紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

カナロア(Kanaloa)

さぁ大海原へ!

アロハ!
冒険者たちは、船で海を駆け巡り、水の神であるカナロア、そしてその魂をつかさどるティキの恩寵を求めています。
ティキを上手く使えた者だけが、トリックテイキングに勝ち、他のプレイヤーを船で追い抜くことができるのです。

No.422

・カナロア(Kanaloa)

・Günter Burkhardt作

・Piatnik

・8歳から

・3人から5人

・時間…25分

・日本語化…必要ありません

「カナロア」は、Brukhardtさん作ということで目をつけていたのですが、現物にお目にかかれず…輸送の遅れのせいかなぁと思っていたら、なぜか古本屋さんで発見(笑)。
シュリンクがないだけで、カードはパックされたままの状態で投げ売りになってました(笑)。
当然、しめしめと購入。
これだから、古本屋さんめぐりはやめられない(笑)。

さて、ルールです。
海カードはよくきって、人数に合わせた枚数を輪になるようにならべます。
ティキカード、カナロアカード、巨大タコカードはすべて一緒にきって、各プレイヤーに8枚ずつ配ります。
各プレイヤーは、船のこまを1つ選び、海カードのスタート位置に置きます。

スタートプレイヤーは、手札から1枚カードを選び、表にして出します。
以下のプレイヤーは…
・出された色のカードを持っていたら、必ずそのカードを出す
・出された色のカードを持っていなかったら、それ以外のカードを出す
・出された色のカードは持っていないけれど、トップの船がいる色のカードを持っている場合は、そのカードを出した人の勝ち(切り札)。
・切り札が出されなければ、最初に出された色のカードの中で1番大きい数字を出した人の勝ち
・カナロアカードはいつでも出せて、どんな場合でも勝ち
・巨大タコカードはいつでも出せて、すぐに海カードを1枚選んで引き抜く
に注意します。

勝った人は、場に出されたカードを集めて裏返しにしてわきに置き、自分の船を1ます進めます。
進んだますに船があったら、そのますは飛ばして次のますに置きます(1ますに船は1つだけ)。
それから、船ののっていない海カードを1枚選んで、輪から抜きます。
このようにして、輪が小さくなってゆきます。

次のラウンドは、勝った人から始めます。
切り札の色は、トップの船がいるますの色です。

これを、トップの船が1番最後の船を追い抜くまで繰り返します。
海カードが3枚になったら、それ以上は輪から抜きません。
カードがなくなったら、すべて集めてよくきって8枚配ります。

一番最後の船を追い抜くことができた人の勝ちです。

さぁ、出発!

天気の悪い午前中に、1号(黒)、2号(黄色)、わたし(白)でプレイ。
「最初は青が切り札ね。で、スタートプレイヤーが出した色を持ってたら、出さなきゃいけないの。持ってなかったら、他の色でもいい。ただし、カナロアカードは、出された色のカードを持っていても、出してよくて、絶対勝てる。巨大タコカードもいつ出してもいいけど、勝てない。その代わり、海カードを1枚抜くことができる」と説明して、「イメージは、『よくばりパグ』に似てると思う。あっちの切り札のランクが、こっちの海になったと思えばいいと思う」と言えば、「じゃあ、とにかくやってみよ?」で終了(笑)。
いろいろラクチンになってきた(笑)。

実は、これが2回目。
1回目は、「勝った人は、海カードを1枚選んで輪から抜く」というルールをけろりと忘れ、延々大きな輪をぐるぐる回ってたという(笑)。
巨大タコカードが出ると、3人でほっとしてた(笑)。
正しいルールで遊べば、もう少しスピーディではないかと期待しつつスタート。

2回目の挑戦!

スタートプレイヤーは、1号。
スタート時は、どの船も青いますにいるので、切り札は青。
案の定、1号は青の10を出す。
…10???
10なんてあんの?
手札にカナロアカードと巨大タコカードがあったから、これはラッキー…なんて思ったけど、よく見たらそれ以外のカード、全部一けた(笑)。
…まずい(笑)。

マストフォローなので、青を持ってたら出さなきゃいけない。
…持ってる、青。
…でも、3(笑)。
10より上なんてそうないよね、と思いながら、3を出すと、2号は4を出す。
1号の勝ち。

二けたのカードってあるんだ…

出したカードは裏返しにして、1号の横に置く。
1号の船、1ます進む。
海カードを1枚抜く。
トップの船(1号の船)は赤いますにいるので、次のラウンドは赤が切り札。

1号、飛び出る(笑)

そして、当然のように1号、赤の12を出す。
12だとぅっ…わたしは4しかないのにーっ。
がっくりしながら4を出すと、2号は2…お互い大変ですなぁ。

だーかーらー、なんで二けた?

てか、1号なんでそんなにいっぱい二けたのカード持ってんの?
ずるいー(笑)。

1号、スタートダッシュをかける?

1号、また1ます進む。
海カードを抜く。
2号とわたし、無言(笑)。

あくまで切り札にこだわる1号。
緑の7を出す…ホント、なんでそんなにいいカードばっか持ってんの?
わたしの緑って、1なんですけどー(笑)。

1だよ、1…

…と思ったら、2号緑の10を出す!
うぉーっ。
このラウンドは2号が取り、2号が海カードを1枚抜く。

どんどん小さくなる輪

2号もスタート…いまだにスタートできてないのはわたしだけ(笑)
そして、2号は赤の10…だーかーらー、二けた持ってないんだってば―(笑)。
1号は8、わたしは7で、2号が取る。

1歩も前に出てない…

どんどん輪が小さくなるのに、スタートすらできないわたしの船(白)。
…どうやったらスタートできるのかわからーん(笑)。

なかなかスタートできないのに、輪は確実に小さくなり、とうとう3枚に。

まかせて、まだスタート地点で待機(笑)!

これはあれだな、スタートできずに抜かれて終わるパターンだなっ(あきらめ)。
…なーんて思いつつ、虎の子のカナロアカードを出す!
どーだーっ(笑)!

だんっ!!

気分は、だんって感じだったんだけど、場はしーんとしてた(笑)。
カード切り直しで、新しい手札をもらって…切り札の赤は小さい数だったので、中途半端に大きい(笑)水色の9を出してみると…2号は12、1号5…なんだとう??

なんで二けた持ってんの(笑)?

2号、1ます進み、進んだ先でイルカに運んでもらって、スタート位置へ。
まずい、めっちゃ追い上げられてる!!
ここで、2号は当然赤の切り札で7を出してくる…うっそー、わたしの赤って3じゃんっ!

…と思ったら、ここで1号赤の8!
うわー、助かった…
とりあえず、追いつかれずに済んだ(笑)。

セーーーーーーフ!

ホッとしたのもつかの間、1号が緑の9を出したので、おっしゃー、わたしは10っと張り切ったのに、2号あっさりカナロアカード出してくる。
…マジっすか(笑)

え?????

わたし「え?これでオシマイ??」
1号「らしいよ」
わたし「マジ?」
2号「勝っちゃった…」

結局スタート位置から1ます進んだだけだった…

1号「同じことの繰り返しって感じでまぁまぁ」
2号「確かに時間は短くなったけど、おもしろくなった気はしない」
とのこと。

うーん、終始ぼんやりした感じ、だったかな。
海カードを引き抜くのを忘れて遊んだときは、「あー、海カードを減らさなかったから長かったんだな」と思ったのですが、海カード引き抜いてもあんまり変わらない気がしました(笑)。
単調なのが延々続くって感じで、盛り上がりに欠いてしまったような。

なにより最後の船を抜いたらゲーム終了っというのが、ものすごくぼやけた感じでした。
海カードが3枚になったら、意識してないとどれが最後でどれが最初かパッと見では分かりません。
常に「えーっと、2号がトップでわたしがビリね」と確認しつつのプレイだったので、気が抜けるというか集中できないというか…

グラフィックも悪くないし、カードの質もとてもいい、船のこまはかわいいけれど、別にこれじゃなくてもいいかなっと。
同じようなシステムなら「よくばりパグ」のほうがおもしろかったです。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日も不安定な天気でした。
相変らず湿度が高く、蒸し暑く感じました。
でも、雨は降らなかったのでラッキー!

その2
ナマケモノ2匹、今日はちゃんと散歩に出かける!
えらい、ちゃんと動いたぞー(笑)。

その3
昨日遊んだ「ウチにはちょっと難しいかもしれない」と思ったゲーム、夫も1号も気に入ったようで、「今日もやろうよ!」と言ってくれたので、再びプレイ。
わたしは全く歯が立たなかったけれど、おもしろかったです!

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