紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

浮世(Ukiyo)

珍しく「1人用」

「浮世」とは、もともと日本語で「地上の儚い世界」を意味します。
17世紀の日本において、「今を生き、楽しめ」という新たな意味が加わりました。

No.585

・浮世(Ukiyo)

・Ian Walton

・Walnut Games , Frosted Games

・8歳から

・1人か、2人から4人

・時間…5分から10分

・日本語化…問題を和訳する必要があります

「浮世(Ukiyo)」は、Frosted Gamesのカードゲームシリーズのひとつです。
カード枚数少なめで、おもしろいゲームを目指しているラインです。

さて、ルールは。
問題カードを見て、そこにかかれた番号のカードを抜き出します。
そのカードに書かれた条件を満たすのが目的です。
残りのカードは、よくきって裏返しに積み重ね、山札とします。

山札を1枚ずつ表にして、条件を満たすように配置します。
カードは、すでに置かれたカードの辺か角に接するように置きます。
すでに置かれたカードの上に、カードを重ねてもかまいませんが、すでに置かれたカードの下に新しいカードを差し込むことはできません。
また、シンボルは6×6の範囲内に収まるように置きます。

最後のカードを場に置いたら終了です。
条件を満たしたかどうかを確認し、すべて満たしていたらプレイヤーの勝ちです。

なじみのあるシンボル…もある(笑)

大荒れの天気の日、わたしひとりでプレイ(笑)。
このところ、みんな忙しくてなかなか遊べず、気が付いたら、あら?ネタ切れでは…ぎゃー!どうしようー!というわけで、あわててひとりで遊べるゲームを探し出しました。
よかったー、ちゃんとあったー(笑)!

ちなみに、わたしの「浮世(Ukiyo)」は、箱にエラッタ修正済みのカードが貼ってありました(笑)。
調べたら、問題11にミスがあり、訂正したものを配布しているようです。
…確かにね、エラッタの問題読んだけど、これはムリでしょってレベル(笑)。
出版社側も「達成できない条件」と書くぐらい、すごい条件でした(笑)。

条件の字が小さいっつーの!

さて、もちろん1番やさしいのから始める(笑)。
中途半端に難しいのをやると、達成できなくてすぐやる気なくなるから(当たり前・笑)。

レベル1は…
・6×6をシンボルでうめる。
・縦か横に桜を4つ並べる。
・ななめにどんぐりを4つ並べる。
の3つの条件。
6×6はどーにかなると思うけど、ななめって大変そうだな…

というわけで、早速挑戦。
1枚目。

うーん、うーん、どう広がるか想像しづらい…

縦に置くか、横に置くか、ちょっと悩む(笑)。
最初の1枚って、どうにでも置けるからなぁ…

どんぐりがななめに!

ちょうどななめにどんぐりが置けた!
これはいい感じっ!

よっしゃ、3個目!

3枚目でどんぐり3個ななめ!
なんとなく、縦横に並べる方が楽そうと思って、桜(って言ってるけど、梅っぽい気がする…)はそっちのけ(笑)。

その後どんぐり4個ななめを達成したわたしは、桜に取り掛かる(笑)。
ここで気が付く、達成したところにカードは置けないことを(笑)。
いや、置いてもいいんだけど、また作り直さなきゃいけなくなる…作り直せたらいいけど、どんなカードが出てくるか、分かんないからなぁ…

すごーい、1枚に桜4つ!

よし、桜4つ、来たっ!
これを使えば、縦か横に桜4つ、できそう!…と思ったんだけど、今まで出てきたカードを見ると、この手のボーナスカードは1シンボルにつき1枚ぐらいって感じ。
他は、バラバラなので、このあとはカードを上手く重ねていかなきゃいけない…ってことは、カードを置く場所を想像しとかないと。

そう、ここで6×6の縛りが効いてくる。
5×6でもなきゃ、5×5でもない、そしてカードは常に2×3…それに気が付いたら、俄然悩ましくなってくる!

どんぐり、死守(笑)

運よく、どんぐりに重ねても同じ位置にどんぐりがあるカード。
どんぐりのななめ4個を壊さずに、桜が3つ並ぶ。

やったーっ!!

そしてっ、なんと桜が3つ並んだカードが出てくる!!
しかも、どんぐり付き(笑)。
ボーナスカードは各1枚かと思ったけど、桜は2枚あるみたい(笑)。

やったーっと思ってから、あ、あと1列置かなきゃいけないんだ!と気が付く(笑)。
くっそー、6×6の縛り、ありすぎ(笑)。
この時点で、どんぐりと桜の条件は達成したけど、6×6の条件はまだ。
そう、もう1列横に置かなきゃいけない!
うわー、ちょうどいいカード来るかなぁ…

せっせとカードを表にしては、悩む(笑)。
6×6も達成できたけど、なおかつ桜と…どんぐりと…
カードをくるくる回しながら、場所を探す(笑)。

最後の1枚が置かれて終了。

達成!!

できたーっ!!
3条件、すべて達成!
あ、これ、単純だけど、うれしいっ!

当然、そのままレベル2へ。
レベル2は…
・縦か横に桜を4つ並べる。
・同じシンボルで2×3に並べる。
・縦横で同じシンボルを10つなげる。
…ふーん。
桜はともかく、残りの2つがどのシンボルでもいいってのが、逆に悩ましいな(笑)。
ちなみに、桜とどんぐり以外は、折り鶴と蝶。
…折り鶴はともかくとして、どんぐりと蝶…浮世に関係あるの(笑)?

…って、話がそれた。

あっという間にできちゃった(笑)

なんと2枚目で、桜4つ並んじゃう(笑)。
よし、この列は死守(笑)。

次は、2×3を作ることにする。

どんぐりかな?

…どんぐりでできそう感じ。
ここは、どんぐりに賭けてみるか(笑)。

なんとか5つ集めた!

よし、これでどんぐりリーチ。
…下にあと2列だから、完成してもキープ…できるかな?

…と思ったら。

これは…利用しないわけにはいかない(笑)!

お、折り鶴が3匹も!
となれば、2匹並んだところにくっつける。
これで、5匹つながったから、あと5匹。
もう一つの条件は折り鶴で決定(笑)!

集めるつもりはなかったけど、集まった桜(笑)

桜も集まってきちゃったけど…

あと1匹…

これで、折り鶴リーチ!
あと1匹、つながるやつが出てくるといいんだけど…

どーだーっ!

やったー!
これで10匹!!

でも、まだ手札が残ってる…とはいうものの、「浮世(Ukiyo)」はぴったりでなくてもかまわないというルール(つまり、この場合11匹でも12匹でもよい)があるので、減らさなければセーフ(笑)。
うん、このルール、絶対必要(笑)。

そんなこんなで…

できたーっ!

こんな感じで終了!
条件3つクリアっ!

おもしろかったので、この後一気にレベル5まで遊んじゃいました(笑)。
1プレイが短いとこれができるんだよねぇ。

 

おもしろかったです。
ニマリア(Nimalia)」によく似てます。
「ニマリア(Nimalia)」が1カードに4種類、「浮世(Ukiyo)」は1カードに6種類という差はあるけれど、カードの並べ方にはあまり差がありませんでした。
できあがりは、「ニマリア(Nimalia)」のほうが見栄えはするかな(笑)。

4つのシンボルが、どう浮世なのかというツッコミは不可避だとは思いますが(笑)、プレイする分には全く問題ありません(そりゃそーだ)。
ただ、問題文の文字が小さくて老眼だと読みづらいです。
なので、わたしは事前に条件を頭に叩き込んだ(笑)のですが、それはそれで遊びやすかったです(爆)。

終盤になると、カード1枚をどこかに置く=シンボルが6つ変更になるというのが、めっちゃキツイです(笑)。
なので、条件には関係ない場所(笑)っというのを確保しとかないと、最後の1枚で完成したのを破壊される可能性もあります。
ハラハラしながらカードを表にするのは、単純に楽しかったです。

あと、2人以上で遊ぶバリアントもあるのですが、そっちはカードを手札にして、全員で6×6を作り、最後に残った手札の条件が達成できた人が勝ちというもの…そんなことできんの?って気がするんですが、怖いもの見たさで試してみたいかも(笑)。

レベルは40まであるので、延々遊べます(爆)。
ゲームしたいけど、仲間と時間がない…なんて時にぴったりではないでしょうか。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、風が強くて寒かったです。
春になったと思ったのに、しばらく寒い日が続くらしい…暖房使わないで済むといいなぁ…

その2
スーパーで買い物。
きのこ売り場で若い女の子2人がきゃっきゃっしてる(笑)。
どうやら、どちらかの家に行って一緒にご飯を作るらしいんだけど、なかなかメニューが決まらない模様(笑)。
で、あーでもない、こーでもないとおしゃべりして、結局マッシュルームを買うことにしたんだけど、ひとりが「あ、マッシュルーム、セールじゃん!ラッキー!」とホントにラッキーそうに言ってて、吹き出しそうになりました。
ラッキーそうで、なにより。

その3
おとーさんに肩車された男の子。
なぜか天皇陛下ばりに、お手ふりしてる(笑)。
周囲の気が付いた人もふりかえしていて、おとーさんだけが何が起きているか分かってない状態(笑)。
いやー、かわいかったー、おとーさんも男の子も(笑)。

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん