紺碧のSpielplatz

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小さな魔法使い(Die kleinen Zauber Lehrlinge)

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修行中の小さな魔法使いたち

どどーん!パチっ!
魔法の大鍋から色とりどりの煙がたちのぼります。
古い魔法の台所は、てんやわんや。
今日は小さな魔法使いたちが、魔法薬を作る方法を学んでいるのです。
そのためには、多くの材料を次々大鍋に入れなければなりません。

おっと、つまづかないように気を付けて!
材料がきちんと分けられたら、あとはかまどに火をつけるだけ。
でも、そう簡単にいくかな?

No.216

・小さな魔法使い(Die kleinen Zauber Lehrlinge)

・Thomas Daum , Violetta Leitner作

・Drei Magier Spiele

・5歳から

・2人から4人

・時間…20分から25分

・日本語化…必要ありません

「小さな魔法使い」は、「魔法のラビリンス」がおもしろかったので、同じように磁石を使うゲームということで購入。
特に2号が気に入って、昔はよく遊びました。

下箱をゆすってから、おきます。
かまどを組み立て、上にオレンジのビー玉をおきます。
各プレイヤーは、魔法のつえと魔法使い1人、魔法薬の材料を各1つずつ計4つもらいます。
材料は、指定された場所におきます。

手番がきたら、自分の前にある材料を一つ選んで、魔法使いの上にのせます。
それから、魔法のつえで魔法使いを押しながら、のせた材料と同じ色の大鍋まで魔法使いを動かします。
ボードにかかれた位置に魔法使いが立つと、魔法使いはのせた材料を大鍋に入れます。

ただし、途中でつまずいたり、材料を落としたり、大鍋に入らなかったらやり直しです。
魔法使いと材料を戻して、手番は終了となります。

4つすべての材料を大鍋に入れたら、今度はかまどの上のオレンジのビー玉を魔法使いの上にのせます。
そのままボードにかかれた位置に魔法使いをすすませ、火がついたらゲーム終了です。
火をつけた魔法使いの勝ちです。

 

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材料をせっせと運びます

天気の悪い午前中に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
あんなに遊んだのに、1号も2号も「覚えてない…」…ったく遊びがいのない(笑)。

まずは、2号から。
自分の位置から一番近い鍋に材料を入れる。
つえでつんつんつっつくと…突然魔法使いはかたんっと材料を大鍋に放り込む。
「あ、これ、おもしろいじゃん」…だから、遊んでるんじゃん(笑)!

1号は、あえて一番遠い鍋へ行く。
大男(笑)が小さなつえでつんつんつっついているのを見るのは楽しい(笑)。
つまずくこともなく、あっさり大鍋に材料を放り込む。
おっかしなー、もっとつまずくはずなのに…

…と思ったからか、わたしの魔法使いはすぐ隣の鍋に入れようとしたのに、つまずく!
「げー、この距離でつまずくとは…」と言ったら、1号も2号も「え、そんなことあんの?」「うん、あるの。だからよく見てた方がいいよ」。

すると、2号も運ぶ途中でつまずく。
「あ、ホントだ!ここダメだ!」…そこもダメなのね…覚えてられるかなぁ(笑)。

1号は、あえて遠回りをして2号がつまずいた場所を避ける(笑)。
そうか、その手があったか…と思ったら、1号もつまずく(笑)。
「えーっ、これ、ムリじゃん(笑)」…こんなにつまずくもんだったけ(笑)?

そのあとは、3人ともむちゃくちゃ真剣になる(笑)。
5歳の子が真剣になるのはかわいいけど、わたしたちが真剣な顔で小さいつえでつんつんやるのはどうだろう(笑)。
でも、真剣になれるってすごくしあわせなことではある(笑)。

しばらくすると慣れてきて、みんなさくさくと材料を放り込む。
…ところが、1号の魔法使いと黄色の鍋の相性が悪いのか、かたんっと放り込んでも材料が大鍋に入らずこぼれ落ちる(笑)。
「あれ?角度が悪かったかな?」と、1号は次の手番でもう一度チャレンジしたけれど、やっぱり入らない。

その間に、2号は材料を全部大鍋に入れ、いよいよかまどに火をつける!
「こんなん、簡単じゃーん」と魔法使いをつんつんしてかまどに近づける…かたんっ!
…ビー玉、かまどの上にあるけど、火はついてない(笑)。
「えー、なんでー」…全然簡単じゃないね、コレ(笑)。

1号は、相変わらず大鍋にチャレンジ…入らん!
盛大なため息。
わたしもようやく材料全部大鍋に入れて、次はかまど!
ところが、その前に2号が2度目のかまどで見事火をつける!

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お見事!!

あっさり終了(笑)。
勝ったのは2号、以下、わたし、1号。

1号も2号も覚えていませんでしたが、昔遊んだときは、2人とも真剣そのもので、その表情を見ているのが楽しかったです。
大人同士がやるゲームではないかもしれませんが、小さなお子さんがいるならばぜひ遊んで欲しいです。
玉入れのようにうまく材料が大鍋に入ると、大人でもうれしいです。

 

☆今日のありがとう☆
その1
無事クリスマスを迎えられました。
あー、ほんっと…ホッとした(笑)!

その2
夫からプレゼントをもらいました。
笑ったのが、「主プレゼント」と「副プレゼント」があったこと(笑)。
「こっちが主プレゼントでー、こっちが副プレゼント!」と言われたときは何のことかと(笑)。
しかも、わたしだけでなく、子どもたちにも副プレゼントがありました(主プレゼントは、夫とわたしで準備)。
一生懸命考えてくれてありがとう!

その3
夕方家族4人で街のイルミネーションを見に行くことに。
雨は降ってないものの、天気悪いしすっごく寒かったけど、でもほとんど人がいない街をのんびり歩くのは楽しかったです。