紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

カヤナック(Kayanak)

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ぐさっ、が最高(笑)!

イヌイットは、地球の北部に住んでいます。
彼らは、狩りと釣りで生活しています。
氷上での釣りは簡単ではありません。
なぜなら、まずは分厚い氷に穴を開けなければならないからです。

No.336

・カヤナック(Kayanak)

・Peter-Paul Joopen作

・HABA

・6歳から99歳

・2人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

おなじみHABAの長方形シリーズです。
前回の「ジャイアントステップ」の隣にあったのは…この「カヤナック」でしたー(ゲーム選びにプライドはないのか・笑)。
ネットで調べたら、箱の絵を変えたようですね。
ウチのは旧版です。
ルールもちょっと変わったようです。

箱の中身を全部だして、鉄の玉(これが魚になります)を箱に入れます。
その上に大きい氷原ボードをおき、A4の紙(白だと雰囲気でます。厚すぎると箱が壊れます)をしいて、その上に小さい氷原のボードをおきます。

しずくと雪の結晶、さいころ、釣り竿はわきにおいておきます。
各プレイヤーは、同じ色のイヌイットと桶をもらって、イヌイットは氷原の好きな場所におきます。

手番がきたら、さいころをふります。
白いさいころ
イヌイット
両方のさいころの目を足した数イヌイットを動かします。
すでに穴があいたところでも、歩けますし、そこにとまってもかまいません。
ただし、すでに他のイヌイットがいるところ、溶けかかった氷原(しずくがある氷原)には行けません。

ピッケル
両方のさいころの目を足した数、イヌイットに接する穴に穴を開けることができます。

→魚
両方のさいころの目を足した数、イヌイットに接する開いた穴で魚を釣ることができます。
すでに穴があいているところに釣竿を入れ、そっと引き上げて魚(鉄の玉)が釣れたら、自分の桶に入れます。

→?
イヌイット」「ピッケル「魚」から選んで、両方のさいころの目を足した数、行います。

青いさいころ
→しずく
氷原の1つを選んで、そこにおきます。
イヌイットは、しずくの氷原には入ることができません。

→雪の結晶
氷原にある穴がまたふさがってしまいます。

すべての氷原に1つ以上穴があくか、誰かが魚を15匹つかまえたら、ゲーム終了です。大きな魚2点、小さな魚1点として数え、1番点数が多かったプレイヤーの勝ちです。

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早く、ぐさっ、したいっ(笑)

天気のよい午後に、1号(緑)、2号(黄色)、わたし(赤)の3人でプレイ。
2人とも昔遊んだことは覚えていて、「ぐさってやるのがおもしろかった(笑)」そうです(笑)。

全員適当に(でも真ん中寄りに・笑)イヌイットをおいて、スタート。
スタートプレイヤーは、2号。
運よく、ピッケルでしかも6!
「いいなー、いきなりまわり全部穴じゃん」と言うと、2号は「でも、そしたらこっから出られなくなったりしない?」と心配してる(笑)。
「ダイジョウブ、穴は小さいからイヌイット落ちない設定らしいよ」とわたし(笑)。
こういう自然な設定って、実はすごく大事。
ルールと設定が自然だと、ゲームに集中できるのです。

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まずはここを…

ぐさっ。
まさに「ぐさっ」…それ以外に言いようがない(笑)。

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あいた!

「ぐさって、やっぱり楽しい」と2号。
確かになー、これ、すごく気持ちよく穴があくようにできてるもんなー(笑)。
しかも、先にちゃんとガードがついてるから、必要以上にぐさっとできないように(笑)なってるし。
さすがHABAって感じ。

1号は、イヌイット…「歩くだけか…」と言いながら、ぐるりとひとまわり(笑)。
わたしも運よく「ピッケル」でも3つだけ。
それでもぐさっとさして穴を開けるのはたのしい!

そして2号…見事、「魚」
いいなー!

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何が釣れるかな…

そして、さっき開けた穴に釣り竿をたらすと…「おっ、釣れた!」

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おぉぉぉぉー!

