紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ジャングルの宝(Schatz-Alarm!)

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宝を取り戻せ!

さる王国ビンゴボンゴは、まさにさるの楽園です。
バナナもココナッツもどっさりあるし、みんな幸せ、満足しています。
さる王のバブは、豊かさと幸せを授けてくれるさるの宝を守っています。
ところが、ある日へびのシーラが宝を盗み出し、葉のしげみの下に隠してしまいました。
すぐにさるたちは、取り戻しに行きました。
魔法の宝探査機で、しげみのあちこちを探索し、貴重な宝を探し出します。
誰が1番多く宝を見つけ、さる王に手渡すことができるでしょうか?

No.235

・ジャングルの宝(Schatz-Alarm!)

・Heinz Meister

・Ravensburger

・5歳から99歳

・2人から4人

・時間…15分から20分

・日本語化…必要ありません

魔窟(笑)を整理しなければと思って、棚から適当に引き抜いてきたゲームの1つがこの「ジャングルの宝」。
机の上にあったのを見つけた2号がうれしそうに「あー、なつかしー、これ、よく遊んだよねー、ケンカもいっぱいしたけどーっ」…ケンカもしたんだ(笑)。
わたしはほとんど覚えていなかったのですが、言われてみたら確かに1号2号と遊んで、2号が大泣きしたのも思い出しました。
なだめるの大変だった(笑)。

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箱のすみにあるのが探査機

箱の中身はすべて出します。
穴があいている面を上にして、宝石を均等にならべます。
真ん中の穴から見える場所にはおかないようにします。
また、赤い宝石は特に貴重なので、それぞれ離れた位置におきます。

宝石をおいたら、ジャングルのボードをかぶせます。
宝探査機は、ジャングルの四隅の1つにおきます。
勝利階段は、箱のわきにおきます。
各プレイヤーは、さるを1匹選んで、階段の1番下の段におきます。
金色のさるは、階段の1番上の王座におきます。

手番がきたら、バナナさいころ7つをまとめてふります。
バナナが出た数ぶん、宝探査機を動かすことができます。
宝探査機はたてよこななめにすすめます。
一手番につき、3回までさいころをふり、宝探査機をうごかすことができます。

宝探査機を動かして、「カチッ」という音がしたら宝発見です!
「宝アラーム!!」と言って、宝探査機を穴に向かって動かします。
穴に着いたら、宝探査機から宝をはずします。
もし落としたら、また宝はジャングルの奥深くに消えてしまいます(穴から見えない場所に宝をもどさなければなりません)。

宝をとることができたら、勝利階段にかかれた得点がもらえます。
得点分、自分のさるをのぼらせます。
宝は、勝利階段のわきにおきます。
宝を見つけたら、手番終了です。
次のプレイヤーは、宝探査機を四隅の1つにおいて、そこからスタートします。

宝を見つけられなくても、さいころを3回ふったら、手番終了です。
次のプレイヤーは、宝探査機のある場所からスタートします。

勝利階段が宝でうまったら、ゲーム終了です。
1番黄金のさるに近いさるのプレイヤーの勝ちです。
あるいは、さるが黄金のさるに到着してもゲームは終了となります。
その場合は、当然黄金のさるに到着したさるのプレイヤーの勝ちです。

 

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すごく宝っぽい宝(笑)

雨降りの午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
2号だけでなく、1号も「あー、これ遊んだよねー」…覚えてるんだ!

セッティングして、2号から。
7このさいころ、じゃらじゃらじゃら…バナナ1本(笑)。
「1本かよっ!」と言いながら、2号1ます動かす…しーん。
次は…バナナ…………0本(笑)。
「えー、さいころこんなにいっぱいあるのに、全部緑??」…それはそれでスゴイ気がする(笑)。
でも、その次はバナナ3本で、動かしたら…「カチっ」
「お!」「あ!」…「でもさー、あと2つじゃ穴に届かない…」と、2号あえて穴から遠ざける(笑)。

おぜん立てしてもらった1号は、楽勝っと思いきや、いきなりまたバナナ0本。
「え、また?」と2号とわたし。
でも、2回目、3回目はちゃんとバナナを出して、まず1号が青い宝を見つける。
「ホントは、2号が見つけたのに…」と、真剣に悔しそうな2号(笑)。
…これはモメるわ(笑)。

わたしは、かろうじて3回ともバナナが出たものの、「カチっ」はできず、ジャングルで迷子になったような気分になる(笑)。
そして、2号また「カチっ」!
「今度は絶対もらうっ!」と気合入れてさいころをふり、ちゃんと穴まで来たのに…「あれ?何もない…」…どこかで落としてきたらしい(笑)。

「説明書にも、そーっと運びましょうって書いてあったよ?」と言ったら、「先に言ってよ!!」…言ったって、たいてい聞いてないクセに(笑)。
1号は、2号が落としたかもしれない場所を探索…見つからず。
わたしは、じゃあと全然違う方向へ行ってみる…と、「カチっ」。
「やった!」…これ、思ったよりずっとうれしいっ(笑)。
相変わらずバナナは、1本と2本だったけど(笑)ぎりぎりで穴から宝を拾い上げる!
緑だけど、やったーっ(笑)。
…横で2号、仏頂面(笑)。

「なんでみんな見つけるんだよー」と真剣に怒り出したので(一体いくつよ?)、「そーっとやってみなよ。磁石弱くなってるかもしれないし」と言ったら、2号、1ますすすむごとにます目に探査機をこすりつける(笑)。
そのかいあってか、「カチっ」!
「あったじゃん!」「よかったじゃん!」と1号とわたし。
「うるさい」…はー、もう、難しいお年ごろっ(笑)。

…そして、お約束のように出るバナナ0本のさいころ(爆)。

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コレがよく出る!

ここで笑ったら、2号絶対キレると思った1号とわたしは無言でプレイを続ける…けど、2人とも肩が震える(笑)。
そうしようと思ったわけではないだろうけど、1号バナナ0本を連発して探査機動かせず(笑)。
空気の読めないわたし(笑)は、あっさり宝を拾う…しかも赤(笑)。
「ずっりー」…言うと思った(笑)。

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黄金のさるは遠かった(笑)

そんなこんなで、宝が12個集まってゲーム終了。
1号の勝ち、以下わたし、2号。

まさに見たまんま(もちろん、いい意味で)。
ひねりといえば、宝の色で点数が変わるぐらいで、あとはほんっと見たまんまです。
要は、三角くじひくのと同じシステムではあるけれど、そこに磁石で動かすとか、穴から拾い出すとか、さるに階段を登らせる、と仕掛けを作ったことで、子どもたちハマりまくり(笑)。
大人でも、探査機動かして宝を探すのは楽しいし、穴から拾い上げる瞬間はやっぱりワクワクします。

作者のHeinz Meisterさんは、子どもと楽しめるゲームをたくさん作ってらっしゃいます。
有名なのは「スティッキー」や「オールザウェイホーム」などで、大人と子どもが一緒に遊んで楽しいゲームが多いです。
「ジャングルの宝」は、大人同士が真剣に遊ぶゲームではないかもしれませんが、子どもと大人が一緒に遊べるとてもいいゲームだと思います。

 

☆今日のありがとう☆
長引く規制だらけの生活の疲れがたまっているような気がします。
いろんなことがうまくいかず、ついため息…でも、家族でボードゲームで遊んだら、ものすごく気分転換になりました。
ボードゲームが趣味でよかった!
遊んでくれる家族に感謝です。