紺碧のSpielplatz

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ドラフトザウルス 拡張 エリアルショー 空中ショー(Draftosaurus Aerial Show)

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ドラフトザウルス 拡張その1

この拡張で、恐竜園にプテロダクティルとそのすみかが追加されます。
開放された山岳地帯を飛び回る豪快なプテロダクティルを見せて、観客をよろこばせましょう。

No.258

・ドラフトザウルス 拡張 エリアルショー 空中ショー(Draftosaurus Aerial Show)

・Team Kaedama :
    Antoine Bauza, Corentin Lebrat, Ludovic Maublanc, Théo Rivière作

・Board Game Box

・8歳から

・2人から5人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

「ドラフトザウルス 拡張 エリアルショー 空中ショー」は、拡張です。
ドラフトザウルス」本体がないと遊べません。

この拡張では、プテロダクティルスが加入します。
基本ボードに、追加ボードをならべます。

まず今まで通り恐竜を準備し、各プレイヤーは袋から2匹ずつ出します。
その2匹は、追加ボードのたまごがかかれた場所におきます。

それから、プレイヤー1人につきプテロダクティルスを2匹、袋に入れます。
プテロダクティルスは、追加ボードにしかおけません。
川におくこともできません。
追加ボードがいっぱいでプテロダクティルスをおけない場合は、どこにもおかず箱に戻します。

プテロダクティルスは、さいころの目に関係なく追加ボードにおくことができます。
ゲームが始まったら、プテロダクティルス以外の恐竜は追加ボードにおけません。

袋から出したプテロダクティルスを追加ボードにおくときは、1匹目は必ず1のますにおきます。
1のますにプテロダクティルスがおかれたら、追加ボードが開放されます。

プテロダクティルスが追加ボードにおかれたら、おかれたますの効果が得られます。
たまご…ゲーム前においた恐竜を、基本ボードの好きな場所におけます。
数字…ゲーム終了時に得点になります。
さいころ…ゲーム終了まで、出たさいころの目に従わなくてもよくなります。
プテロダクティルス…ゲーム終了時に、左隣に座ったプレイヤーの追加ボードにあるプテロダクティルス1匹につき3点もらえます。
恐竜…ゲーム終了時に、基本ボードのいるその恐竜1匹につき1点もらえます。

ゲームが終了したら、通常通り得点を計算し、1番得点が多かった人の勝ちです。

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ゆらゆらするプテロダクティルスたち

天気のいい午後に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
拡張のルールに集中しすぎて、本体のルールをすっかり忘れていたわたし(笑)。
ダイストレイまで出したのに、さいころふるの忘れて何手番かやったあと、2号に「あれ?さいころふるんじゃなかったけ?」と言われる(爆)。
どーりでザウルスおきやすいと思った…
教訓・拡張は本体を忘れる前に遊びましょう(笑)。
しかも、「ドラフトザウルス」の箱を開けて、冬バージョンもミニ拡張もあったことを思い出す…(玉手箱状態)

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山が増えました

ルールをざっと説明すると、すんなり理解。
オリジナルのルールを知っていれば、そんなに難しくない。

まずは、袋から2匹ずつ出して、それぞれ自分の山岳地帯におく。
わたしは、スピノサウルスとステゴサウルス…なんとなくステゴサウルスを1のたまごにおく。

あとは通常の流れ。
袋から6匹出して、さいころをふる。
さいころをふった人は好きな場所に、それ以外はさいころの目の場所に、選んだサウルスをおく。

…それだけなのに、悩ましいのなんのって!!
わたしは相変わらず「かわいい」という理由だけでティラノサウルスを集める(笑)。
「ドラフトサウルス」のこまでは、ティラノサウルスが一番よくできてるような気がするのです(これ、一番ダメな理由)。

新しいものはとりあえず試してみたい2号は、早速プテロダクティルスをおいて、たまごのブラキオサウルスをつれてくる。
たまごシステム、イメージ的には保管場所って感じ。
しかも、プテロダクティルスと交換しておくときにおりを自由に選べるというのは、大きい!
…って、もちろん、自分が欲しい恐竜だったらの話だけど(笑)。

1号もある程度そろってきたところで、たまごのトリケラトプスをつれてくる。
しっかりジャングルの王のおりにいれる…1号、ちゃんとトリケラトプス1番多く集めてる!!

