インカ帝国の金字塔、過去の高度文明の証明となる巨大で不均等な石を信じられないほどの正確さで積み上げた建築を知らない人はいないでしょう。
「ルミ」では、プレイヤー全員で複雑な石を積み上げて、一つの建築物を完成させます。
だれが一番優秀な建築家でしょうか？
石を上手く積み上げることで、自然に判明することでしょう。
No.373
・ルミ（Rumis）
・Stefan Kögl作
・Mumel Spielweikstatt und Verlag
・8歳から108歳
・2人から4人
・時間…15分から45分
・日本語化…必要ありません
「ルミ」は、2003年発売です。
金星くんのHPで記事を読んで、「これは遊んでみたい！」とすぐ購入。
その後、「ブロックス3D」と名前を変え再販されましたが、こちらは積み木がプラスチック…うーん…なんか違う気がする（笑）。
さて、ルールです。
各プレイヤーは、同じ色の積み木をすべて受け取ります。
ボードを1枚選んで、机の中央に置きます。
プレイヤーの人数によって、積み木を積める数が変わるので、確認します。
積み木は必ず枠内に置きます。
一巡目は、積み木を置くとき、
1．ボードにふれていること
2．すでに置かれた積み木があったら、それにもふれていること
が条件になります。
二巡目からは、
1．自分の積み木にふれていること
2．高さの制限を越えないこと
3．空間ができる置き方はできません
が条件になります。
誰も積み木を置けなくなったら、ゲーム終了です。
ボードを真上から見て、各色が何ます見えるか数えます。
そこから、置けなかった積み木1つにつきマイナス1点として計算し、得点が1番多かった人の勝ちです。
「ルミ」は、昔よく家族4人で遊びました。
ルールが簡単だし、プレイ時間も短いので、気楽に遊べましたが、疲労感は半端なかった（笑）。
しかも、置き方によっては…まぁいろいろありましたねぇ（言葉を濁す・笑）。
さて、家族で遊ぶ日（217）。
2号が出かけて、夫（青）、1号（緑）、わたし（赤）の3人でプレイ。
1号は「2人で遊べばいいじゃん」と言ったけど、家族でモメた後だったので、1対1は避けたく（だって、代理戦争じゃん・笑）。
そう言ったら、1号「…気持ちは分かる」（笑）。
ありがとう、分かってくれて（笑）。
まずは、1番シンプルな塔（Chullpa）から。
ざっとルールを説明して、これは説明するより遊んだほうが早いと、1号から積み木を置いてもらう。
「最初の積み木は、ゆかに置かれていること、で、その次からはゆかに置かれていて、なおかつすでに置かれた積み木に触れてなきゃいけないの。で、一巡したら、自分の色の積み木に触れてなきゃいけないの」…言葉で説明するとややこしいんだけど、実際積み木を置くとすぐに理解できる。
このシンプルさは、やっぱりすごい。
1号がわたしの上にのってきたので、すかさずわたしは1号の上にのる（笑）。
まさに取られたら、取り返す（笑）。
夫は後ろで一人ごそごそ…でも、野放しにするとあぶないので、1号とわたし、夫のうえにものる（笑）。
2人とも内心「一番あぶないのはパパ」「一番ヤバいのは夫」と思ってる（笑）。
結局、1号と夫を踏み台（笑）にしたわたしの勝ち、以下夫、1号。
夫、めちゃくちゃムカついてる（笑）。
「もう1回やろう。他のボードあるんでしょ？」というので、今度は壁（Pirka）にしてみる。
壁のボードだと、3ますまでしか積めない。
でも、逆にいうなら3ます積めば、絶対得点になる（笑）。
…そう考えた1号は、3ますの棒を建てる（笑）。
…気持ちは分かるんだけど…あんまり得策じゃない気がしたわたしは、L字型にしてみる（大差ないやろ・笑）。
夫もL字を置く。
そのあとは、まずは陣地を広げねばとわたしは4ます棒をねかせておいてみる。
他の人がのってきても、こんだけ広かったら自分ものれるだろうと（笑）。
わたしが広い面に進出したのを見て、夫は狭い面を独占しようと1号を封じ込めようとする。
…実は、わたしはこれに全然気がつかず、1号がいきなり広い面に出てきたので「ちょっと、パパ野放しにしたらダメじゃん！」と言ったら、「でも、まま、よく見て？パパ、こっち側、独占しようとしてるの」…あーーーーっ！！
…ということは、ほっといたら狭い面は夫の青だけが広がっちゃうの？？
「…ゴメン、分かった。ということは、ままが戦わなければならないわけだね？」…ため息（笑）をつきながら、わたしの赤をあえて狭い面に伸ばす…残念ながら赤は伸ばせるんだよね（笑）。
1号が悠々と緑を積み重ねている間、夫とわたしの青と赤はのったりのられたり…真剣にこいつムカつく！状態（笑）。
夫もわたしもため息つきまくり（笑）…でも、使いやすい積み木をガンガン使いまくって、早々に置けなくなった夫が脱落。
結局最後は全員11ますだったけれど、夫は4つ、1号は1つ、わたしは2つ積み木を残したので、勝ったのは1号、以下、わたし、夫。
