紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

トロイの木馬(Das Pferd von Troja)

さぁ、街に兵士を送り込め!

トロイア戦争の古代の言い伝えにあるように、勇敢なギリシャの英雄たちは、大きな木馬の中に潜んでいる。
英雄は木馬の上から入り込み、トロイアの街をそれぞれ占領するために木馬の下から出てくる。
このゲームでも、トロイの木馬を賢く利用すれば、勝利につながるーまさに、神話のように!

No.444

トロイの木馬(Das Pferd von Troja)

Alex Randolph

・Jumbo

・10歳以上

・2人から4人

・時間…40分

・日本語化…必要ありません

こちらもその昔(笑)金星くんのHPで見て、「あ、やりたいっ!」と思ったその勢いで探しまくって購入(笑)。
だって、Randolphさんですよ?
トロイの木馬ですよ?
「やる」以外の選択肢なし、ですよねっ(笑)。

さて、ルールですが。
ボードを広げ、中央に木馬を置きます。
宝カードはよくきって、各街に1枚ずつ裏返しに置きます。
兵士たちは、袋にいれてよく混ぜます。
中立の兵士は、ボードわきに置きます。
兵士カードはよくきって、裏返しに積み重ねて置きます。
色カードはよくきって、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。
赤をもらった人が、オデュッセウスとなり、兵士の入った袋を受け取り、そこから2人出して、色を言いながら木馬に入れます。
それから、さらに3人出してボードわきに置きます。

手番がきたら、まず木馬に入れる兵士の数を宣言します。
それから、兵士カードを表にします。
・カードの兵士が、宣言した数と同じか少なかった。
宣言した数の兵士を、兵士の色を言いながら木馬に入れます。
その際、木馬から出てくる兵士を置きたい街に木馬を向けます。
・カードの兵士が、宣言した数よりも大きかった。
手番終了です。
・ポセイドンの三叉槍
街に置かれた宝カードを、他の街の宝カードと交換し、ボードわきに置かれた3人の兵士を好きな順番ですべて木馬に入れます(色を言いながら)。

街に同じ色の2人目の兵士が入ったら、その色のプレイヤーはその街の宝カードの得点をこっそり見ることができます。
各街にいられる兵士の数は、プレイする人数によって決まっています。

すべての兵士が置かれたら、ゲーム終了です。
各街の得点を計算します。
街の得点は、ボードに書かれた得点+宝カードの得点+その街にいる兵士の人数(3人だったら3点)です。
その街にいる兵士の数が1番多いプレイヤーが得点をもらいますが、もし1番多いプレイヤーが複数いる場合は、その次に兵士が多いプレイヤーの得点となります(はげたかの餌食方式・笑)。
すべての街を計算し、一番得点が多かったプレイヤーの勝ちです。

大きめな木馬!

家族+トトロさんで遊ぶ日(279)
天気のいい午後に、夫(青)、となりのトトロさん(緑)、2号(黄色)、わたし(赤)の4人でプレイ。
ホントは、5人で遊べるゲームを準備していたけれど、1号が間に合わなかったので、急遽「トロイの木馬」が登場。

ざっとルールを説明するんだけど、トトロさん、木馬に夢中(笑)。
トトロ「これ、すごいね、よくできてる~!ちゃんと上から色が見えないようになってるじゃん!」

馬の大きさでテンションが上がる!

2人入った状態。
上から見ても、横(笑)から見ても、兵士の色は見えない。

上から押し込むと…

んで、上にこんな風にして差し込むと…

下から出てくる(笑)

こんな感じで、下から出てくる。
…確かに、これはよくできてる。
でも、話も聞いてくれ(笑)。

ルール上は、色カードを配って決めるんだけど、「アフリカーナ」の時のように色で混乱したくないので、いつもの色にする。
慣れた色、大事、すっごく大事(笑)。

えーっと、何色入れたっけ(笑)?

まずは、2人入れて…「青と赤、入れました」
それから、袋からあと3人出して…

…と一生懸命やってんのに、夫とトトロさん、おしゃべりしてる(笑)。
覚えてられなくても知らないからなー。

まずは、わたし。
2と宣言してカードを表にすると…3が出た。
んじゃ、2人入れられるわけか…外に出てる3人は、赤と緑と青。
…えーっと、さっき入れたの、何色だっけ(もう覚えてない・笑)。

えっとー、確か…あ、青を先に入れたような気がする。
だったら、青は0の街に入れよう…緑を入れて、出てきたのは…あ、青、よかった(笑)。

こっちは、0点の街

青を0の街に置くと、次は赤が出るはずだから、もちろん3の街に向ける。

これは、こっち!

