紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

Cartaventura Lhasa

Alexandra David-Neelの足跡をたどる旅

1916年。
フランスの女性作家、Alexandra David-Neelの行方を追うのだ。

No.445

・Cartaventura Lhasa

・Thomas Dupont作

・Kosmos

・12歳から

・1人から6人

・時間…60分

・日本語化…必要です

Kosmosの小箱で、カードを並べて冒険というのに興味がわきました。
今は、Lhasa以外に2つ(Auf ins Abenteuer VinlandとOklahoma)が出ています。

さて、ルールは。
説明書を読まずに始められるっとは書いてありますが、さすがに始める前にいくつか指示があります(笑)。
指示通りカードを並べたら、あとはカードを読んでどのカードを裏返しにするかをプレイヤー全員で決めて、先に進みます。

それを繰り返して、ゴールに着けばゲーム終了です。

 

天気の悪い日の午後に、1号、2号、わたしでプレイ。
わたし「説明すること、ほとんどないんだよね。『ロビンフッドの冒険』によく似てる。行きたい方向に進んで、カードの裏に書いてあることを読むって感じ」
1号と2号「ふーん…」

グラフィックは、雰囲気満載

わたし「このAlexandra David-Neelってフランス人の旅行作家で、よりによって1916年前後にチベットまで旅行したらしい。んで、わたしたちは彼女の行方を追うの」
1号と2号、無言(笑)。
そりゃそーだ、わたしも事前にネットでAlexandra David-Neelについて調べたけど、日本語のサイトなかったぐらいだもん(笑)。

豆知識
Alexandra David-Neelは、フランス人女性で、旅行作家。
17歳で初めての旅に出て以来、常に旅行に出かけ、主にアジア(インド、チベット、中国、韓国、日本など)を回り、何冊も本を書いた人。

わたし「とりあえず、どのカードにしようか?」
1号も2号もそれぞれ置かれたカードに目を通す。
2号「このカードはお金を払わなきゃいけないらしい」
1号「お金、あんまりないんだよね?」
わたし「うん、最初の所持金2だからなぁ…」

まずはこのカードで

1号「じゃあ、このカードは?スリランカの船乗りに話を聞くか、インド帰りのイギリス兵に話を聞く。これどっちもタダだよ?」
わたし「じゃあ、そうしよう。どっちにする?」
2号「じゃあ、スリランカの船乗り」

スリランカの船乗りの下には、8のカードを裏返しにするとあるので、8のカードを裏返しにして裏を読む。

文章多いな(笑)

わたしがのたくたと読んでいたら、1号「貸して。読んであげる」
…ネイティブのほうがずっと速いし、分かりやすいよね(笑)。
読み終えたら、指示通り8のカードを捨てて、6のカードを裏返しにする。
2号「なるほどね、分かったかも」

確かに、1度やってみたらシステムはすぐ理解できる。
ただ、どうしたらいいのかがまだぼんやりしていて、やりにくい。
2号「とにかく情報集めたほうがいいんじゃない?」
1号「じゃあ、今度はこっちのカードにする?」
…そんな感じで進んでいく。

マラリア

ところが、1回目は割と早い時期にマラリアにかかってしまい、帰国(つまり途中で脱落)。
1号「これ、結構難しいね」
2号「いきなりマラリアって(笑)」
わたし「うん」

悔しかったわたしたちは、再びチャレンジ。
2号「これさ、絶対お金使った方がいいよ。もったいないけど、そうしないと進まないんだと思う」
わたし「そうだね、今度はそっちから攻めてみよう」

今回は、ここまで広がる。

かなり遠くまで到達!

2号「…ってことはさ、ここに行かないといけないんじゃ…」
1号「でも、そこに行くには…」
わたし「これかな?あー、さっきの話とごっちゃになってきた(笑)」

そんな会話をしながら、先に進むと…
1号「あ、ゴールに着いたらしいよ!」

やった!!

やったー、できたーっ!!
1号、最後のカードを読んでくれる。
無事到着で、ホッとする(笑)。

 

なるほど。
遊んでみて、ゲームブックという、各章の最後に選択肢があり、選択肢を選んで指示された章を読むことで1つのストーリーができる本によく似ているなと思いました。
本をバラバラにして、カードにしたって感じです。

冒険を進めるにつれ、現れてくる地図がまさに世界が広がるという感じで、見ていてとても楽しかったです。
行った場所の地図が現れてくるので、本当に移動している気分になりました。
また、ゲーム終了カードは何種類かあるので、遊ぶたびに違う結果になるというのもおもしろいです。

ただ、読むテキストの量は半端ない(笑)。
ロビンフッドの冒険』より多いんじゃないかと思います。
読んでくれた1号も途中でうんざりしてたぐらいなので、ちょっとやりすぎだったかもしれません。

謎解きのようにも見えますが、むしろプレイヤーが物語を紡いでいくという印象です。
1号「カードで世界が広がるのはおもしろいけど、読むのが多すぎると思う」
2号「おもしろいと思うけど、読むのが多すぎ」
とのこと。
わたしも、もう少しテキストが少なかったらいいなと思いました。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は、くもり時々雨。
出かけているときは、そんなに降らなかったので、ラッキー!

その2
撮ったと思った写真がない…ということが、このところ頻発。
…何のことはない、SDカードを入れ忘れて写真を撮ってたという…
前もやったことあるけど、このところ多発なので、使ったらすぐ戻すようにします!
…っと、ここで宣言しておく(笑)。

その3
日本語の宿題をやる2号。
2号「言葉の意味を書きなさいだって。めんどくせー」
わたし「めんどくせー、じゃないって」
2号「えーっと、栄養分ってどういう意味?」
わたし「ちゃんと辞書あるんだから、ひきなさい!」
…すると、2号、宿題プリントを手前にひく…
わたし、頭をかかえる…
2号「あ、分かった?紙ひいたのっ」
…わかったよ。
…そこまで日本語使いこなせるなら、まぁいっか(笑)。

その4
後でやろうと思うと、絶対忘れる!
今、やるようにしなければっ!

その5
最近、歳をとるってホントに難しいなと思うことがありました。
自分はそうなりたくないっと思うけれど、くそババアにならない自信が全くない(笑)。
なので、友達に「わたしがくそになりそうになったら、歯止めかけてね」とお願いしたら、「紺碧さんは、くそにならないと思うよ。もし、わたしもくそになってて、お互い気がつかなかったら、その時は手を取り合って生きていきましょう」と言われました(笑)。
なんか、めちゃくちゃ救われた~(笑)。

その6
…という話を1号にしたら、「…ホントに2人で生きていきそうで、コワイ」と言われました。
…うん、ほめられたんだと思っておこう(笑)。

その7
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