それに対してわたしの「かわいい作戦」は大失敗(当たり前)。
中途半端なおりにいれてしまって、なんと最後はかわいい(まだいうか)ティラノサウルスが川で水浴びさせられるハメに…

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水浴び大人気(笑)

途中で、2号が「ねぇ、この追加ボードってさ、1のますに1匹おいたらあとはどこにおいてもいいの?」と聞いてくる。
えーっと…と説明書を見るけれど、追加ボードを開放するには1のますにプテロダクティルスをおくと書いてあるだけ。
でも、各ますに数字がふってあるんだよなぁ…

「説明書にははっきり書いてない。1のますにおいたら、追加ボードが使えるようになるってあるだけで、そのあと数字の順番におくとは書いてないんだよなぁ…どうしようか。数字が書いてあるなら、その順番にすべきだろうけど…」とわたしが言ったら、2号が「数字の順番じゃなくていいなら、書かないよね…でも書いてあるから気になった」と言い…

うーん…どうしようかな、と思ったところで、ふと気がつく。
わたしたちは、説明書にあった面を使ったのだけれど、それには、1が2つ、2が2つ、3が1つ。
…ということは。
「これさ、どっちでもいいから1においたら、もうひとつの1とふたつある2におけるようになるんじゃない?んで、2においたら、3における…」とわたしが言うと、1号と2号も「あ、そーゆーことね、それなら分かる」。
うーん、これはちょっと調べたほうがいいかもしれないけど、とりあえずそれで遊ぶことにする。

終盤になって、プテロダクティルスを使ってたまごから連れてきたいと思ったわたしは、時すでに遅し。
1号と2号がプテロダクティルスをすっからかんにしたので、わたしはにっちもさっちもいかない(笑)。

結局1号ぶっちぎりの勝ち、以下2号、わたし。

おもしろいってんで、もう1回。
何度も書いているけれど、プレイ時間が短いとすぐさま再プレイできる。
これは、かなり利点。
忘れてたルールを思い出し、新しいルールも頭に入って、たいてい2回目のほうがゲームに集中できておもしろくなるのです。

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恐竜たちって水浴び好きだよねー(そうじゃないっ)

…と思ったのに、わたしは2回目もへっぽこプレイ炸裂!
やっぱりかわいいに負けて集めたティラノサウルスが、1匹水浴び中(またかよっ!)。
2回目も1号の勝ち、以下2号、わたし。
でも、2回目の方が点差が縮まっておもしろかったです。

もうひとつの拡張「マリーナ」と一緒に購入した「エリアルショー」ですが、すんなりなじむルールで、さすがっという感じです。
ただ、ネットで基本ボードと追加ボードの絵が合わないというのを読んで、それぐらい気にしなくても…と思ったのですが、見たらそんなレベルじゃなかった(笑)。
ウチでも2号が「えー、これ合わないじゃん!」とすごく気にしてました。
こういうディテールって、結構大事だと思うんだけどなー。
ゲームはおもしろいのに、コンポーネントの質が低いのはホント残念。

また、上にも書いたように説明書が全体的に言葉足らず。
追加ボードのルールは、たぶん数字の順番においてゆけということだとは思いますが、それならそれではっきり書いて欲しかったです。
通常のルールで分かってるでしょ的書き方は、拡張だとしても不親切だと思います。

でも、通常のルールにうまく落とし込んだルールと、新しい恐竜の追加で、ゲームはもっとおもしろくなりました。
前回2号は「もっと恐竜が欲しい」と言っていましたから、「エリアルショー」は大歓迎。
「でも、欲しいときに来てくれないよね、プテロダクティルス」…それ、「ドラフトザウルス」では、プテロダクティルスだけじゃないから(笑)。

 

ドラフトザウルスはこちら
ドラフトザウルス 冬バージョン&ミニ拡張はこちら

 

☆今日のありがとう☆

その1
天気が悪くなかったので、夫と2人で散歩に行きました。
空気が春のにおいで、あー春が来るんだなーっと感じてうれしくなりました。

その2
夫が作ってくれたご飯がとてもおいしかったです。
1号も2号も「おいしー!」を連発。
しあわせな夕食でした。