海の悪ガキ、サルバトーレは、サボり魔スヴェンヤ号に乗り、再び宝探しに夢中です。
望遠鏡をのぞいていたら、宝物がたっぷり隠された海賊島を発見。
この島こそ、かの有名な帆船船長ウラジミールの島ではありませんか!
サルバトーレは、すぐさま帆を張り、宝を頂戴するために島を目指します。
ところが、サルバトーレはウラジミールの存在をケロリと忘れていました。
ウラジミールは、当然大砲をサルバトーレの船へと差し向けるのです…
No.417
・海賊ブラックの決闘(Der schwarze Pirat das Duell)
・Guido Hoffmann作
・HABA
・5歳から99歳
・2人
・時間…10分から20分
・日本語化…必要ありません
先日…と書いてから、ふと思いついて調べたら…この記事を書くきっかけになったねずみリーダーさんの記事は、4月10日に書かれてました…2021年のね(爆)。
先日でもない、先月ですらない、昨年ってどーゆーこーとーっ???
うっそー、そんなに時間たっちゃった?と顔にタテ線書いてます(笑)。
ちなみに、ねずみリーダーさんの記事を読んで「ウチにもある!」と思って魔窟を探したのですが、発見できず…どこだろーっと思っていたら、「カカオ」の拡張を探しているときにようやく発見。
まさに魔窟っ(え?)。
さて、ルールです。
内容物を見れば、すぐ分かるルールです(笑)。
各自色を決め、その色の島と宝チップ、船、大砲、玉、ふいご(丸くて先がとんがってるやつ・笑)を受け取ります。
島と島の間は、箱2つ分の空間をあけます(って書いてある・笑)。
大砲置き場に大砲台を置き、玉はわきに置きます。
その隣に宝チップをよく混ぜて、裏返しに置きます。
スタートプレイヤーは、さいころをふります。
さいころの出た数分、ふいごで船を進めます。
・敵の港に着いた!
敵の港の色がついた部分に船が触れたら、着いたことになります。
港に着いたら、宝チップを1枚選んで表にします。
→宝だ!
宝チップを、自分の島のわきに表にして置き、船を自分の港に戻して、手番終了、役割交代です。
→何もない!
残念!宝チップを裏返しにし、船を自分の港に戻して、手番終了、役割交代です。
・敵の港にまだ着かない!
その位置に船はとどまり、手番終了です。
船を進め終わったら、もう一人は大砲に玉をつめ、敵の船を狙ってふいごで玉を飛ばします。
→船に玉が当たらない!
残念、手番は終了です。
→船に玉が当たった!
役割交代で、今度は船を進めます。
これを繰り返し、どちらかが宝を3つ見つけたらゲーム終了です。
先に宝を3つ見つけたプレイヤーの勝ちです。
天気のよい午前中に、2号とわたしの2人でプレイ。
2号「あ、これ、前に遊んだことあるよね?」
わたし「あ、覚えてるんだ」
2号「だって、すっごくおもしろかったもん」
…そう、1号と2号でふいごの取り合いになり、船が進まないといっては怒り出し、玉が飛ばないといっては泣き出し、めっちゃ大変だったけど、きっとそれは覚えてないよねっ(笑)。
ざっとルールを説明するけど、難しいことは一切ない(笑)。
ふいごで船を進めて倒れても、同じ位置に置き直してもいい、大砲に当たっても港に戻らなくていいというルールが、めちゃくちゃ気分を盛り上げてくれる!
まずは、わたしがスタートプレイヤーとして、船を進める。
さいころの目は3…お、結構行けそう!
…と思ったのに、なかなか進まず、ここでオシマイ。
わたし「案外進まない…」
ここで、2号、大砲どーん(笑)!
すごい飛距離は出たけど、わたしの船には当たらず。
しかも、遠くに飛ばしすぎて、玉がどこ行ったか分からなくなる(笑)。
わたし「ちょっとー、いきなりなくさないでよねっ」
2人ではいつくばって探す…ちゃんと見つかったけど、そうか、だから玉が丸くなくてキューブなんだと気がつく(笑)。
だって、これで球体だったら転がりまくるだろうから、ものすごい勢いでなくなるとしか思えん(笑)。
一応予備でキューブは全部で4個あるけど、球体にしたら100個は必要じゃないかな(それでも足りないかも・笑)。
さすが、HABAさん、子どもの生態分かってらっしゃる(笑)。
わたしは相変わらずふいごの使い方がつかめず、ちびちびとしか進まない。
おかげで、島までの距離が縮まないから、2号の大砲も当たらない(笑)。
最初は、力任せに大砲を飛ばしていた2号、何度か試すうちに、飛ばすというより方向を合わせて机の上をすべらす方が当たりやすいと気づく。
さくっとわたしの船に当てて、交代。
ところが、2号はさいころ運がなく、いきなり0が出る(笑)。
2号「え、0??」
わたし「…てか、この距離(2号の船は2号の港にいる)で当たったら奇跡でしょ」…もちろん当たらず(笑)。
ところが、次も0。
わたし「親切にも、わたしに大砲の練習をさせてくれるわけね」
2号「ちぇーっ」
ようやく動き出した2号の船。
わたしの船とすれ違う。
こうやって遊んでいると、本当に船を操縦しているような気分になる!
とはいうものの、2号のさいころ0もすごいけど、わたしの大砲ヘタクソさも負けてない(笑)。
最初のうちは、玉すら出なかったからね(いばりっ)。
2号「やっとここまできたーっと思ったけどさ、こんな近くじゃ当てられるよね…」
わたし「…さり気にプレッシャーをかけるなっつーの(笑)」
プレッシャーに見事に負けたわたし(笑)。
当たらないーっ!!
ところが、そこでまた0を出す2号(笑)。
2号「まただっ!」
このチャンスを逃がすかっと、大砲を打つけど…やっぱり当たらない(笑)。
わたし「どうやったら当たるのか、わかんないっつーの」
2号「船に向けて飛ばせば当たるじゃん」…むーかーつーくー(笑)。
2号、どんどんわたしの島に接近!
到着までほんの数ミリ足りず…2号「これは、当てられちゃうよな」
だーかーらー、プレッシャーかけないでって言ってんのにっ(笑)。
…いわんこっちゃない。
2号爆笑…そりゃするよね。
でも、その勢いでさいころふったら、また0(笑)。
今度はわたしが爆笑。
2人ともヘタクソすぎ(笑)。
そのあと、なんとか2号に大砲を当てたわたしが、今度は船を進める。
かなり島に近づいたけど、近づきすぎて2号の大砲大当たり。
2号は船を見事によせて、わたしの港に到着。
宝チップをめくると…2号「あ、なんにもなかった!」
2号、チップと船を戻して、今度はわたしが船を進める。
…でも、そうなると2号の船がジャマで、わたし入港できないんですけど(笑)?
それをよけるテク、わたしが持ってるならこんなとこで止まってないって(笑)。
しかたがないから、将棋倒しを狙う(え?)。
そう、力技で2号の船に体当たりしながら入港するという(笑)。
2号「そうするしかないよねぇ」
なんとか入港!
そして、宝チップをめくると…
…何もない(笑)。
こんなに苦労してここまでたどり着いたのに(笑)。
そのあとは、交代しながらお互い船を進めたり、大砲を飛ばしたり。
大砲に当たっても、船は母港に戻らないので、とてもいいテンポで進む。
これは、ほんっとさすがHABA!
本能的(笑)に、当たるとスタートに戻るっと思ってしまうけど、それやったらめちゃくちゃストレスだし、なにより時間がかかりすぎて楽しめなかったのではないかと。
2号、2度目の上陸!
見事、宝を見つける!!
2号「やった!」
わたし「いいなぁ…」
しかも、大砲をマスターした2号は、なんとこの距離でしっかりわたしの船に当てる。
2号「力入れすぎない方がいいんじゃないかな。転がっても当たればいいんだし」
…そりゃそーだけどーっ!
最後までわたしは大砲に四苦八苦し、さくさくと上陸した2号、あっさり3つめの宝物発見。
…わたしは、1つしか見つけてないっつーのに(笑)。
というわけで、2号の勝ち。
あー、おもしろかったー!
これぞアナログゲームって感じで、遊ぶと必ず盛り上がります。
同じことコンピューターゲームでやったって全然おもしろくないけど、アナログでふいごをぷしゅっとやるのは最高(笑)!
上にも書きましたが、大砲が当たっても役割交代するだけで、船はそこにとどまるというのが、ゲームテンポを落とさず、遊んでいて楽しいです。
ふいごに慣れても、大砲が上手く飛んだり飛ばなかったりするのは、おもしろいし、船が上手く進めばうれしいし、進まなくてもおかしくて笑っちゃうし、で、とにかくずーっとおもしろい!
子ども用に見せかけて、これ充分大人用だと思います(笑)。
ちなみに、「海賊ブラックの決闘」にはオリジナルがあって、そちらは「海賊ブラック」といって、2人から4人まで遊べて、ボードがついています。
当時はびっくりする値段だったので、買わなかったのですが…ちょっと後悔(笑)。
それにしても、こーんなおもしろいゲームが、絶版というのはほんっと残念!
オリジナルの「海賊ブラック」は、2006年のKinderspiel des Jahresも受賞しているのに、わりとさっさと絶版になってしまった気がします。
再販してくれたらいいのになー。
☆今日のありがとう☆
その1
今日は、大荒れの天気。
突然バケツをひっくり返したような雨が降って、屋根が壊れるかと思った(笑)。
でも、午後は雨がやんでくれたので、ホッとしました。
その2
朝、夫に起こされたんだけど…一瞬「なんでいつもより早く起こすの?」と思う。
…実は、いつもと同じ時間に起こされたのに、感覚的にはもっと早かった…要は「寝足りない」(笑)。
そのせいか、今日は1日いろいろちぐはぐ…まぁ、それでもやるべきことはこなしたので、よしとする(笑)。
その3
いろいろとんちんかんなことやってたけど、それでも何とかなったんだから、ダイジョウブ(笑)!
その4
Spiel des Jahresのノミネート作品、発表になりました!
明日記事にする予定です。
その5
「イコライザー」を見て、「イコライザー2」鑑賞中。
とにかくデンゼル・ワシントンがめっちゃカッコいい!
1は、ホームセンターで働いてるってのがなぜか似合うんだけど、でも戦うとすごいっ!
ホームセンターって実は武器庫なんだなぁと思いました(笑)。
その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