紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

スパイコネクション(Spy Connection)

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スパイになって、ヨーロッパ大横断!

スパイとして、ヨーロッパの12の都市で行われるミッションを達成せよ!
エージェントの協力を得て、都市を結ぶ安全なネットワークを作り上げます。
このネットワークを利用して、できるだけ早くミッションを達成するのです。
あるいは、中央部にエージェントを送り、新たなミッション計画を立てます。
だが、注意せよ。
ミッションが多すぎると、ネットワークは縮小し、移動速度が低下します。
より効率よく成功させていくスパイが、ゲーム終了時にスパイマイスターとなるのです。

No.331

・スパイコネクション(Spy Connection)

・Brett J.Gilbert und Matthew Dunstan作

・Pegasus Spiele

・8歳から

・2人から4人

・時間…30分から45分

・日本語化…必要ありませんが、地名が日本語だと遊びやすいと思います。

「スパイコネクション」は、ネットで「チケットトゥライドに似ている」と聞いて、購入(笑)。
お気づきかと思いますが、ウチではずーっとずーっとチケットトゥライドシリーズを遊んできましたが、さすがに1号2号が「ちょっと飽きた。他のゲームにしない?」と言われたので、ZuZはしばらくお休み。
そのあとは、「クマ牧場」「カルカソンヌ ビックボックス」でしのいでいましたが、先日今度は夫が「カルカソンヌ、ちょっとなぁ…」と言い出し、わたし窮地に陥る(笑)。

…というわけで、一応夏休み用として購入しといた「スパイコネクション」を出してきました(夏休み終わっちゃったけど・笑)…でもねぇ、説明書が分かりづらいったらありゃしない!
まず注意書きが多すぎ(笑)。
こんなに多いと、頭に残らないってば(笑)。
あと、図を使っての説明が効果的でない(笑)。
そして、なんでバリアンテも一緒に書いちゃうんだろう?
まず基本のルールちゃんと説明して、あとでバリアンテ書いとけばいいのになぁ。
ごちゃごちゃして見づらいってば。

…ま、気を取り直して(笑)。

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スパイのこまが全部違う!手前はエージェントのこま(笑)

ボードを広げます。
スタートミッションカードはよくきって、各プレイヤーは1枚ずつ受け取り、自分の前に表にしておきます。
各プレイヤーは、同じ色のエージェントとスパイを受け取ります。
スタートミッションカードの赤い都市に自分の色のエージェントを1つおき、ボードのその都市にスパイを置きます。

ミッションカードはよくきって、ボードの指定の場所に表にしておきます(4枚)。

手番がきたら、下の3つから1つ選んで実行します。

1.ミッションカードを1枚とる
ボードにおかれたミッションカードを1枚選んで、自分の前に表にしておきます。
その際、ボードに置かれた場所によって、ミッションカードにエージェントをおく必要があります。
ボードの1番下のカードはエージェントが必要ありませんが、ボードの1番上のカードはエージェントを2つミッションカードの上におきます。
ミッションカードが取られたら、カードを順に下にずらし、1番上に新しいミッションカードを表にしておきます。

2.都市をつなぎ、その都市にスパイを移動させる
すでにネットワークがある場合は、そのネットワークを使ってスパイを移動させることができます(任意)。
そして、スパイが今いる都市から、隣にある都市をつなぎます。
都市と都市のあいだにあるますに、エージェントをおくことで、都市同士がつながります。
つないだ都市にスパイを移動させます。
ただし、すでに他のプレイヤーのエージェントがいるますには、エージェントを2つおかなければなりません。
もし、エージェントが足りなかったら、エージェントを呼び戻すこともできます。
その際は、
・都市同士をつなぐネットワークが途切れてはいけません(ネットワークの真ん中におかれたエージェントは呼び戻せません)。
・スパイとネットワークも途切れてはいけません。
・2つ一緒におかれたエージェントは、2つとも呼び戻します(1つ残すことはできません)。
に気をつけます。

3.すでにあるネットワークを使って、スパイを他の都市に移動させる。
エージェントを新たにはおかずに、スパイを他の都市に移動させます。

手番の最後に、ミッションカードを確認し、今スパイがいる都市があったら、その上にエージェントを1つおきます(エージェントが足りない場合は、2と同じ条件でエージェントを呼び戻すことができます)。

すべての都市にエージェントがおかれたら、ミッション達成です。
ミッションカードの上のエージェントは、手元に戻り、すぐ使うこともできます。
達成したミッションカードは裏返しにして、わきにおきます。

ミッションカードには、達成したらもらえる得点と、もう一手番できるマークがかかれています。
もう一手番できるマークがかかれたミッションカードを達成したら、すぐにもう一手番行います。

誰かがミッションを7枚達成したら、他のプレイヤーは一手番ずつ行い、ゲーム終了です。
達成したミッションカードの得点と、達成できなかったミッションカードの上におかれたエージェントの数を数え、足した数が一番多かったプレイヤーの勝ちです。

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色使いがとてもきれいなボード

家族で遊ぶ日(178)。
クマ牧場」も「カルカソンヌ」も休みを入れたほうがいいということで、「スパイコネクション」を出してみる。
「新しいゲームはちょっと」と抵抗されるかと思ったら、意外にも夫「新しいやつ?」と好感触…どうかこのまま最後までいけますように…(祈ってどーする・笑)
夫(青)、1号(茶)、2号(オレンジ)、わたし(赤)の4人でプレイ。

ざっと説明して、あとはその状況になったら追加で説明していくことにする。
とりあえず、チケット=ミッションカード、電車=エージェント、と説明しとく(笑)。

全員1枚目のミッションカードを受け取り、自分のスパイを都市におき、カードのその都市にエージェントをおく。
…セッティングはめっちゃラク(笑)。

スタートプレイヤーは、2号。
「えーっと、2号はロンドンスタートで、モスクワ、ワルシャワアテネに行くわけ。ミッションカードをとってもいいし、すぐに移動してもいい」と言うと、2号はロンドンからエージェントをおいてベルリンへ。
ベルリンにスパイをおいて、手番終了。

1号は、マドリッドスタートで、ブダペストヘルシンキ、ローマ…1号のスパイはモナコへ。
わたしは、イスタンブールスタートで、パリ、ブダペストマドリッド…となると、まぁ、まずブダペストかな…わたしのスパイはブダペストへ。
夫は、ヘルシンキスタートで、ロンドン、モナコイスタンブール…夫のスパイ、ベルリンへ。

2巡目で2号は「ミッションカードってどうやってもらうの?」と聞いてくる。
「ミッションカードは、手番で1枚もらえる。上のやつをもらうと、そのカードの上にエージェントをのせなきゃいけない」と言うと、少し悩んで2号はエージェント1つ必要なベルリン・モスクワ・アテネをとる。
…もうすでに、勘の良さを発揮だな…

2巡目以降は、エージェントをおくにも2つまとめておくケースが増えてきて、しょっちゅうエージェントが足りなくなる!
せっかくできたネットワーク、活用したいっと思っても、道中つねにエージェントおかなきゃいけないし、目的都市についたらミッションカードにエージェントおかなきゃいけないし、で、エージェント足りねぇっ(笑)!
できれば、ミッションもマルチで完成させたいと思うけど、ちょうどいいのは出てこないしー…めっちゃ悩ましい!!

しばらくすると夫が、「あのさー、このチケット(笑)ってどうやってもらえるの?」…あ、その情報、まだ入ってませんでしたか(笑)。
「これ、ZuZのチケットね、これは自分の手番で1枚もらえる。もらえるけど、こっちのエージェントが2つ書いてあるほうは、カードの上に2つエージェントのせなきゃいけないの」と言うと、すぐ理解…たぶんね、「ZuZのチケット」っていったのがよかったんだよ(笑)。

