紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ミクロマクロ・クライムシティ(Micro Macro Crime City)

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「ウォー〇ーを探せ」の進化版

クライムシティにようこそ!
クライムシティでは、街のいたるところで犯罪が起きています。
呪われた秘密、陰湿な強盗、冷淡な殺人などは日常茶飯事です。
地元警察は、すでに事件を扱いきれない状態です。
ゆえにきみたちの捜査協力が必要なのです。

No.280

・ミクロマクロ・クライムシティ(Micro Macro Crime City)

・Johannes Sich作

・Pegasus Spiele / Edition Spielwiese

・10歳から

・1人から4人

・時間…15分から45分

・日本語化…問題カードを日本語化する必要がありますが、日本語版が出ています。

 「ミクロマクロ・クライムシティ」は2020年発売で、出た当初からおもしろいと評判でした。
ただ…わたしは犯罪系というのに引っかかってしまってパス。

でも、おもしろいという声があまりにも大きくなったので、たまには流行りにのってみるかと購入(根性なし)。
箱が小さかったというのも理由の1つ(笑)。

まず、箱を開けると…

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ちゃんと日本語もあるー!

注意書きが出てきます。
ここにはちゃんと日本語もあります。

問題カードは裏を見ないように、順番を変えないように気を付けて、番号で分けて小さな封筒にいれておきます。
これで準備は完了(笑)。

地図を広げ、練習問題の封筒から問題カードを出します。
積み重ねたまま、表にして地図のわきにおきます。
捜査員のなかから1人選んで、問題カードの表に書かれた文章を声に出して読みます。
スタートカードの場合は、すぐに裏も読みます。
次からが問題カードになります。
問題カードの表に書かれた文章を読み、裏はまだ見てはいけません。
全員で協力して問題を解いてから、裏を見ます。

→正解だったら…次の問題カードにすすみます。
→不正解だったら…裏面をじっくり見ないで、すぐにカードを表にして、正解を探します。

最後の問題カードまで解いたら、事件解決です。

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「ウルル」のおはじき大活躍(笑)

導入問題(練習問題?)も含めて16問+spielbox 5.2020についてきた2問の計18問全部解き終わりました。
1号、2号、わたしの3人で遊んだこともあれば、わたし1人で遊んだこともありました。
でも、基本的には1号とわたしの2人が多かったです。
2号は、こういうの、あんまり好きじゃないだろうなと思ったら、その通りでした(2号は、全然関係ない場所を見て、あれこれコメントするタイプ・笑)。
意外にも1号がめちゃ得意で、わたしが問題カードを読んでいる間にあっさり解決、のパターンが多かったです。
7割1号、2.5割わたし、0.5割2号が解いた…って感じでしょうか(笑)。

ネタバレしないように書くってかなり難しいので、感想を書くと…まずは、おもしろかったです。
「ウォー〇ーをさがせ」の進化版というのが1番しっくりきます。
今までなかったというのが逆に不思議な気がするくらいシンプル。
ゲームにはなってなかったというだけで、書籍では出ていたのかもしれませんが。

spielbox 1.2021で作者のSichさんが「プレイヤーに、探偵になった気分になって欲しかった」と話していらっしゃいましたが、まさにそういう気分。
文字通り「足取りをたどる」わけです。

問題の難易度は徐々に上がっていくので、途中で放り出されることも、脱落することもありませんでした。
1号は、「自動車事故(Autounfall)」「カーニバル(Karneval)」、わたしは「銀行強盗(Banküberfall)」「ラブソング(Lovesong)」「カーニバル(Karneval)」がおもしろかったです。
「カーニバル」は最後の問題なのですが、本当によくできていて解き終わったら、1号と2人で思わず拍手してしまったほど(笑)。

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半透明の封筒に問題カードを入れます

問題カードを入れる封筒を半透明にしたというのは、よく考えてあると思いました。
問題解く前に、カードの裏を見てしまうと楽しさ半減どころか、壊滅(笑)。
とりあえず封筒にいれてしまえば、タイトルだけ見えるので、とても扱いやすかったです。

また、見つけた場所にコインなどをおくと分かりやすいとありました。
最初はコインをおいたのですが、コインをおくと当然下の絵が見えない(笑)。
ので、思いついて「ウルル」の透明おはじきを使ったら、とてもやりやすかったです。
チケットトゥライド アフリカ その2」に続き、みたび登場のウルルおはじき。
ウルルで遊ぶより、他のゲームで遊んでるかも(笑)。

…って、話がそれましたが。
ただ、万人にすすめられるかというと…残念ながら老眼(笑)の方は楽しめないかもしれません(笑)。
薄い虫めがねもついてきているのですが、全然役に立ちません(笑)。
とにかく絵が細かすぎて、老眼にはつらい…(笑)

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使えそうで使えない虫めがね(笑)

1人ずつ確認していたらいつまでたっても終わらない、全体を眺めると老眼ゆえに細かい部分が見づらい…1号、2号は、さっさと見つけ出しているというのに、ひとりで老眼鏡だの拡大鏡だのが必要で、めっちゃ年を感じました…

そんなわけで、わたしが問題を読んでいるあいだに、1号と2号が全部見つけてたってこと多々(笑)。
「えー、だから、これがこうで、あっちにいって、あれやって、それでそうなった」…え?わたし、何も探してませんけど、もうオシマイ?みたいな(笑)。

あとは…やっぱり犯罪ってのにひっかかりました。
いくらクライムシティだからって、こんなに簡単に死んだだの、殺しただのって、遊んでいてあんまりいい気分ではありませんよね。
捜査していても、あちこちに死体がゴロゴロ…クライムシティには住みたくないなと思いました(笑)。

でも、ハマる人の気持ちはよーく分かります。
確かに、足取りがたどれるとほんっとおもしろい。
続編が予定されているのも納得です。

 

☆今日のありがとう☆
今日はるさめを買いに行ったら…いつものスーパーにない!
もうひとつのスーパーに行っても…ない!
仕方がないので、もう少し足をのばしたら…あったー!
よかった、夕飯作れました!