小さいけど、魚1匹(笑)。
そのあとの穴では、大きいのも釣った2号…いいなー。
真剣にうらやましい(笑)。

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桶もかわいい!

1号は、またイヌイット…「またかよ!」(笑)。
うろうろする1号の緑のイヌイット(笑)。

…と思っていたら、わたしも「イヌイット」…せっかく穴開けたのに、釣りはできずに去る…のは悔しかったので、ぐるっと回ってみた(笑)。

2号はいい感じに「イヌイット」「ピッケル「魚」が出るのに、1号は「イヌイット」「ピッケル」「イヌイット」という感じで、全然釣らせてもらえない(笑)。
かくいうわたしは、「ピッケル」「ピッケル」「イヌイット」で、穴は開けるけど、釣らせてもらえない…って、結果同じじゃん(笑)。

でも、しずくがちょこちょこ出てきたので、「その氷原は歩けない」を利用して、1号2号をボードの左半分に閉じ込める。

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赤、やりたい放題(笑)

1号と2号「なにそれ、きったねー」(笑)
…ちょっとー、子ども用ゲームなのにー(笑)。
いや、でも、逆に閉じ込められるぐらいしずくが出てきちゃうってどうよ(笑)。

1号と2号が狭い氷原をうろうろして魚を釣っている間に、わたしは未踏の氷原に到着!
ふふん、やりたい放題だもんねーっと思ったのに、「ピッケル」ばっかりで「魚」が出ないーっ!
穴開けたって、釣らなきゃ魚釣れないんだってばー(真理・笑)。

そうこうしているうちに、しずくを取り除いた1号2号がやってくる…やっぱ腹黒プレイはダメってことかよっ(笑)。

そして、2号が魚14匹でリーチ!
2号は、大きい魚も釣ってたからなぁ…と思いつつ、ようやくわたしも「魚!」
ここらで一気にっと気合い入れたら、大きいの1匹と小さいの1匹!
思わず「これ、うれしいねー」と言ったら、「そりゃそーでしょ」と1号…冷たいなぁ、もう(笑)。

次の穴でも、しっかり釣って、この手番だけで4匹つかまえる!
で、数えてみたら…「あ、15匹だ」(笑)
「なんだ、オシマイじゃんっ!!」と2号…ごめん、絶対2号が終わらせると思ってた(笑)。

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最後は仲良く(笑)

数えてみたら、1匹差でわたしの勝ち。
以下、2号、1号。

これ、やっぱり名作!
分かりやすい作りと、簡単なルールで、ものすごくおもしろい!

紙にぐさってのは、いつやっても楽しいし(笑)、その上魚釣り…大きいのが釣れるとうれしいし、小さいのでも釣れるとやっぱりうれしい(笑)。
こまも桶も釣り竿もきちんと木製で、コンポーネントのクオリティは文句なしです。

今回遊んでみて気がつきましたが、しずくと結晶を入れると、実は子ども向きではないかもしれません(笑)。
「子どもも遊べる大人向きゲーム」と言ったほうが正しいかも(笑)。

さいころ運ではありますが、それでもしずくと結晶でお互い邪魔しあうことは可能ですし、穴を開けて釣ってみたら、何も釣れなかったり、2匹釣れることもあったりで、運と戦略のバランスがわたしの好みです。
真剣にまた遊びたいと思ってます(笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
となりのトトロさんとゲームの夕べ(笑)。
ようやく会えて&遊べてうれしい!
ゲームも楽しかったです。

その2
トトロさんからいただいた花束。

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心、華やぐ!

あー、やっぱりお花はいいですね。

その3
トトロさん、めずらしいビールを4種類も持ってきてくれたので、みんなで試飲(笑)。
一人で4種類となると、最後は味が分からなくなると思うけど、3人で4種類だったのでちゃんと試飲ができておもしろかったです。
それぞれ特徴があって、一口にビールと言ってもいろいろあるんだなぁと思いました。

その4
そして。
9月20日は、小田さんのお誕生日!!
お誕生日おめでとうございます!
これからも、笑顔で歌を聴かせてください!

その5
新しい一週間の始まりです。
さぁ、顔を上げてゆきましょうっ!
ルンルン♪