紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

カイト(Kites)

凧揚げがゲームになりました!

さぁ、みんなで凧揚げしよう!
空は晴れ渡り、風にのって潮の香りが流れてくる。
重要なのは、強い風が吹いていること。
ひとつ、またひとつ、どんどん凧を揚げてみよう。
でも、すべての凧をどれだけ長く揚げ続けることができるだろうか?

No.559

・カイト(Kites)

・Kevin Hamano作

・Huch! Floodgate

・8歳から99歳

・2人から6人

・時間…10分

・日本語化…必要ありません

お正月なんだし、お正月っぽいゲームないかなーっと探したら、あるじゃないですか、凧揚げゲーム!
…って、ただの偶然なんですけどね(笑)。

「カイト(Kites)」は、2022年のSpielのScoutaktionに入っていて、気になってはいたのですが、反面想像できる内容だということもあって、保留。
でも、実店舗でセールになってたら、いいかも~っと衝動買い(笑)。
いや、でも、箱小さいしー(ここで、言い訳してどーする・笑)。

さて、ルールは。
砂時計はすべて砂を片側にして、寝かせて置きます。
カードはよくきって、人数に合わせた枚数を各プレイヤーに配り、残りは裏返しに積み重ねて山札とします。

まず、白の砂時計を立てます。
手番が来たら、手札から1枚選んで表にして出します。

・シンボル1つ
そのシンボルの色の砂時計をひっくり返す(まだ立てられていない場合は、立てる)

フィナーレが始まっていなければ、白の砂時計をひっくり返す
のどちらかを行います。

・シンボル2つ
かかれたシンボルの色の砂時計をひっくり返す

砂時計をひっくり返したら、山札からカードを1枚手札に補充します。

これを繰り返し、山札がなくなったらフィナーレ開始です。
フィナーレが始まると、白の砂時計をひっくり返すことはできません。
砂時計の砂が落ち切る前にすべてのカードを使い切ったら、プレイヤーの勝ち、使い切る前に一つでも砂時計の砂が落ち切ってしまったら、プレイヤーの負けです。

色がきれい!

天気の悪い(…ため息)日の午後、1号、2号、薄紫ちゃん、わたしの4人でプレイ。
ざっとルールを説明するけれど、とても自然なので分かりやすい。

嵐の前の静けさ

白の砂時計を立てて、早速スタート。
とはいうものの、すみません、ゲームの性質上、今回は写真ほとんどありません(笑)。
この手のゲーム、写真撮るヒマなんてあるわけない(笑)。

序盤は、恐る恐るカードを出して、砂時計を立てたけど、時間とともに…
「えーっと、黄色」
「オレンジかな」
「あ、そろそろ青じゃない?」
「オレンジと紫しかない!」
「じゃあ、青はこっちで出すから、早くなんか出して!」
「赤、ヤバいって!」
などなど大騒ぎになる(笑)。

えーっと、どれが落ちそうだ?

当然のことながら、砂時計によって砂が落ち切る時間が違う。
早いのは30秒ぐらいだけど、遅いのは90秒…タイミングよくカードを出せればいいんだけど、よりによってひっくり返した直後の砂時計カードしかなかったりと、中盤はカオス(笑)。
1回目は、フィナーレになる前に1つ落ち切ってしまい負け。

1号「えーっ、悔しいからもう一回やろっ」
2号「うん」
薄紫「うん」
…うひひ、ラッキー(笑)!

そんなわけで、リベンジ(笑)。
2回目は、連絡と連携が格段に上達(笑)。
全員が気が付いたことをすぐコメントしだしたので、手番のプレイヤーがやりやすくなる。
あえて少し待ってカードを出したりもできるようになり、1回目ほどのカオスにはならない。

そしてフィナーレ。
全員真剣(笑)。
息するのも忘れるぐらい集中して…
薄紫「これで、最後の1枚っ!!」
全員「できたーっ!!」

お見事っ!

ぎりっぎり!
なんかこう、こなしたって感じ(笑)。
凧揚げって大変だったのね。
1号「凧揚げの雰囲気を出そうとがんばったのは分かるけど、思ったよりつまんなかった」
2号「みんなでどのカードを出すか考えるのがおもしろかった。ホントに凧揚げしてるみたいだった」
薄紫「おもしろかったけど、1回遊んだらいいかな…」
とのこと。

 

うん、想像通りでした。
テーマとシステムが見事にマッチしてるし、ゲームとして成り立ってるのは素晴らしいです。

ただ、おもしろかったかと言われると…うーん(笑)。
メンバーや雰囲気によっては、めちゃくちゃ盛り上がるんだろうなというのは想像できますが、わたしたちは淡々と遊んでしまい、楽しむというより作業するという感じになってしまいました。
もっと盛り上がるかと思ってたので、ちょっと意外。

ルールはきっちり作ってあるし、ちゃんと収拾するゲームです。
上級用にトラブルカードも入っているので、盛り上がったらとことん遊べるようになってて、好感が持てます。
ウチ向きではなかったようだけど、楽しめる人はめちゃくちゃ楽しめると思います。

読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
ある方からふわふわのフリースをいただく。
色は白で「うさぎさんみたいでかわいいかと思って」とのこと。
早速着て、見てー!と言ったところ…
1号「あ、かわいいね」
夫「かわいい、シロクマみたいで」
2号「うん、クマみたい」
…し・ろ・く・ま・?
…く・ま・?
ウサギ、じゃないの??
2号「だって、ウチにいたウサギ、白じゃなかったじゃん(確かに茶色とか黒だった)」
だからって、なんでシロクマなのよーっ!
わたし「夫と2号は、夕飯なし」
2号「え、なんでー、クマだってかわいいじゃん」
わたし「1号は、夕飯あり」
2号「ずっりー、1号だって絶対クマって思ってたよ?言わなかっただけで(笑)」
…それは、そう思う(笑)。
しょうがないので、全員夕飯ありになりました(笑)。