紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

メモアァール!(Memoarrr!)

記憶力で宝を集めよう!

メモ…アァーーー!また間違ったカードをめくってしまった!
金魚船長の最後のルビーを溶岩が飲み込んでしまう前に、自分の記憶力とほんの少しの海賊運を頼りに、島からの道を見つけよう。

No.568

・メモアァール!(Memoarrr!)

・Carlo Bortolini作

・Pegasus Spiele, Edtion Spielwiese

・6歳

・2人から4人

・時間…10分から20分

・日本語化…必要ありません

「メモアァール!」は、古道具屋さんで発見。
2018年Spiel des Jahresの推薦リスト入りしたこともあって気になったのですが、内容的に買うほどじゃーないよなーと(笑)。
価格も割高だしスルーしたら、古道具屋さんでシュリンクなしの新品発見。
この値段ならアリだなと購入(笑)。

さて、ルールは。
その前に、箱を開けたら…

あーあ

また無駄にデカい箱使ってる。
やったらプラスチック削減って騒いでるけど、こういうのは資源の無駄遣いじゃないのかなぁ?

で、ルールですが(笑)。
要は、ひねった神経衰弱。
カードを5×5で並べ、真ん中に宝カードを積み重ね、その上に人数マイナス1枚の火山カードを置きます。
各プレイヤーは、自分の前の3枚のカードをこっそり見ます。

スタートプレイヤーは、カードを1枚表にします。
左隣のプレイヤーは、表になったカードの背景か、動物が一致するカードを表にします。
→動物か背景が一致!
セーフ!
手番終了です。
次のプレイヤーは、今表になったカードの背景か動物が一致するカードを表にします。
→動物も背景も不一致!
アウトー!
中央の火山カードを1枚自分の前に置きます。
このラウンドは、脱落です。

これを繰り返し、火山カードがすべて配られたら、火山カードを持っていないプレイヤーは宝カードを受け取り、ラウンド終了です。
これを7ラウンド繰り返し、ルビーの数が1番多かった人の勝ちです。

ルビーを目指せ!

家族で遊ぶ日(415)。
忙しいけど、ゲームで遊びたい!!…てか、忙しいからゲームで遊びたい?
どっちでもいいんだけど(え?)、遊べなくてストレスがたまる一方だったので、家にいる家族に頼んで遊んでもらうことに。
ただ、説明書解読する時間がないのと、遊ぶ時間も限られているので、簡単なヤツ!
…となれば、神経衰弱しかないですよねー(笑)。

というわけで、夫、2号、わたしの3人でプレイ。
わたし「簡単なヤツにしました。神経衰弱です」
夫「(2号を見ながら)神経衰弱?2号と?2号が勝つに決まってんじゃん」
わたし「わたしもそう思います。でもね、時間あんまりないから、すぐできるゲームにしたの。神経衰弱なら、ルール説明簡単だし」
夫「…そういうことなら、しょうがないか…」
そうなんです、しょうがないんです(笑)。

まず、全員自分の前の3枚のカードを見る。
わたし(えーっと、アザラシが黄色でー、タコが海でー、カメが黄色でー)
…何度も見るけど、すでに覚えられる気がしない(笑)。

スタートプレイヤーは、わたし。
1ラウンド目のスタートプレイヤーは、自分の前の3枚以外のカードを表にする。
うーん、うーん、どうしよう(笑)。
適当に表にすると、タコと赤の背景。
わたし「次の人は、タコか赤の背景のカードを表にしないといけない」
夫「どっちか?」
わたし「うん、どっちか」
夫、自分の前のカードを表にする。
タコでピンクの背景。
セーフ!!

2号も自分の前のカードを表にする。
カメでピンクの背景。
セーフっ!

