紺碧のSpielplatz

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2020年のSpiel des Jahres

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2020年のSpiel des Jahres

7月20日に2020年のSpiel des JahresとKennerspiel des Jahresが発表されました。
結果は…

Spiel des Jahres

ピクチャーズ(Pictures)

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ピクチャーズ

・Daniela und Christian Stöhr作

・PD Verlag

・8歳から

・3人から5人

審査員からの受賞理由
ピクチャーズの材料セットは、一見ほとんど無造作に選んだように見えますが、実際には非常によく考えて選んであります。
それぞれのセットは、それぞれのやり方でプレイヤーたちに挑んでくるので、試してみたいと思う衝動にかられます。
その結果の多くはすばらしいもので、ゆえにプレイヤー同士で何を作ったのか当てるラウンドでは、「なるほど!」と思う瞬間と、理解してもらえなかった芸術家の天才のおもしろい言い訳により、すぐさま展覧会にいくのと同じことになります。
シンプル極まりないものによる大きな創造性です。

 

Kennerspiel des Jahres

ザ クルー(Die Crew)

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ザ クルー

・Thomas Sing作

・KOSMOS

・10歳から

・3人から5人

審査員からの受賞理由
ザ クルーは、協力的なトリックテイキングゲームであり、それだけでもすでに特別なものです。
しかし、この衝撃は協力的なトリックテイキングゲームということだけで終わるものではありません。
今まで、トリックテイキングゲームの特別な魅力をこのようにまとめたゲームはほとんどありませんでした。
さりげなく、この分野のすばらしさの本質に切り込み、プレイヤーたちを同時に独創的な方法で挑戦させるのです。
ザ クルーは伝道師でもあり、指導者でもあります。
真の意味でのすばらしい旅です!

審査員の受賞理由はSpiel des Jahres HPから

 

Spiel des Jahresにノミネートされた3作(ピクチャーズ、My City、Nova Luna)の中では、個人的にピクチャーズが1番ニュートラルかなと思っていました。
My Cityはいくらおもしろくても、エコロジーの国は使い捨てに抵抗があるだろうなと思っていたし、Nova Lunaは見た目がちょっと…普段遊ばない人が「おもしろそう!」とは思わないんじゃないかと(笑)。
後出しじゃんけんですが(笑)。

Kennerspiel des Jahresにノミネートされた3作(ザ クルー、カートグラファー、キングスジレンマ)のなかでは、自分がやったことあるっていう理由(笑)でカートグラファーがいいなと思っていましたが、わたしがおもしろかったぐらいだから、Kenner(と書いてマニアと読む・笑)となるとやっぱり弱いかなと。
となると、ザ クルーか、キングスジレンマ…カードゲームは獲らないかなと思って、キングスジレンマ?と思っていました。
これも、後出しじゃんけんですが(笑)。

今回は珍しく両方とも手元にあるので、ちゃんと遊んでみます。