紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ごきぶりサラダ(Kakerlakensalat)

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ごきぶりシリーズ

言い間違いは言い間違い。
というのも、カードを素早く出し切るこのゲームでは、トマトがときどきピーマンだったり、レタスだったり、カリフラワー…あ、いや、やっぱりトマトだったりします。
言い間違ったり、出遅れたり、あるいはどもったりすれば、あっという間にサラダを押し付けられますよ。

No.254

・ごきぶりサラダ(Kakerlakensalat)

Jacques Zeimet

・Drei Magier Spiele

・6歳から99歳

・2人から6人

・時間…10分から20分

・日本語化…必要ありません

時間があまりないけどゲームしたい(主にわたし・笑)というとき思いついて出してきました。
作者のZeimetさんは、「ごきぶりポーカー」や「おばけキャッチ」で有名です。
要は、わたしが苦手なゲームばっかり作っている方だったりする(なのにそのゲームを持ってる摩訶不思議・笑)。
「ごきぶりサラダ」は、わたしが勝手に「ごきぶりシリーズ」と名付けているのゲームの1つです。

カードはよくきって、各プレイヤーに均等にわけます。
あまったカードは箱に戻します。
くばられたカードは裏返しに積み重ねておきます。

手番がきたら、1番上のカードを1枚表にして、場のカードに重ね、かかれている野菜の名前を言います。
ただし
・出したカードが、その前に出されたカード(場に表になっているカード)と同じ野菜だったら、それ以外の野菜の名前を言います(たとえば、その前に出されたカードが「トマト」で、今出されたカードが「トマト」だったら、「ピーマン」か、「カリフラワー」、「レタス」と言います)。
・出したカードが、その前に言われた野菜と同じだったら、それ以外の野菜の名前を言います(たとえば、その前に言われた野菜が「トマト」で、今出されたカードが「トマト」だったら、「トマト」以外の野菜の名前を言います)。

カードには、野菜以外に、野菜とごきぶりがかかれたカードがあります。
これはNGカードで、そのカードが出されたら「ごきぶり」と言います。
NGカードが出たら、今まで出したカードの山のよこに新しい山を作ります。
NGカードが見えている間は、NGカードに書かれた野菜の名前を言ってはいけません。
2つ目の山にもNGカードが出たら、1つめの山に戻りますが、その1手番のみは見えている2枚のNGカードの野菜の名前は言ってはいけません。

正しくない野菜の名前を言ったら、場にあるカードをすべて引き取って自分の山に入れます。
1番最初にカードをすべて出した人の勝ちです。

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NGカードは2種類あります

天気のよい午後に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
むかーし遊んだことがあったのですが、1号も2号も覚えていませんでした。
カードは細長くて、持ちやすいです。

自分の山札は手に持っても机においてもいいみたいだけれど、わたしたちはなんとなく机におく…ちょっと「ジャングルスピード」を思い出す。

2号からスタート。
トマトのカード…「トマト」
レタスのカード…「レタス」
レタスのカード…「ピーマン」
カリフラワーのカード…「カリフラワー」
カリフラワーのカード…「…レタス」
トマトのカード…「カリフラワー…じゃないっ」…うん、じゃない(笑)。
わたしが引き取る。

次。
レタス…「レタス」
トマト…「トマト」
トマト…「ピーマン」
トマトのNGカード…「ごきぶり」
思わず3人で、「あ、出た」「出た」「出たよ」(笑)。
まさに、ごきぶり出たって感じ。

新しい山で、
カリフラワー…「カリフラワー」
カリフラワー…「…レタス」
トマト…「ピ…ーマン」
ピーマン…「レタス」
レタス…「カリフラワー」…

…この回は3人ともがんばる(笑)。
おしゃべりするヒマもなく、場のカード凝視…色がはっきりしているので分かりやすいんだけど、たった1つなのにNGがあるとめちゃくちゃやりにくい!

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トマト…じゃなかった!

そして…
レタス…「レタス」
カリフラワー…「カリフラワー」
レタス…「レタス」
トマト…「トマト…じゃなかったっ」と2号。
2号がカードを引き取る。

おもしろいもので1度崩れると、総崩れ(笑)。
特に、場の山が2つになってしかも両方NGにカードがのると、緊張感マックス(笑)。
「これとあれは言っちゃダメだ」と思うせいか、かならずどっちかの野菜を言っちゃうという地獄…誰よ、こんなゲーム考えたのっ(笑)。
3人で遊ぶとカードが多すぎて、誰かが出し切るまで遊んだら明日の朝になりそうだったので、頭が燃え尽きる前に終了(笑)。
たぶん、わたしのカードが1番多かったと思います(当然っ…っていばってどーする・笑)。

この手のゲームはいろいろありますが、NGカードが効いています。
しかも、場の山が2つになって両方NGカードになったら、どっちも言っちゃダメってほぼ拷問としか思えない(笑)。
おもしろいのが、NGカードの野菜が出て、ついその名前を言ってしまうというパターンが多かったこと。
隣の山に大きく✕ってあるのに、それでもどーしても言いたくなっちゃう(笑)。

「ごきぶりサラダ」、わたしは「おばけキャッチ」より好きですが、でも1号、2号に勝てる気はぜーんぜんしません(笑)。
こういうゲームで、しっかり脳みその筋肉鍛えておかねばと思ってます。

おまけ。
カードの写真をとろうとしてふと気がつく…「もしかして、NGカードだけじゃなくて、野菜カードも全部違う??」

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マジっすか…

…ハイ、全部違いました(笑)。
この凝り性…拍手するしかない(笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
ちょっこっとできた時間に1号、2号がさくっとゲームしてくれました。
ホントありがとね。

その2
一体いつまで続くの、この生活ーっと思ったらガクンっと落ちたけれど、おいしいチョコレート食べたら、「…もう少しがんばろっかな…」と思えました。
おいしいチョコレートは、すごい(笑)!

その3
ジョーズ』を観終わりました。
今のコロナと重なるところがあって、おもしろかったです。
次は…説明書に取りかかります(笑)。