わたし…(そういや、さっき見たカードにカメいたよね…どこだっけ…)
えいっ!
カメで黄色の背景!
やたーっ、めちゃくちゃ充足感あるんですけど(笑)。

そんな感じで進み(例のごとく、全く余裕がなく、写真撮らなかった・笑)、まず夫が脱落(やっぱりね)、そしてわたし(やっぱりね)。
2号、宝獲得。

やっぱりね×2

2号「なるほどね、2重になったメモリーって感じ」
わたし「そう思う」
夫、反応する余裕なし(笑)。

2ラウンド目。
1枚目は夫。

さっき見た気がするけど…

タコで赤…
2号はちゃんとカニで赤を表にする。

カニか赤…さっき2号の前で赤っぽいの見た気がする…
表にすると、カメでピンク!
わたし「だめだ、甲殻類が一緒になっちゃうー(日本人あるある?)」
わたし、脱落…早すぎるっつーの(笑)。

…思い出せない…

…と思ったら、次の手番で夫も脱落(笑)。
カニと海…え、もしかしてドイツ人も甲殻類一緒になるの(笑)?
2号、ほぼ何もせず、棚ぼたで宝ゲット(笑)。

そんなこんなで、7ラウンドやったけど、夫とわたしが自爆しまくり、最終ラウンドでもたった8枚しか表にできない(笑)。

惨敗。

言うまでもなく、2号の勝ち。
以下、わたし、夫(笑)。

あまりにも情けない結果に終わったので、どうしてもリベンジしたくなり、数日後1号と2号をスカウト(笑)。
「15分で終わるから。神経衰弱だし」というと、2人とも「じゃあいいよ」…じゃあ、ってなによ、じゃあって(笑)。

スタートプレイヤーは、わたし。

ペンギンは覚えやすい…と思いたい…

ペンギンの黄色…

合ってる!

2号、しっかりカニの黄色を表にする。

よっしゃ!

1号は、カニの海…最初に見たカードで合わせてくる。

海、見た!

そういうわたしも、最初に見たカードでアザラシと海。

海でつながった!

2号は、ペンギンと海。
1ラウンド目なのに、しっかりつながってる。

ここで1号、カメの黄色を出してしまう。
1号「あ、違った…」

となると…わたしはカメか黄色…最初に見たカードにないのは確か(笑)。
となれば、山勘…

くやしーっ!

はずれーっ(笑)!
2号、宝カードゲット。
1号「あー、そういうことか、なるほど!」
うん、そういうことなんだ(笑)。

その後は、3人とも真剣(笑)。
「え、そうきたか…」「だったら、ここだよね」「そうだね」「で、こっちか」「うん」「あー、これもう分かんないかも」「うーん」…などなどそれぞれひとり言っぽくつぶやきながら、気分的には協力ゲーム的雰囲気(笑)。

そんなこんなで、7ラウンド終了。
学校で疲れていたのか、あるいは手を抜いてくれたのか、勝ったのはわたし。
以下1号、2号。
夫「メモリーは、好きじゃないんだってば。子どもの頃も好きじゃなかった」
1号「え、これ、おもしろいじゃん。2つのうち1つ合ってればいいっての、いいなと思った」
2号「シンプルなのにおもしろい。だんだんカードの位置が分かってきて、つながってくのがよかった」

 

上にも書きましたが、要はひねった神経衰弱(笑)。
2重構造になっていて、どっちかが合ってればいいのだから、すこしはラクかなーと思ったけれど、2重で覚えるほうに苦労して、全然楽じゃなかったです(笑)。

でも、しっかりテストプレイをしたのか、「あれ?どうすればいいんだ?」と思うことは全くなく、遊んでいて楽しい(まぁ、神経衰弱でどうすればいいのか分からないっていう状況も珍しいとは思うけど)!
すっきりまとまっていて、人を選ばず遊べるいいゲームって感じ。

説明書には、宝カードはきって置くとありましたが、これはどう考えても最後に高得点が来た方がいいだろうと、順番に置きました。
小さな子どもとプレイしないのであれば、宝カードは数字順に置いたほうがおもしろいと思います。

とても分かりやすいルールでありながら、しっかりおもしろいのがすばらしい!
Spiel des Jahresの推薦リスト入りも納得でした。
ちゃんとバリアントも入っているので、今度はバリアント入れて遊んでみたいです。

読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、朝からイレギュラーなことが多発。
それでも、ちゃんと帳尻あったので、きっとイレギュラーなんじゃなくて、レギュラーだったんだろーなと思いました(笑)。

その2
天気、よくない。
でも、気分そんなに悪くない。
よっしゃ!

その3
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん