紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

トレック12(Trek 12)

ヒマラヤを目指せ!

トレック12で、ヒマラヤへ旅に出よう!
山頂までの新しいルートを発見しよう。
周囲を確認し、どう進むかよく考えることだ。
特に危険な場所には、最大限の注意が必要だ。
常に警戒し、正しい決断を下せた者の評判はうなぎのぼりになるかもしれない。
そして、伝説のアルピニストが誕生するだろう。

No.468

・トレック12(Trek 12)

Bruno Cathala und Corentin Lebrat作

・Lumberjacks Studio

・8歳から

・1人から50人(!)

・時間…15分から30分

・日本語化…初心者レベルでは必要ありません

「トレック12」は、紙ペンさいころ(笑)ゲームです。
Cathalaさん作ということで気になっていたのですが、紙ペンかぁ…
ペンゲームは好きなのですが、Phil Walker-Hardingさんの「エクスプローラー」で大満足したので、もういいかなと。
…ま、そう言いながら、それ以後もあれこれ買っているので、何の説得力もないんですが(笑)。
「トレック12」は、お店で見かけたら想像してたより箱が小さかったというのもあって、勢いで購入してしまいました(笑)。

さて、ルールは。
「トレック12」は、いわゆるレガシー系で箱の中にはいっぱい封筒が入っていて、指示があったら開けて遊ぶというタイプです。

プレイヤーは、シートと鉛筆を受け取ります。
手番がきたら、さいころを2つふります。

さいころの目2つを使って、
・大きい数
・小さい数
・引いた数
・足した数
・かけた数
のなかから1つを選び、シートの表にしるしをつけ、その数字をますに書き込みます。
すでに数字が書き込まれていたら、そのますに接するように書き込みます。

数字は、
・昇降順か下降順につなげる(ザイルルート)
・同じ数字同士を接するようにする(クライミングゾーン)
と得点になります。

これを繰り返し、すべてのますが数字でうまったらゲーム終了です。
得点を計算して、1番多かった人の勝ちです。

優しい雰囲気のグラフィック

天気の悪いお昼に、2号とわたしの2人でプレイ。
ホントは「カタパルトキングダム」をやろうと思っていたのだけれど、2人ともあまりにも疲れ切っていたので、急遽あんまり体力(笑)を使わなさそうな「トレック12」に変更。
クリスマス前って、気力も体力も削られるよね…

ざっとルールを説明するけれど、特に難しいところはなし。
…てか、説明聞く集中力も残ってない2号(笑)。
それでもゲームに付き合ってくれてありがと。
いや、でもマジでネタがなくて困ってたのよー(自転車操業中)。

初めてのプレイなので、おすすめのDunaiを選ぶ。
スタートプレイヤーは、わたし。
さいころをふると、6と3。
わたし「これだと、1番大きい数が6で、小さい数は3。引いた数は3で、足した数は9、かけると18。ただし、ますには13以上の数は書き込めないから、かけた数は使えない」
2号「ふーん。で、どこに書いてもいいの?」
わたし「うん、最初の1つ目はね。これからはすでに書いた数字に接するますに書き込まないとダメ」
2号「なるほど」

スタートは9(笑)

わたしは、大きい数は出にくいだろうと足した9を選ぶ。
表の+のますにしるしをつけ、9をますに書き込む。
2号も9を選ぶ。

2号は2と4。
わたし「となると…」
2号「かけて8しかないよね」
うん、そしたらザイルルートができる!

わたしも2と4を出す。
わたし「また2と4?」
2号「うん、また2と4」
わたし「えー、さっき6選べばクライミングゾーンができたなぁ」
2号「あ、大きい数で4にしよっと」
わたし「4かぁ…使えないんだよねぇ…でも6もなぁ…(ぶつぶつぶつ・笑)」
結局わたしは、また8を選んで、8でクライミングゾーンを作ってみる。

そんな感じで、さいころをふっては数字で遊んで(笑)書き込むという感じ。
淡々としてるように見えるけど、頭のなかではあーでもない、こーでもないとハイテンション。
一見選択肢が多そうに見えるけど、そんなことはほとんどなくて長考するヒマもない感じ(笑)。

2号もわたしも、当然ザイルルートを狙うけれど、なかなか難しい。
2号「うーん、足りない」
そう言いながら、数字の書かれたますに接してない場所に数字をぽっと書く。
わたし「あ、その数字、もう数字が書いてあるますに接して書くんだよ」
2号「あ、そーだった」
どうやら、ますを数えてここならちょうどいいと思ったらしい(笑)。
うん、先読みするよね。

出てこい、7!

かくいうわたしも、7のますを残してつなげる作戦。
序盤だし、このあと7が出ると信じたい(笑)。

基本的にはザイルルートを狙って、だめだったらクライミングゾーンという感じ。
なので、ザイルルートがダメでも、クライミングゾーンが作れる数字が見つかると、ホッとしたりする(笑)。

そして、待ちに待った7!

やったー、つながったー!

わたし「やった、足して7!やっとつながったー!」
2号「うーんと…あ、4にしよ」
わたし「でもさ、このあと右はじの方って行きづらいね…」
2号「頂上に行くのも結構きついと思うけど?」
わたし「あ、ホントだ…」
ゲームが進んでいくと、難しいところが見えてくる。
この感じって、確かに登山に似てるかも(笑)。

終盤は、もう選べない組み合わせも出てくるので、悲鳴が上がりまくり(笑)。
わたし「ウソー、なんで今これが出てくんのよっ、かけたいのにもうかけられないっつーの(かけるはすでに4回使ってしまったから)」
2号「もう、書ける場所がないっ(笑)」

そんなこんなで、2人ともすべてのます目をうめて終了。

左が2号、右がわたし

2人ともザイルルートは1点差で、ほぼ同点。
でも、ちまちまとクライミングゾーンを作ったわたしがちまちまと得点を集め、しかもマイナス得点を3点に抑えて勝ち!
2号「え、悪くない、これ。てか、おもしろかった。すっきりしてて楽しい!」

 

すっごく楽しかったです!
タイムマシーンに乗って、紙ペンかぁとか言ってた自分に説教したいぐらい(笑)。

説明書を読んだ時点では、こんなんでゲームになるのかなと思ったけれど、普通に成立してるし、しかもおもしろい。
ルールはシンプルだし、悩むといっても長考するほどではないし、ほどよい難易度で楽しく遊べます。

さいころの目2つを5通りにして、各4回までしか使えないというのは、考えたなと思いました。
ゲームが進んでいくと、当然狙いの数も出てくるわけで、その数になるようにあーでもない、こーでもないと悩むは楽しかったです。
そして、ようやく狙いの数ができるっと思ったら、その方法はもうすでに4回使ってたとか(笑)。

ただ、全員同じさいころの目を使うということで、場合によっては似たような展開になってしまうかもしれません。
2号とわたしは、一番最初に同じ数字を選んだけれど、書いたますが違ったため、最初のうちは似たような感じになりましたが、中盤以降は全く違うものになりました。

プレイ時間も短いし、時間がない時でもさっと遊べそう。
ぜひ次のシートにもチャレンジしたいです。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日の天気は、くもり時々雨。
でも…暖かい(昨日も書いた気がする・笑)。
なんとなく信用できなくて(って何を?)、厚着をして出かけては、途中で汗びっしょりになる、を繰り返してます(笑)。
でも、寒いより、汗かく方がずっとマシ(笑)。

その2
スーパーで買い物してたら、ご夫婦がケンカしてるっぽい…
…あら、見覚えがあると思ったら、あの方では…
…どうしよう、タイミング、悪いよね…でも、知らんぷりするのもイヤだなぁ…と、しばらく考えてたら、彼女のほうがわたしに気が付いて、「あら~見られてたわねー、そうなのよ、『言った』『言わない』でケンカしてたのよー」(笑)
あまりにもあっけらかんっとしてて、吹き出しちゃいました。

その3
ホントね、クリスマス前はみんな殺気立つから…(笑)

その4
あと1日、あと1日生き残れば(笑)、あとはなんとかなるっ。
うん、がんばれ、わたしっ(笑)。

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