夫、もっとムカつきながら「もう1回やろう」
それを聞いた1号「でたよ、パパの『勝つまでやる』」…あー、確かに。
「チケットトゥライド・日本」とかすごかったよね…
夫が、「このボードは、公平じゃないから（笑）、さっきのボードのほうがいい」というので、ふたたび塔（Chullpa）を出してくる。
スタートプレイヤーはやっぱり1号。
何度かプレイすると、全員「とにかく面積稼がねば」と思って、4ます棒をねかせて置くという大人プレイに出る（笑）。
…あー、こうなるといやらしいプレイばっかになるのよねぇ…
しかも1号は、堂々と夫の上にのる…いや、確かにルール守ってますけどね、それやられると、またわたしが夫と戦うことになるのよー（笑）。
夫は、嫌がらせとしか思えないレベルで、わたしが置いた積み木の上に即置きにくる（笑）。
これじゃーストーカーじゃん（笑）。
そういうことなら、こっちにも考えがありますってんで、1号ムシ（笑）。
1号が勝つのが1番平和なんだけど、1号勝たせるには夫を負けさせなければならないわけで（笑）。
1号が勝ったらうれしいけど、夫が勝つとムカつく心理…あーあーあー（笑）。
目には目を、で夫を目の敵にする（笑）。
あーもー、感じ悪い土俵にのることないのにー…と今なら思う（笑）。
夫がわたしの上にのろうもんなら、わたしはその上にのる！
ゲーム終了。
夫とわたし8ますずつ、1号4ます。
ただし、夫は積み木を2つ残したので、わたしの勝ち、以下夫、1号。
へっへーんだ、わたし2勝だよーん（めっちゃ感じ悪いなー・笑）！
まぁ、これはかなり1号のアシストゆえだけど（爆）。
夫「…このゲームはもうやらない」…さすが2号のとーちゃん（笑）。
…って、話がそれましたが（笑）。
「ルミ」は簡単なルールで、めちゃくちゃ熱いです。
思いっ切りアブストラクトですが、わたしはこの感じは好きです…ただし、個人攻撃する人（=夫）と遊ぶと、この記事のように地獄を味わいます（爆）。
一緒に遊んでくれた人が「もうやらない」と言ってしまうような展開にはすべきではないのですが…ちょーっと大人げなかったか（お互い様だっつーの・笑）。
ボードはあと2種類（ピラミッドと階段）があるのですが、そちらはボードの場所によって高さが変わるため、難しいです。
置く時にいちいち確認しなければならないので時間がかかるし、でも完成してもたいていきれいな形にはならないので、満足度が低め。
慣れてから、そちらにチャレンジすることをお勧めします。
ちなみに、出版社のMumel Spielweikstatt und Verlagは、2013年に辞めてしまったようです。
説明書に「ルミ」の積み木に関して「配送中、あるいは暑さで積み木がはがれてしまうことがあるかもしれませんが、市販のボンドで以下の表で確認して貼り合わせてください」とあって、思わずほっこり（笑）。
その後「ルミ」は、「ブロックス3D」として再販されましたが、「ブロックス3D」の積み木はプラスチック…「ルミ」は木の積み木であるというのもゲームの一部だったと思うので、とても残念でした。
次回は、家族がモメてない状態でプレイしたいと思います（爆）。
☆今日のありがとう☆
その1
さて、今日は。
お昼ご飯の準備をしていたら…ガス台（でもガスは使ってない・笑）、温かくならない！！
うっそー、壊れましたか？？？
…電子レンジ壊れたばっかなのにー、次はこれっすか（笑）！？
その2
こっちのガス台（てか、電気台っていう方が正確かな）って、埋め込み式だから、はいそーですかっつって、買いに行けるものではなく。
まずサイズの問題があるし、それが決まっても、設置を頼まなきゃいけない！！
…そう、それが2，3日で来てくれたらめっちゃラッキーっていう国ですからね、もう茫然（笑）。
火が使えなかったら、今日の夕飯すらあやういじゃん！！
その3
脳みそフル回転で、とりあえず簡易コンロを買ってくることにする。
ウチの埋め込み式は古い形なので、これを入れ替えるとなるとそう簡単にはいかないと思ったので、とりあえずしばらく簡易コンロでしのごうと（笑）。
ネットで調べたら、運よく近所の電気やさんに手ごろな値段のコンロを発見！
走って行って購入…助かった…夕飯も、わたしも（笑）。
その4
いや、それにしてもなんでこう立て続けに壊れるの？
もしかして台所、呪われてるとか（笑）？
あとで、塩まいておくか…
その5
来月の旅、もしかしたらと思っていたけれど、やっぱりコロナゆえに中止になりました。
すーごく楽しみだったんだけど…でも今の感染者の爆増見てると、中止のほうがどう考えても賢い判断。
今ムリして、あとで行かなきゃよかったと思うぐらいなら、もう少しガマンして楽しめる状況で改めて行きたいと思ってます。
その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ！
ルンルン♪
