紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

マイセリア(Mycelia)

魔法のしずくを集めよう!

マイセリアの素晴らしい世界へようこそ!
森から生まれる魔法のしずくを、生命の神殿へ運ぼう。
手伝ってくれる不思議な仲間を集めて、ミッションを達成しよう。
冒険に出発する準備はできたかな?

No.576

・マイセリア(Mycelia)

・Daniel Greiner作

・Ravensburger

・9歳から

・1人から4人

・時間…45分

・日本語化…必要ありません

「マイセリア(Mycelia)」は、パッケージに目をひかれました。
ピンク色満載で、小さい女の子向けなのかなと思ったら、対象年齢は9歳…ふーん。
BGGでの評価は悪くないけど、なんだかすっきりしない感じで、いつの間にか忘れてまましたが、スーパーの片隅で半額になっていたので、そんなら遊んでみるかと購入しました(笑)。

さて、ルールは。
まず、生命の神殿を組み立てます(結構手間かかります・笑)。
その上の指定された位置に、さいころを置きます。
追加カードを1枚選び、わきに置きます。

各プレイヤーは、個人ボードとカードセットを受け取り、個人ボードの上に準備カードにあるようにしずくを並べます。
スタートカードセットはよくきって、山札を作り、そこから3枚手札にします。

基本のカードをよくきって、山札を作り、そこから5枚を表にします。
これが、場札になります。

スタートプレイヤーは、キノコ(笑)を受け取ります。
手番では、手札3枚すべてをプレイして、個人ボードにあるしずくを神殿に運ぶことが目標です。
カードをプレイして得た葉っぱで、新しいカードを購入することもできます。
また、各手番につき1回だけ基本アクション(個人ボードの下に置かれるタイル)を行うこともできます。

神殿に運ばれたしずくは、神殿のくぼみに置かれます。
指定の数が集まったら、神殿が動かして、すべてのしずくを集めます。
それから、神殿に置かれたさいころをふり、各プレイヤーは追加カードの同じシンボルのますにしずくを1つずつ置きます。

これを繰り返し、誰かが個人ボードからしずくをすべて取り除いたら、各プレイヤーが同じ手番数になるまで手番を行い、ゲーム終了です。
しずくをすべて取り除いたプレイヤーの勝ちです。
同ラウンドで取り除いたプレイヤーが複数いた場合は、葉っぱの数の合計が1番多い人の勝ちです。

おなべじゃないよ、生命の神殿だよ(笑)!

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ルールをざっと説明するけれど、カードの効果についてはその都度確認することにする。
だって、山のようにあるから、説明してるそばから忘れる自信しかないもん(笑)。

スタートプレイヤーは、わたし。
手札を3枚取って、まず1枚プレイ。

まずは、葉っぱゲット!

このカードは、葉っぱ1がもらえる。
わたし「この葉っぱはお金みたいなもん、集めるとカードを買うことができる」
1号「うん」

赤います、実は落ち葉(笑)

次のカードは、赤いますにあるしずくを上下左右に1ます移動させることができる。
わたし「…そしたら、ここだよねぇ」

やったー、1つぶ到着っ!

これで、神殿に到着したことになる。
そのしずくを、神殿の最初のくぼみに置く。

青います、実は水(笑)

次のカードは、青いますにあるしずくを上下左右に1ます移動…となれば、当然神殿に運ぶよね。
これで、カード3枚プレイしたし、葉っぱはまだ1しかないので、カードも買えないので、わたしの手番は終了。
2号「あ、そういうことね、分かった」
うん、ここまでは分かりやすい。

1号も2号も、手札を1枚ずつ出しながら効果を確認。
と言っても、スタートカードセットは分かりやすいのがそろっているので、とてもスムーズな導入。
これは、見事!

2号は、最初の手番で葉っぱが集まったので、次の手番でカードを買うことにする。

お買い上げ!

カードの価格は、右はじにかかれている。
葉っぱ3枚払って(笑)、ゲット!

そして、このゲームが優しい(笑)のは、購入したてのカードを自分の山札の上に置けるというとこ。
つまり、次の手番で確実に使えるというわけ。
…「エルドラドを探して」でこれが可能だったら、あんなにモメなかったのに(笑)。

その後、わたしも葉っぱだらけになる(笑)。

仲間もボーナスもらえる!

