紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ディズル(Dizzle)

宝石とパズル(笑)集めて、爆弾仕掛けよう!

さいころを選んで…
さいころを置いて…
バツをつけるだけ!

No.595

・ディズル(Dizzle)

Ralf zur Linde

・Schmidt

・8歳から

・1人から4人

・時間…20分ぐらい

・日本語化…必要ありません

「ディズル(Dizzle)」は、古本屋さんで発見。
あー、ダイスゲームねーっとスルーしようと思ったら(ダイスゲームに失礼だっつーの)、Ralf zur Lindeさんのお名前が目に入る!
うむ、これは買わなきゃダメでしょうっ(笑)。

というのも、Ralf zur Lindeさんは、Stefan Dorraさんと組んでボードゲームをいくつも発表していて、1号と2号が小さい頃はよくお世話になったのです(笑)。
2人とも「ランキング(Ranking)」が大好きで、よく遊びました。
以来、ファンしてます(笑)。

さて、ルールは。
人数に合わせたさいころを準備します。
各プレイヤーは、全員同じレベルのシートを受け取ります。

スタートプレイヤーは、さいころを全部ふります。
そこから、1つ選んでシートの同じ目のますに置きます。
ただし、最初の1つは必ずすでにXのしるしがあるますの上下左右に置きます(ななめは不可)。
それ以後は、すでに置かれたさいころの上下左右に置きます(ななめは不可)。
時計まわりに、他のプレイヤーも1つずつさいころを選んで、自分のシートに置きます。
置けるさいころがある限り、必ず1つ選んで置かなければなりません。

もし、置けるさいころがない場合は、パスするか、ふり直すことができます。
・パスする場合
パスしたら、以後さいころを選ぶことはできません。
さいころをふり直す場合
場にあるさいころをすべてふり直します。
→置けるさいころが出た!
そのさいころをシートに置きます。
→置けるさいころが出なかった!
ペナルティとして、すでにシート置かれたさいころを1つ選んで、目を変えずに場に戻します。

これを繰り返し、場からさいころがなくなるか、全員パスしたらラウンド終了です。
さいころを置いたますに、Xを書き込みます。

次のプレイヤーが、スタートプレイヤーとなります。
これを決められた回数繰り返します。
計算し、得点が1番多かった人の勝ちです。

グラフィックは昭和の香り(笑)

家族で遊ぶ日(442)。
いつものように1号も2号も忙しく、夫とわたしの2人でプレイ。
どーしても新しいゲームにチャレンジしたかったので、夫でもなんとかなりそうな「ディズル(Dizzle)」を選ぶ。
ルールを説明する…実演がいいだろうと、実際にさいころを振って置き方を説明。
意外にも、夫かなり理解できた模様(笑)。
アイコンに関しては、追々説明することにして、スタート!

スタートプレイヤーは、夫。
実は、シートにさいころふる時にしるしをつける場所があって、これがとっても便利!
人数によってラウンド数が変わるんだけど、それも分かりやすく書かれていて、とても遊びやすい。
そこにしるしをつけて、さいころをふる。
3が3つ、4が3つ、5が1つ…って、めっちゃ偏ってるやん(笑)。
なるべく多く置けるようにするには…

…そう、2人プレイの場合、交互にさいころを取るから、ある程度自分が取れそうなさいころの予想ができる。

さいころを置く

夫はしばらく悩んで、4を取る。
これ、長考になりそうな感じだけど、相手が考えている間に自分もさいころ見ながらどれから取るか考えるので、全く気にならない。
わたしも、4を取る。

夫は3を取り、わたしは5を取る。

置けなくなったら、ふり直し可

夫「どれも置けないんだけど?」
わたし「そういう場合は、ふり直しができるよ。さいころふって、置ける数が出たら置くし、置けなかったらペナルティでシートに置いたさいころ1個戻す」
夫「ふーん」

ふり直すと、6と4と2。
夫は6を置く。
わたしは4を置く。
わたし「ふり直しできるけど、どうする?」
夫「…しない方がいいよね」
わたし「だよね」
1ラウンド終了。

さいころを置いた場所にXを書く。
…付属のペンは書けなくなってたので、ボールペンで書き込む(笑)。
しょうがないよね、2019年のゲームだし。

2ラウンド目。
今度は、わたしがスタートプレイヤー。
じゃらっとさいころをふって、ひょいひょい置いてはふり直す(笑)。

置けない…

夫「4は置けないんだよなぁ…さいころ2個かぁ…いや、ふるっ!」
見事1を出して置く。

先に爆弾に置いたのは、夫。
爆弾があるますにさいころを置いて、Xをつけると、他のプレイヤーは同じ位置にある爆弾が爆発することになり、マイナス2点をくらう。
わたし「え、うっそー、いきなりマイナス2点?!」
夫「おもしろいね、これ」
…そらそーだろーよ(笑)。

でも、その次のラウンドで…

どーだーっ!

だんっ!
爆弾に置いたっ!

火、つけちゃった(笑)

夫の爆弾爆発~!
夫「これ、ぐるぐるって書けばいいんだよね?」
わたし「そう、ぐるぐるってして」…なんつー会話(笑)。

ちなみに、オレンジの宝石は3点、パズルは両方集めると10点、指定のタテ、ヨコの列をXでうめると、書かれた点数がもらえる。
最初のうちは、ますに置くことで精一杯だけど、得点を集めるためにだんだん「ここに行きたい」「ここにXを書きたい」と思うようになる(笑)。
これ、ホント上手いわ…

そして、「飛ぶ」(笑)。
飛ぶとは、置いたさいころの上下左右がすでにXでうまっていて、次のさいころが置けない場合、全く別のますに「飛んで」そこにさいころを置くこと。
これが、めちゃくちゃ楽しい!

最初に6を置いて、3に飛ぶ

飛んだ後のさいころは、当然Xが書かれたますの隣じゃないとダメだけど、このルールのおかげで1ますだけ残ったますが埋めやすくなる。
このルールは秀逸!

そんなこんなで、最終ラウンド終了。

左、夫、右、わたし

得点計算すると、夫39点、わたし43点で、わたしの勝ち。
夫「これ、おもしろい!気に入った!またやりたい!」
わたし「レベル4まであるし、なんだったら別売りでレベル5から8まであるから、いっぱい遊べるよ!」

 

これは、おもしろいっ!
2019年のSpiel des Jahres推薦リスト入り、納得!

ダイスゲームは、出目次第でものすごくつまんなくなったり、どうしようもなくなったりすることがあるので、それほど好きではないのですが、でも「ディズル(Dizzle)」はそれが全くなかったです。
どこかにちゃんと逃げ道があって、さいころ振ってがっかり…てのがなかったのはすごい!

たぶん、これ、ふり直しのルールがとてもよくできてるんだと思います。
置けなかったらふり直しできる、その時さいころが多ければ希望の目が出る可能性は高いし、少なければ低い…ふるかふらないか決めるのはプレイヤーで、それなりに予測できるんですよね。
ムリかもしれないけど、ここは勝負と思ってふるか、ムリはしないほうがいいだろうと思ってふらないか…ダイスに振り回されるのではなく、ダイスをコントロールしている気分になるというのは大きいなと思います。
そして、希望の目がでなくても、ダイスを1つ戻すだけで、マイナス得点にはならない…これ、ホントいいルール(笑)。

グラフィックが古めかしい感じだけど、ゲーム自体はよく考えられてて、完成度が高いです。
夫も気に入ったようなので、再プレイ確実だと思います(笑)。
読んでくださって、ありがとうございます。

 

ディズル・その2はこちら

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、くもり時々晴れ!
でも…ちょっと肌寒い(笑)。
しかも、夜はどしゃ降り…晴れくもり雨、全部そろいましたー(そうじゃない…)

その2
前回乗り間違ったバスに再挑戦(笑)。
今度は乗り換え時間に余裕があったので、バスの番号だけでなく、行き先もちゃんと確認(爆)。
正しいバスに乗って、ようやく出発!…と思ったら、大渋滞で進まない…マジっすか。
時刻表では4分って書いてあったけど、実際ついたのって15分後…これなら歩いても同じだった…

その3
とりあえず実験できたし、次回からはおとなしく歩こうと思いました(笑)。

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん