紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

サイトシーイング(Städtetour)

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赤いバスで出発!

さぁ、バスに乗って出かけましょう!
パリ、ベルリン、ロンドン…あなたのお気に入りの街はどこですか?
寄り道しながらの旅も楽しいですよ。

No.47

・サイトシーイング(Städtetour)

・Eugen Wyss作

・HABA

・6歳から

・2人から4人

・時間…25分

・日本語化…必要ありません

先日、2号のリクエストでモンツァ(Monza)を出してきたとき、同じサイズのHABA真四角箱シリーズに目にとまり、わにに乗る?(Tier auf Tier)に続いてサイトシーイングです。
バスでヨーロッパの街をめぐるというテーマは、子どもたちも気に入ってよく遊びました。

ボードをひろげます。
バスはどこか通過点(グレーのます)のひとつにおきます。
このバスは前にしか進めないので、走る方向に向けておきます。
切符は布の袋に入れて、よくまぜておきます。
星のコマは、ボードのわきにおいておきます。
目的地カードは、よくきって各プレイヤー1枚うけとります。
プレイヤーは、目的地をめざして出発です。

手番がきたら、布の袋から中を見ないで切符を1枚出し、ボードの横におきます。
その切符が…

・やじるしだったら
ボードの横においていある切符の枚数分、バスを前進させます。

・戻るやじるしだったら
ボードの横においていある切符の枚数分、バスの向きを反対にして進ませます。

・星だったら
星のコマを切符の上に乗せ、自分の目的地までバスを走らせます。

ます目は、目的地(絵がかいてある)と通過点(グレーのます)それぞれ1ますと数えます。
星の切符が出た時も、ます目にきちんと止まりながら走らせます。

自分の目的地に到着したら、目的地カードを見せて、ボードの横にある切符(星のコマがあったらそれも)を全部もらいます。

もし他のプレイヤーが、自分の目的地を通過しようとしたら「ストップ」といって、そこで停車させます。
目的地カードをみんなに見せて、ボードの横にある切符(星のコマがあったらそれも)を全部もらいます。
バスを走らせていたプレイヤーは、そこで手番終了です。

5つ目の星を誰かがもらったら、ゲーム終了です。
集めた切符と星のコマを積み重ねて、1番高い人が勝ちです。

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そっちじゃない、こっちに来るんだ!

1号、2号、わたしの3人プレイ。
最初は淡々と進むバス…わたしはいきなりエストニア…微妙にはずれなので、なかなかバスがやってこない。
1号、2号もそれぞれ全然別な場所が目的地みたいで、バスは行ったり来たりするだけ(笑)。
でも、そこで2号が見事星の切符をひいて、一気に目的地のトルコに到着!

その次にわたしがエストニアに到着…1号は相変わらずうろうろ(笑)。
今回は、目的地カード運(?)があったようで、わたしはちまちまと到着…伊達にきゅうり16本食らってない(笑)。

そして、わたしの次の目的地はポルトガル、でも1ます足りずにスペインで停車…と、次の2号は星の切符を引いた!!
バスの向きがかわらないということは…1ますでポルトガル到着(笑)。
星が出た、これで目的地到着できるっと勢いよくスタートした2号、1ます目でわたしが「ストップ!」というもんだから、ブチ切れ(笑)。
そりゃー、キレるよ、わたしでもキレるわと思いながらも爆笑してたら、1号も「悪いけど…でも笑える」と大笑い。
2号のみが奈落の底で、申し訳なかったです(笑)。

コンスタントに目的地に到着できたわたしが1位、2号、1号の順番でした。
1号はアルジェリアになかなか到着できず、出遅れたのがひびきました。
2号は…せっかくの星切符を1ますで止められたのが痛かった(笑)。

HABAらしく、説明書に各都市の首都と説明がまとめてあり、ちょっと旅行気分にひたれます。
また、切符の枚数分進めるというのは、とてもうまく機能していると思います。
みんなの目的地がてんでんばらばらで硬直状態になっても、進んでいくとバスの走る距離も長くなるし、なにより星の切符で一気に達成…できるはずです(笑)。

子ども向けだけにするのはもったいないゲームだと思います。
2号は「システムはすごくいい!でも、もう絶対このゲームはやらないからっ!」だそうです(笑)。