中央のカードは、プレイしたプレイヤーだけでなく、他のプレイヤーも葉っぱがもらえるというカード。
このカードのおかげで、ギスギスした感じにならないのがおもしろい。
自分の手番以外でも葉っぱがもらえるって、単純にうれしいもんです(笑)。

で、葉っぱがたまると、当然新しいカードが欲しくなる。
残念ながら、スタートカード以外のカードのアイコンは、お世辞にも分かりやすいとは言えず、毎回説明書で確認することになる。
これは、ちょっと残念。

見えないパズルを組み立てるような感じ

しずくらしく、ちょっとずつ移動(笑)。
手札を確認しながら、どれをどこに動かせるか考える。

その頃の神殿は…

しずくはプラスチック製

かなりしずくがたまってる。

その頃の1号のしずくたちは…

ずいぶん少なくなってる!

強力なカードを買ったおかげで、かなり減ってる。

その頃の2号のしずくたちは…

列になってる(笑)!

1列になってるのがおもしろい。
2号「青いますのしずくを動かせるカード買ったら、青ますのしずくがなくなっちゃって、もう使えなくなっちゃった…」
そういうことか(笑)。

そして、神殿がいっぱいになる。

とうとう満員です(笑)

矢印の方向にぐるりと回すと…

じゃらーっ(笑)

下から出てくる(笑)。
さいころを振って、追加カードの同じシンボルのますにしずくを1つずつ置く。
1号「戻ってくるのね、え、2つぶも?」
わたし「あ、ホントだ、2つぶも…」

序盤に強いカードを買った1号が、うまくしずくを配置してどんどん神殿に運んでいたけれど、中盤でいろんなカードを買いこんだわたしが追い上げる。
結局、わたしが最後のしずくを神殿に運び、ゲーム終了。

やった!

1号は、あと2つぶだった!

もうちょっとだった!

2号もあと2つぶ。

こっちも、もうちょっとだった!

勝ったのは、わたし。
以下、1号と2号同位。
1号「ちょっとチェスみたい。慣れる必要があるけど、おもしろかった」
2号「買うカードは、ちゃんと選ばないとダメ。一気に動かせると、すごく楽しい」
とのこと。

 

不思議なプレイ感です。
おもしろくないわけじゃないし、むしろおもしろいんだけど、違和感があるという(笑)。

まず、アイコンをもっと分かりやすくしてほしかったです。
スタートカードのアイコンは分かりやすいのですが、それ以外のカードの一部が分かりづらいのです。
で、説明書で確認するんだけど、その説明も決して分かりやすくない(笑)。
これで、かなりプレイテンポを落としました。

そして、グラフィック…わたしは悪くないと思いますが、パッと見てターゲットが誰なのかが分からないというのは、ひっかかりました。
一見子ども向け見えますし、キャラの作りもかなり子ども向け、そして神殿からしずくが流れる仕掛け…でも、対象年齢は9歳からで、ゲーム内容もそれほど子ども向けではないという違和感がありました。
要は、システムとグラフィックが合ってない印象です。

ただ、システム自体は、よくできてると思います。
ルールがちゃんとなじんでいて、どうやってしずくを動かすか考えるのは、おもしろかったです。

それに、他のプレイヤーもボーナスがもらえる効果もよかった!
「マイセリア」は、ソロプレイ感が高めですが、その効果でなんとなく場の雰囲気が和むし、プレイヤー間のやり取りも生まれます。
対戦ゲームなのに、雰囲気は協力ゲームに近い感じでした。

そーいえば、箱が結構重たかったので、たぶんしずくがガラス製なんだろうなと思っていたのですが…

しずくはプラスチック製でした

犯人は山のようなタイル(厚紙)でした(笑)。
個人ボードと、神殿が厚紙なのは分かるんですが、なんで準備カードと追加カードを厚紙にする必要があったのかなぁ。
あれ、フツーにカードでいいと思うんだけど…どうやら、この内容物を設定した人と、わたしはシュミ合わないみたいですね(笑)。
ちなみに、チェコ製です。

拡張も入っているし、ソロでも遊べるので、いずれまた再プレイしたいと思います。
読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日もいい天気!
空が青くて、飛行機雲がきれいに見えて、気持ちよかった!
…ただし、風が冷たくて、寒かったです。

その2
夕飯が決まらない(またかよっ)。
うんうんうなってたら…なぜ、人類は1日3食も食事するんだーっ(←コレ、一体何回目の登場だ?)っと天に向かって叫びたくなる(笑)。

その3
結局、鶏肉のオーブン焼き。
久しぶりだったせいか、家族には好評でした。
ほっ(笑)。

その4
姪っ子の入学式、本人のみの参加らしい。
保護者は、別室で中継を見るか、自宅でオンラインで見るか…えー、なんて味気ない!!
コロナ禍ではしょうがなかったと思うけど、いい加減対面の重要さに気が付いて欲しいなと思います。

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん