紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

食物連鎖島(Die Schmatzinsel)

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まさに「食物連鎖

食べて、食べられて。
アリからシロクマまで…様々な動物たちが、海の真ん中に浮かぶ孤島で、平和に仲良く暮らしています。
ところが、生き残るにはえさが必要です。
そして、動物たちはとーーーーーってもおなかがすいています。
この食べ盛りのソロゲームでは、作戦と手際の良さが大事です。
なぜなら、大宴会の後に生き残る動物は、たった数匹だからです。

No.350

食物連鎖島(Die Schmatzinsel)

・Scott Almes作

・Button shy / Frosted Games

・8歳から

・1人専用

・時間…15分

・日本語化…カードの説明を日本語化する必要がありますが、和訳シートでもなんとか…なるかな?

食物連鎖島」は、エッセンのSpielで買い損なって、後でボードゲームやさんで「セドレツ納骨堂」と一緒に購入。
このシリーズ、オリジナルはButton shyから発売され、 Frosted Gamesが拡張も入れてドイツ語版を発売しています。
Button shyは、少ないカード枚数で切れ味鋭いゲームを出していて、わたしはファンです。

動物カードはよくきって、4×4に並べます。
海の住人カード(クジラとサメ)は、そのわきに表にしておきます。

このゲームは、カードを積み重ねてゆき、最後に動物が3匹以下になったら、プレイヤーの勝ちです。

各カードには数字がかかれていて、かかれた数字より3つまで小さい数(例えば、4だったら、3,2,1)の動物を食べることができます。
食べられるのは、その動物カードに接したカード(たてよこのみ。ななめは不可)です。
食べた動物カードを、食べられた動物カードの上におきます。
そして、食べた動物カードにかかれた効果を必ず実行します。

海の住人カードは、いつでも使えます。
海の住人カードは、プレイヤーを助けてくれます。

カードを動かせなくなったら、ゲーム終了です。
残った動物カードの数を数えます。
少なければ少ないほど、優秀です!

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勢ぞろい!

 

食物連鎖島」は、ガマンできなくて帰りの電車の中でプレイ(笑)。
電車の机が小さくて大変だったけど、どーしても遊びたかった(笑)。
遊びに集中しすぎて、写真撮るなんて思いつきもせず…改めてウチでプレイです。
当然、ひとりで。

さて、今回の島。

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さて、どこから食べよう(笑)

うーん…今まで何度か遊んで山3つまではできたんだけど、その先が…どこから手を付けよう(笑)?
まずは、4のトカゲに2のクモを食べさせる(笑)。

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トカゲがクモを食べる!

トカゲの効果は、「重なっていない動物を1匹出す」…これは、距離が離れている0の植物にする。
というのは、このあとわたしはトカゲ(4)でアリ(1)を食べようと思っていて、そうすると植物(0)を食べられる動物がいなくなるから。
「食べられるのは、3つ小さい数まで」というルールが、めちゃくちゃ効いているのです。

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アリも食べる(笑)

トカゲ(4)でアリ(1)を食べたので、次は…離れているネズミ(3)を出す。
近い数字がそばにあるとなんとかなるけれど、離れすぎていると、食べそこなう(笑)。
小さい数字だからって放置しとくと、後で「食べられなーい!」ということになりかねない…

で、次は…まあ、左下(笑)あたりかな…
うーんと、うーんと、こうやって、ああやると…じゃなくて、こっちを先に…そしてこれを…
…考え中(笑)

しばし悩んで、まずアライグマ(8)にネズミ(5)を食べさせる。
アライグマの効果は、「次に食べる動物が1ランク下の動物だったら、重なってない動物を1匹出せる」…これ、使えたらいいんだけど、1ランク下の動物を食べられる動物がいない状態(笑)。
なので、それはあきらめて、ヤマネコ(10)にアライグマ(8)を食べさせて、ヤマネコ(10)の効果「次に食べる動物は、直線で2ます移動しなければならない。1ます目にも動物がいなければならないが、その動物は食べない」で、コウモリ(6)を2ます移動させてトカゲ(4)を食べさせる…そう、トカゲも下手するともう食べてもらえない状態(笑)。
…まぁ、トカゲはその方がうれしかったと思うけど…(笑)

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コウモリ、トカゲ丸のみっ(笑)!

こんな風にして、カードを動かしては、動かしたカードの指示に従う。
めちゃくちゃお助けもあれば、どーがんばってムリってのもある…

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キツネ…コウモリ食べるんだ(笑)

コウモリの位置を動かして、キツネ(9)に食べさせる…キツネは、次の手番で食べる動物をななめに動かす…
…となると、トラ(12)を動かすでしょ…で、キツネを2ます動かしてヘビ(7)を食べさせる…

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ななめで待機するヤマネコ

んで、ここで、お助け海の住人クジラを使って、ヤマネコをキツネのななめ上におく!
なぜなら、キツネの効果が「次の手番では食べる動物を斜めに動かす」だから。
で、ヤマネコにキツネを食べさせる。

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ヤマネコ、キツネを食べる!

ヤマネコの効果を使って、シロクマ(15)にトラを食べさせる。
で、ワニ(13)にヤマネコを食べさせる…

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おぉー!!

うわっ、かなり減った!!

…でも、シロクマにワニ食べさせたら…ライオン(14)には届かず(笑)。
2匹が生き残りで終了!

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2匹が生き残る!

わーい、初めて2匹になったー!
今まで何度もやったけれど、3匹どまりだったので、これはうれしい~!

プレイ感は、ペグソリティアに似た感じです。
でも、ペグソリティアよりもストーリー性があるし、それぞれのカードの効果がとてもおもしろい!
テーマとシステムがピッタリ合っているので、遊んでいて楽しいです。

何も考えないで食べさせると、次の効果が使えなかったりするので、先読み大事です。
…つまり、わたしは苦手なタイプのゲームなのですが(笑)、ソロプレイということで何度も遊んでしまいました。
プレイ時間も短いし、うまくいかなかったらすぐやり直せるというのも利点(笑)。
拡張も入っているので、いろんな遊び方ができます。

なにより…グラフィックが秀逸。
わたしのお気に入りはこちら。

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行儀がいいんだか悪いんだか(笑)

ネズミの行儀のよさ、コウモリのホットネズミ(笑)、アライグマのヘビの焼き方、キツネのアライグマ調理法…見てるだけで楽しい(笑)。
ちょっと気分転換に持ってこいのゲームです。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は、ちょっとお呼ばれ(だから更新が遅くなりました・笑)。
いきなり英語会話の世界に放り込まれて、あっちゃー(笑)。
言われていることは分かるけど、わたしの返事はほぼドイツ語という…すみません、お騒がせして(笑)。

その2
おもしろかったのは、「ドイツ語を話せない人の多くがドイツに不満たらたら」だったこと。
その国の言葉がしゃべれないのに、その国の文句いうのはどうかなぁ…でも、これ、英語ができる人に多い現象。
英語できるんだからいいでしょっというその姿勢が問題なんだと思うけど、英語ができる人はそれに気がつかないんだよね…

その3
改めて、住んでいる国の言葉を学ぼうとする姿勢があれば、いろいろ問題解決できるなぁと思いました。
英語通じるから英語でいい、それでは受け入れてもらえないこともある…それに気が付けないってかなりイタイ。

その4
さぁ、今日も元気にゆきましょうっ!
ルンルン♪