カードで一番高い塔を建てるという難易度の高い競争が始まる。
他のプレイヤーより多くカードを獲得する覚悟があるなら、カードを獲得できる。
ただし、獲得したカードが多くなればなるほど、新しいカードを獲得するのが難しくなるのだ。
No.567
・ファイブタワーズ(5 Towers)
・Kasper Lapp作
・Pegasus Spiele, Deep Print Games
・7歳から
・2人から5人
・時間…15分から30分
・日本語化…必要ありません
「ファイブタワーズ」は、2023年のSpiel新作。
ホール3と4のScoutaktionで、しょっぱなからランク入りし続け、最終的に3位(4.0点で、Path of Civilizationと同位)と大健闘!
ホール3と4は、どちらかというとゲーマー向けなのに、カードゲームでランク入りということで、わたしも気になるっ(笑)。
まぁ、でもPegasus Spielだし、すぐ流通するだろうと読んで会場では購入しなかったのですが、これもまたなっかなか流通しないっ!
会場で買っとけばよかったーっと後悔先に立たず(笑)。
なんとか実店舗で発見し、購入できました。
さて、ルールは。
めっちゃ簡単(笑)。
カードをよくきって、裏返しに積み重ねて、上から5枚表にします。
スタートプレイヤーから順番に、何枚欲しいか宣言。
ただし、すでに宣言された数より小さい数は宣言できません。
1巡して1番大きい数を宣言したプレイヤーが、宣言した枚数のカードを受け取り、自分の前に並べます。
その際
・下から上へ数が降順になるように置きます。
・同じ色の塔は2つ以上建てられません(各色1つだけ)。
・8と9は特殊カードで、8の次はどんな数のカードでも置けますし、9はすでに置かれたカードがどんな数でも置けます。
に気をつけます。
場に残ったカードは、捨て札になります。
また、カードを獲得したものの、すでにある塔に置けない場合、1番上のカードを捨て札にし、獲得したカードを置くこともできます。
捨て札になったカードは、裏返しにしてわきに置きます。
捨て札は、ゲーム終了時に1枚目マイナス1点、2枚目マイナス2点、3枚目マイナス3点…になります。
山札がなくなったら、捨て札をよくきって、新しい山札を作ります。
その山札がなくなったら、ゲーム終了です。
各塔の得点を計算します。
カード1枚につき1点ですが、トップの0のカードがある塔は、塔のカードの枚数×2が得点になります。
また、1番高い塔は、ボーナスとして1枚1点加算されます。
捨て札にしたカードのマイナス点も計算し、得点が1番多かった人の勝ちです。
天気の悪い午後、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
1号も2号もめずらしく家にいて、時間が限られているものの、遊んでもいいよと言ってくれたので、あわてて棚を眺める…あ、「ファイブタワーズ」なら説明も簡単だし、プレイ時間も短め!
というわけで、サクッと説明して早速プレイ。
スタートプレイヤーは、わたし。
初手番だし、2以外はいけるやろっと「4」を宣言。
2号「…ん-、4だからパス」
1号「パス」
わたし、4枚いただき。
ピンクの8は、特殊カードで、8のあとはどんなカードでも置ける。
つまり最大のカードを置いたのと同じこと…これがどう出るか。
残った1枚(2)は、捨て札になる。
次。
スタートプレイヤーは、2号。
2号「うーん…2、かな?」
1号「…パス」
わたし「…うーん、悩むけど…パス…かな」
2号、2枚獲得。
次は、1号。
1号「…3かな?」
わたし「え、3なの?2かなと思ったけど…わたしはパスだな」
2号「うん、パス」
1号、3枚獲得。
1巡したところで、全員「これはおもしろい」と納得(笑)。
Spielの会場で人気出たの、よく分かる!
余談だけど、ボードゲームと言っても、ほんっとにいろんなタイプがあって。
プレイ時間4時間なんつーのもあれば、5分で終わるってのもあるし、ルール説明だけで1時間てのもあれば、3分で終わるってのもある。
「ファイブタワーズ」は、ルール説明簡単だし、1巡すれば理解できるし、プレイ時間も短め。
そういう点では、展示会向けのゲームかもしれない(笑)。
もちろん、短かろうが長かろうが、おもしろくなかったら全く話題にはならないけど(爆)。
そして、次。
うわ…ピンクの2枚欲しいっ。
でも、グレーの15はもう置けないんだよね…
木の7…7から始めるってどうよ…
そんなことを考えながら、わたしは「2」
すると。
2号「これ、カードどけてもいいんだよね?マイナスになるけど」
わたし「うん、どけられるよ。1枚目はマイナス1で、2枚目はマイナス2…だけど」
2号「じゃあ、4にする」
1号・わたし「よん????????」
1号「パスだな」
うっそ、2号はピンクの10があるから、絶対来ないと思ったのにーっ(笑)。
2号、ピンクの10を捨て札にして、改めてピンクを建て直す。
やられた…
気を取り直して。
ここは、わたしが2で落とす。
グレーの塔、少し巻き戻した(笑)。
ピンクの塔も12から再開。
よし、息を吹き返した(大げさ)。
その後、こんなことも…
わたし「5!!」
1号「…てことは、全部取り?」
わたし「うん、全部行く!」
だんだん塔が高くなってくのは、単純にうれしい。
余裕のある2号は、カードを眺めながら「あれ?これ、アレじゃない?」
そう、塔にキャラがいるんだけど、それがどう考えてもみんなが知ってるアレとかコレとかソレ(笑)。
日本からも参加してます(笑)。
山札がきれたので、捨て札をきって山札を作り直す。
これも、自然に小さい数のカードが残っているはずで、すごくスマートな流れ。
そんな感じで、後半は写真撮る余裕全くナシ(笑)。
いいゲームだっていう証拠ではある(笑)。
そして、終了。
わたしの塔。
ピンクの塔、2号にまんまと取られて、それっきり…くやしーっ!
完成(0のカード)できたのは1つだけ。
1号の塔。
土台が上手く決まらず、マイナスカードが3枚が痛かった。
でも、2つ完成させてる。
2号の塔。
ピンクを見事かきあつめ、しかも完成させる…くっそー。
黄色も7から始めて完成って…
勝ったのは、当然2号、以下、わたし、1号。
1号「絵がかわいいよね(そこじゃない)。え?あ、おもしろかったよ!」
2号「絵がよかった(だから、そこじゃない)」
だそうです。
うん、おもしろかった!
Scoutaktion納得(笑)。
数字宣言して、カード並べるだけなのに、めちゃくちゃ悩ましいです。
相手の塔を眺めて、こいつは取らんやろっと思ったのに、取られると悔しいのなんのって(笑)!
あと、ルールが自然で美しい。
ルールが美しいってヘンかもしれませんが、遊んでいくうちに自然に小さい数のカードが残って、2巡目も同じように流れていくのは、心地よかったです。
プレイ時間は短いのに、ちゃんと遊んだという満足感も高いし、バランスが取れてると思います。
そして、グラフィックがとてもいい!
プレイしやすい上に、あちこちにおなじみのキャラがいて、それを探すのも楽しい(笑)!
日本のキャラもしっかり参加してます(笑)。
ルールは簡単だし、今度は夫も入れて4人で遊びたいです。
読んでくださって、ありがとうございます。
☆今日のありがとう☆
その1
今日も雨が降ったりやんだり。
出かける時にかなり降っていたので、カサ持って行きました(ドヤ顔)!
その2
あるネットショップで、在庫セール。
冷やかしていたら、「あ、これがある!」「あ、あれがある!」…気になったのをカートに入れる。
セールなはずなのに、いつの間にかすごい金額になる(笑)。
これはイカン、とカートに入れたままで一晩放置。
…翌日見て見ると…カードに入れといたゲーム「在庫なし」連発(笑)。
くっそー、出遅れたー(笑)!
でも、同じような趣味の人がいるんだなーと思ったら、うれしくなる(笑)。
おかげで、かなり削ることができました(他力本願)。
その3
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