紺碧のSpielplatz

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ハイパーロボット(Ricochet Robots / Rasende Roboter)

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Randolphさんの名作!!

このゲームは、人数制限はありません。
机につける最大人数で遊べます。
表になったチップが、どのロボットがどのゴールに行くのかを示します。
ただし、コンピューターが落ちてしまったので、全員自分で最短距離を考えなければなりません。
そのため、他のロボットも手助けしてくれます。
最短距離を発見したプレイヤーは、チップをもらいます。
一番多くチップを集めたプレイヤーの勝ちです。

No.333

・ハイパーロボット(Ricochet Robots / Rasender Roboter)

Alex Randolph

Rio Grande Games / Abacus Spiele

・10歳から

・1人から∞

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

「ハイパーロボット」は、1999年発売です。
いろんな名前といろんなバージョンが出てますが、わたしのはRio Grande Gamesです。
わたしが探したときは、いろんな種類があったので、とにかく「オリジナル」(笑)にこだわって購入しました(笑)。

ボードを組み合わせます。
適当にロボットをおきます。
おいたロボットの下に、同じ色のチップをおきます。

ゴールチップは裏返しにしてよく混ぜます。
1枚選んで、表にします。
そのチップが、どのロボットをどのゴールに移動させるかを示します。

プレイヤーは全員一斉に最短距離でそのロボットをゴールさせる手を考えます。
その際…
・ロボットは、一度動き出すと壁にぶつかるまで動きます。
・壁にぶつかったら、向きを変えることができますが、動き出した方向の壁にぶつかるまでまた動きます。
・壁にぶつかるまでを1手と数え、正解をを見つけたらその数を宣言し、砂時計をひっくり返します。
・砂時計が終わるまでに、他のプレイヤーが正解を見つけたら宣言します。
に気をつけます。

砂時計が終わったら、手数が一番少ないプレイヤーから正解を実演します。
→宣言した数で正解できたら…
そのプレイヤーがチップをもらいます。
→宣言した数で正解できなかったら…
次に少ない数を宣言したプレイヤーが正解を実演します。

正解したら、動かしたロボットの下に同じ色のチップをおき、次のゴールチップを表にします。

これを繰り返し、人数に合わせたチップを集めた人の勝ちです。

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ロボットくんとチップ

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
2号は、似ている「ルナロックアウト(Lunar Kockout)」をやったことがあるので、すぐに理解。

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うーんと…

まずは、赤ををここに。
ふーん…

…3人無言。
えーっと、これをこっちにしてこうしてああしてそれでここが…ぐらいで、どこまで行ったか忘れる(爆)。
ちょっと待って、そうすると…
うげー、すでに脳みそ沸騰しそうだ…

…とかなんとか考えていると、2号が「5手」…ホント?
砂時計をひっくり返して、1号とわたしは悩み続ける(笑)。
えー、5手なんかでできるかなぁ…

…あ、確かに5手かも…

…時間切れ。
2号「1,2,3,4で5」…ホントだ!
「スコーンと決まると気持ちいいね!」と2号。

次は、こいつをこっち。
うーん、ここで止まらなきゃいけないんだけど、壁がないんだよね…ってことは、ほかのロボットを壁にしなきゃ…あ!
ここで、わたしは、めずらしくひらめく!!
こうしてああしてそれから…「9手!」

「ホント?」
「9手でできるかなぁ?」…何その疑いの目は(笑)。
失礼だよ、きみたち(笑)。

砂時計をひっくり返して、1号と2号はもっと少ない手を探し、わたしは思いついた手を忘れないようにがんばる(笑)。
そして時間切れ。
わたしは、自慢げに「1,2,3,4,5,6,7,8で9!!」
「あー、なるほどー、さきに壁を作るわけね!」と2号。
そう、これは気がつけば簡単なんだけどね(えらそう)。

そして、次の問題。
…これがややこしいのなんのって…直線距離は近いのに、壁に邪魔されるから回り道しなきゃいけない…
うーん…

3人でウンウンうなっていたら、2号が「…28手」…え?
「うん…たぶん28手…でも、もっと少なそうなのありそう…」
「確かにね、説明書にはたいてい9手以下でできますとは書いてあった」
「え、書いてあるの、それ先に言ってよ!じゃあ絶対もっと少ない手があると思う…」

…と、2号とわたしがくっちゃべっていたら、1号がぼそっと「8手」…え?
「たぶん、8手でできる…と…思う…」
…もういいよ、じゃあまず2号やってみて?

2号は、確かに28手で到着(笑)!
すっげー、到着できたのはもちろん、28手を覚えてたってのもすごいわ(笑)。

そして、1号…さくさくさっくっと8手…マジっすか(笑)。
「あー、そーか、そこでそうすればよかったのかー」と2号。
…どこでどうすればいいのか、全然分かってない人もいますが(笑)。

そんなこんなで、3人でのんびり楽しんで勝ったのは当然2号。
以下、1号、わたし(これも当然・笑)。

これ、やっぱり楽しい!
ソロプレイではあるのですが、「みんなで一斉に考える」とか「各自の解答を披露する」ってとこで、ちゃんとみんなで遊ぶって感じになってるのがすごい!
人数多くても少なくても同じように遊べるし、ルールは簡単だし、とてもよくできたゲームだと思います。

よく言われますが、確かに得意な人と不得意な人の差はでるかもしれません。
それでも、みんなで一緒に考えるって楽しいし、意外なひらめきでパッと解けたり、他の人の解答を見て「なーるーほーどー!」と思うのもおもしろいです。

わたしの持っているバージョンに関しては、コンポーネントのクオリティも高いです。
ロボットくんたちが、軽すぎず重すぎずいい感じで安定感があり、ロボットくんを動かしやすいです。

「ハイパーロボット」は、また登場することになりそうです♪

 

☆今日のありがとう☆

その1
ちょっと心配していたことが、全く問題ないとわかってホッ!
もしかしたら間に合わないかもっと思っていたので、本当によかったです。

その2
ちゃんと泳ぎに行きました!
先週よりずっとマシ(笑)。
帰りたいと思ったの、ずっと後だったし、頭が空っぽになって気持ちよかったです。

その3
もやもやしたことがあって、夫に話す。
いつものように夫は的確なアドバイスをくれる…ほんっと、このヒト頭いいよなぁと思う。
いつもありがとね。

その4
さぁ、今日も顔を上げてゆきましょう!
ルンルン♪