そこからは、夫もチケットミッションカードをとるようになる。
ただ、わたしは上限3枚を忘れていて2号は途中4枚ぐらい並べてた(笑)。

あと忘れやすいのは、「エージェントは手番内ならいつでも呼び戻せる」ことと、「手番開始時にネットワークを使ってスパイを移動させてから、新しいネットワークを作ることもできる」…これねぇ、なんでもっと分かりやすく書いてくれなかったのかなと思う。

ついでにいうと、「手番で未完のミッションカードを捨てることもできる」ってのがあるんだけど、今回これは全く使わず。
まぁ、ミッションカードの上限を忘れてたってのもあるけど、ウチみたいにZuZ慣れしてると、「チケットは捨てられる」ってなかなかインプットされないと思う(爆)。

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混んでる(笑)

全員ミッションカードを意識しつつ、ネットワークをうろうろ(笑)。
わたしは、南ヨーロッパにネットワークを作ったものの、行きたいロンドンが常に混雑(笑)していてなかなか到達できず。
夫は、サクッとミッション2つ同時に完成させて、しかも2つとも手番のおまけつき!
めっちゃおいしーっとうらやましいわたし(笑)。

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最終形

結局、わたしがミッションカードを7枚完成させ、ゲーム終了。
得点計算すると…2号、1点差で夫、1号、ビリはわたしという結果(笑)。
2号が完成させたミッションカードを見ると…高得点ばかり!
「えー、ちゃんと得点高いのを取ってたんだ!」と言うと、「当たり前じゃん。まま、見てなかったの?」…ハイ、見てませんでした(笑)。
そりゃー勝てないわな(笑)。

確かに、チケットトゥライドに似てます。
でも、電車カードを集める手間(とか言っちゃいけないか)を省いたので、チケットトゥライドよりシンプルで、遊びやすい!

…のに、なんであんなに説明書は分かりづらいんだろう(しつこくてスマン・笑)?

ネットワークを作って、スパイを移動させるとか、すでに他のネットワークがあるところに自分のネットワークを作るのは大変とか、テーマとシステムが一致してるなと思いました。
途中で、自分が作ったネットワークの都市のミッションが出てくると、わくわくするし、ネットワークを壊しながらまた作るって自転車操業(笑)みたいで、とってもおもしろかったです。

次回は、ぜひより正しいルール(笑)で遊びたいです。

おまけ。
「スパイコネクション」は、スパイのこまの形が全部違うだけでなく…

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エージェント用!

エージェントのこまに貼って、色が分かりづらい方も遊べるようになってます。
わたしはめんどくさくて(笑)貼りませんでしたが、こういう配慮って、いいですよね。

 

スパイコネクション・その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆

その1
髪を切ってもらうヒマがなく、どんどんどんどん伸びてしまいました。
やまんばヘアー(笑)とかって開き直ってたものの、どうまとめてもジャマっと思い始め、ふと思いついて「おだんごヘア 簡単」で検索(笑)。
そしたら、まーいっぱい出てくる(←いつの人?)!
昔もいっぱい出てきたけど、「だーかーらー、それができりゃー苦労はないってば」ってのばっかりだったのに、今はホントにちゃんと素人ができるヤツが出てくるんですね!
感動しました(笑)。

その2
で、そのうちの1つを選ぶ…なんでそれにしたかってーと、説明はプロがするけど、モデルさんが自分でやるスタイルだったから(笑)。
人の髪の毛いじるのと、自分の髪の毛いじるのって全然違うのが分かってらっしゃる!

その3
そして、マネしてやってみたら…うっそー、こんなに簡単にできんの???ってぐらい簡単で、しかも夜お風呂入るまで崩れませんでした!
いや、ホント、マジで感動(笑)。
しばらくはこれでいこう!!
ちなみに、ワックスもピンもいりませんでした。
輪ゴム2本で完了!
素晴らしいっ!

その4
ネットで「ファイザーやモデルナが無料で打てるって、当たり前ではない」という記事を読んで、ハッとしました。
外国人でありながら、わたしはこちらで接種できて、しかも無料でしたが、そうじゃない国や地域もあるわけで。
それを考えると、感謝しかないです。

その5
さぁ、今日も顔を上げてゆきましょう!
ルンルン♪