トラックは裏返しにして、自分の前におきます。
残りのトラックは、裏返しにして積み重ね山札にします。
スタートの合図で、全員一斉にトラックを表にします。
表になったトラックから、自分の積み荷が全部のせられそうなトラックを選び、素早くとります。
ただし、自分が表にしたトラックはとることができません。
1番最後になったプレイヤーは、表になったトラックではなく、トラックの山札の1番上のトラックをとります。
表になったトラック以外のトラックが欲しいプレイヤーも、トラックの山札の1番上のトラックをとってかまいません。
それから、全員一斉にトラックに積み荷をのせます。
トラックにかかれた数字の高さ(3なら、3段)まで積むことができます。
完成したら、点数計算をします。
・積み荷が少なすぎた場合
トラックにのせられる量に対して、積み荷(積み木)が少なすぎた場合は、立方体(白い積み荷)1つにつき、マイナス1点です。
・積み荷が多すぎた場合
トラックにのせられる量に対して、積み荷(積み木)が多すぎた場合は、立方体(白い積み荷)1つにつき、マイナス2点です。
・積み荷がすべてのせられず、なおかつトラックにのせられる量に対して、のせた積み荷(積み木)が少なすぎた場合
のせられなかった積み荷は、立方体(白い積み荷)1つにつきマイナス2点、トラックののせられる量に対して少なすぎた分は、立方体(白い積み荷)1つにつきマイナス1点です。
得点を計算し、マイナス点のチップを戻します。
1番マイナス点が少なかったプレイヤーは、10点もらいます。
これを何ラウンドか繰り返し、チップがなくなったプレイヤーが出たら、ゲーム終了です。
1番多くチップを持っているプレイヤーの勝ちです。
天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
「あー、これ…」と1号も2号も反応が鈍い(笑)。
「遊んだの、覚えてる?」と聞いたら、「覚えてないけど…」…覚えてないけど、微妙な気がするらしい(笑)。
さいころをふって、積み荷を決めて、トラックを表にして…ここの早取りがうまくいけば、あとはのんびり自分のペースで積み荷をのせるだけ。
前もって「まずぴったりにならないから。なるべくマイナスを減らすゲームだから」と言っといたけど、のせるとなるとぴったりのせたいのが本能というもの(笑)。
順番にさいころをふって、積み荷をもらう。
わたしは思いついて、積み荷をならべて何ますか数える(笑)。
だいたいこれぐらい、と目星をつけてトラックをとろうと思ったんだけど…そうだ、早取り苦手なんだった(笑)。
きれいに出遅れ(笑)1番遅かったので、山札から1枚…ところが、これがいい感じ。
1つあまっただけで、何とかのせる。
1号は2つ、2号は3つの空きで完成。
2号が「なんか、全部うまってないのがやだなぁ」と言うと、1号も「うん、空いているのが気持ち悪い」…やっぱりそうきたかー。
わたしは、1つあまったけれど全部のせられたので、それなりに「できたー!」って感じがしたけど、1号も2号も全部のせられたけど空きもある状態で、中途半端な感じ。
3人とも似たようなマイナス点で、次のラウンドへ。
何度かやると、1番長い青い積み荷が問題になることが分かってくる(笑)。
他の積み荷はどのトラックでもたいてい積めるけど、青い積み荷だけは長さが足りなくて積めないトラックが結構ある…なんでそんな意地悪を(笑)。
2号は2度もトラックの早取りで、青い積み荷があるのにもかかわらず、青い積み荷はのせられないトラックをとってしまう。
「あ、またやった!青がのらないー!!」と2号。
わたしはといえば、どちらかというと空きが出るトラックをとりまくる…そっちのほうがマイナス少ないし(笑)。
1号も空きが出るトラックが多かったけど、やっぱり1度青い積み荷があるのに青い積み荷が乗らないトラックをとって「間違った!!」と叫ぶ(笑)。
終始少な目のマイナス点でこなしたわたしに対して、2号は毎回派手にマイナス点をくらう。
「もうやんないからね、このゲームっ」…でた、もうやんない宣言(笑)。
でも、久しぶり(そこじゃないっ)。
次のラウンドは…あーっ、鬼門の青い積み荷が出た!
これをのせられるトラックを絶対とらねば…となるべく大きいのをとったら、2号が「あ、もうどれもダメだ!」というので、「そういうときは、表になったトラックじゃなくて、山札からとってもいいんだよ」と言ったら、「じゃあ、そうする…」。
2号が山札からとったトラックはなんと4段までいける!
わたしは、カンで適当にとったトラックだったのに、1ます空いただけだったのでにんまりしていたら、2号は「今度のトラック、デカすぎっ」(笑)。
どーもうまくいかないらしい…
そんなこんなで、2号の一人負け(笑)。
勝ったのはわたし、以下1号、2号。
「ザックンパック」は今遊ぶと、ちょっと古めかしい気がするかもしれません。
2008年発売ですが、どこかもさっりとした感じがします。
まず、ゲーム中に1号も2号も言ってましたが、ぴったりに積めることはまずないため、「やったー、積めたー!」という爽快感はありません。
積めるか積めないか、で、積めたらラッキーというスタンスがとれたら楽しいと思いますが、積むからにはぴたっと積みたいのが人情(笑)というもの。
また、得点がどんどん減っていくというシステムは、単純にやる気がそがれます。
特に、積み荷を積む作業(=足してゆく作業)とマイナス得点というのはなじまないと思います。
単純に一生懸命積むのに、もらうのはマイナス点って、すっきりしません。
積み終わったとき、さっと計算できないのもネック。
悪いゲームではないのですが、小さい不自然さが全体を覆ってしまった感じです。
あと、箱はどう考えても大きすぎ。
半分ですんだのに、でっかい箱に入れる必要全然なし(笑)。
ちなみに、作者のEisensteinさんは、実際運送業で働かれてるそうです。
グラフィックはとても雰囲気あって好きです。
…で、「ウボンゴ3D」…どうしよう(笑)。
☆今日のありがとう☆
その1
夫の反抗期、ちょっとおさまる。
これだけで、家庭内がホント平和(笑)。
その2
2号とわたし、一触即発…わたしがキレかかったところで、1号がのんびり出てきて「あ、ごめーん、それどころじゃないと思うんだけど…夕飯の支度手伝おうか?」(笑)。
タイミングといい、言い方といい、パーフェクトで、2号もわたしも気持ちが落ち着き、それ以上はモメずに終了。
上手く介入してくれてありがとう!