赤が出てくるのがうれしすぎて、自分が何色入れたか覚えられない(笑)。
わたし「やったー、3に入れたー」
夫「え?なに、数字が大きい所に置くといいの?」
わたし「そう、ここに書いてある数字と、このカードに書いてある数字と、最後に街にいる兵士の数が街の点数になるの」
夫「ふーん…で、今何色が入ってるの?」
…知るかー、自分で見て覚えとけー(笑)。

トトロさんとのおしゃべりに熱中していた夫、何色が入っているかどころか、手番の手順も頭に入っていない(笑)。
わたし「まず、数を宣言すんの」
夫「きみ、いくつって言ったの?」…それすら聞いてなかったんかいっ(笑)。
わたし「2って言った」
夫「じゃあ、2」
カードを表にすると、3。
夫「じゃあ、3人入れられる?」
わたし「んなわけないでしょ、2人だけ」
…話を聞け(笑)。

わたし「そんで、兵士を入れる。兵士を入れる時、色を宣言する。んで、下から出てくる兵士を入れたい街に向けて馬を置く。出てきた兵士を待ちに入れる」
夫「ふーん、あ、これ、下からでてくんのかっ!」
…見てろって言ったのに(笑)。
わたし「で、どこの街に置くの?」
夫「じゃあ、誰もいないから、ここにする」
馬を向けて、上から兵士を入れると、緑の兵士が出てくる。
わたし「もうひとり入れて」
夫「じゃあ、こっちの街」
夫、0点の街に馬を向け、兵士を入れる…青が出る(笑)。

自分で0点の街にぶち込む(笑)

わたし「よりによって、自分の兵士を0点の街に入れてるし」
夫「あ、ホントだ、青だった…」
だから覚えておけって言ったのにー。

とはいうものの、オデュッセウス役のわたしは兵士の補充に気を取られ、全然覚えられない(笑)。
これ、ハンディありすぎやろ(笑)。
しかも、トトロさんと夫のおしゃべりは続き、記憶力がいいはずの2号もつられて覚えられない(笑)。

しゃべりながらやるゲームじゃないことだけは、はっきりしてる(笑)

その後も夫は、せっせと自分の兵士を0点の街に送り込む(笑)。
同じ町に兵士が2人入ると、その街の宝カードを見ることができるんだけど、そうなってようやく全員かなり真剣になる…遅いっつーの(笑)。
でも、覚える前に宝カードが移動されて、もうボロボロ(笑)。

木馬、もうすでに失敗かも(笑)

0点の街がにぎわってるって、みんなどんだけいい加減に送り込んだんだろ(笑)。
とにかくわたしは、3点の街を確保しようとそれだけに集中する。

激しい戦いでした(いろんな意味で)

ゲーム終了。
宝カードを表にすると、悲鳴が上がる(笑)。
2号「え、うっそ、3点の街に3点??ずるいー」
…すげっ(笑)。

計算してみると、勝ったのはわたし!
以下、トトロさんと夫同点で、2号。
トトロさん「おもしろかった。馬がよくできてる!」
夫「まぁまぁかな」…って、ちゃんと遊んでから言ってよねっ(笑)。

 

おもしろかったです!
さすがRandolphさんという感じ。
シンプルなルールで、すっごく楽しかったです。

また、馬の造形が素晴らしい!
兵士は、するっと入るのにちゃんと止まるし、上からのぞいても色が見えないようになってるし、一生懸命作ったんだろうなというのが感じられます。
1993年の作品ですから、約30年前に作られたものですが、今でもちゃんと遊べるってすごい!

ただ、オデュッセウスはマジメにやると不利すぎ(笑)。
覚えていたいのに、袋から兵士なんか出してたら、忘れるっつーの。
とてもじゃないけど、写真なんか撮ってる余裕なかったです(笑)。

次回は、おしゃべり控えめで集中して遊びたいと思います(爆)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日もくもり。
でも、雨は明け方に降っただけで、日中は降らず。
晴れなくても、雨降らなきゃそれで充分(笑)。

その2
友達から電話。
友達のお子さん、スーパーでバイトしてるそうな。
その子が牛乳を冷蔵庫に入れていたら、パックされた魚を持ったお客さんが近づいてきて、英語で「これ、いくらかしら。値段が読めないわ」と言われ、自分は魚部門の担当じゃないから分からないと言いたかったのに、「I am not fish.」と言ってしまい、自分でそんなん見りゃ分かるーっと突っ込んだとか(笑)。
友達「もう話聞いて、笑っちゃった。だから笑いのおすそ分け」とのこと。
ふっふっふ、だからわたしもここでおすそ分け(笑)。

その3
でも、I am not fish.いいなぁ、ちゃんと伝わるもんね(笑)。
そのあとその子は、お客さんを魚担当の人の所に連れて行ったそうです。

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