紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

フェットナップ(Fettnapf...in Sicht)

ようやく手に入れたっ(笑)!

順番にカードを出して、数字を足すか引くだけ。
…24、29、32、25…
ただし、他のプレイヤーが持っているカードの数字を言ってしまうと、エサ入れのど真ん中に足を突っ込んだことになる。
エサ入れがどこにあるか分かっている人は、エサ入れを避けて勝利することができるだろう。

No.553

・フェットナップ(Fettnapf...in Sicht)

Reinhard Staupe

・Amigo

・7歳から

・2人から5人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

フェットナップ(Fettnapf...in Sicht)は、2005年発売です。
泣く子も笑うStaupeさん作で、箱絵が印象的だったのでかなり気になったのですが、買うタイミングを逃し(カードゲームあるある)、気が付けば絶版…
BGGの評価もそこそこなんだけど、なんとなくずーっと気になっていたゲームなのです。

でも、運よく2023年Spielの中古ショップで発見!
カードゲームの山の1番上にあったので、もうこれは運命~(笑)と速攻で購入。
ようやく手に入れました!

さて、ルールは。
数字カードはよくきって、各プレイヤーに3枚ずつ配ります。
残りは裏返しに積み重ねて、山札にし、1番上のカードを表にして横に置きます。
島カードもよくきって、2枚ずつ配り、お互いに表を見せてから手札に加えます。
残りは裏返しに積み重ねて、山札にします。
フェットナップカードは、わきに置きます。

手番が来たら、手札から数字カードを1枚選んで出します。
ゲームのはじめは、場にある数字カードの数字に、出したカードの数字を足した数を宣言します。
次のプレイヤーは、宣言された数に出したカードの数字を足した数を宣言します。
これを繰り返し、数が31以上になったら、次は出したカードの数字を引いた数を宣言します。
宣言された数が、9以下になったら、また出したカードの数字を足します。
これを繰り返します。
31以上、あるいは9以下の数字を宣言した右隣のプレイヤーは、島カードの山札から1枚取り、全員に表を見せてから、手札に加えます。
これを繰り返します。

他のプレイヤーが、自分の手札にある島カードと同じ数を宣言したら、「フェットナップ」と言いながら、そのカードを見せます。
「フェットナップ」と言われたプレイヤーは、フェットナップカードを1枚受け取り、自分の前に置きます。

フェットナップカードを4枚集めたプレイヤーが出たら、ゲーム終了です。
その時点で、フェットナップカードが1番少ないプレイヤーの勝ちです。

フェットナップを避けよう!

天気の悪い(…こればっか)午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっとルールを説明するけど、とても分かりやすい。
…分かりやすいけど、めちゃくちゃ記憶力試されるやつじゃん、これっ(笑)!

山札のカードを1枚表にすると…4。
お互い島カードを見せる。
えーっと、1号が…2号が…と覚えようとしているそばから、薄れていく記憶…

スタートプレイヤーは、わたし。
…一けたの島カードはなかった…ような気がするから、4を出して「8」と宣言。
しーん。
よっしゃ、第一関門通過(笑)。

地雷、避けたっ(笑)

2号は、3を出して「11」と宣言。
うん、確か11もなかった気がする(すでに「気がする」状態)。

そんな感じで、するすると数は増えて30を越える。
わたし「えーっと、30を越えたので、今度は引き算になります。出したカードの数を引くの。で、今30超えたのは2号だったので、わたしが島カード1枚もらいます」
1号「え、増えんの、島カード」
わたし「うん。あと、ちゃんとみんなに見せなきゃいけない」
…ちゃんと見せたけど、散々足し算やったら、最初に見た島カードもほぼ忘れてる…まさに、どこに落とし穴があるのか全く分からない!!

…これ、すごいわ。
島カードを全員に見せるって、なんでそんなことをっと思ったけど、プレイ中は足し算と引き算で必死で、見せられた数字覚えてる余裕なんてないっつーの(笑)!

最初にフェットナップくらったのは、わたし。
わたし「えーっと、12」
1号無言で、12の島カードを出す。
わたし「げー、12あったんだー」

踏んだ…

10以下になるか、30を越えると、島カードが増えるんだけど、ホント覚えられない(笑)。
島カードは、なんとなく20台が多い気がしたので、20台に突入すると、なるべく大きい数で避けるようになる(笑)。
どうしようもないときは、自分が持っている島カードの数になるようにするんだけど、一応自信なさげに「22」と言いながらカードを出してみる…
わたし「…誰も持ってない?」←やりすぎ(笑)
2号「…これ、ままが持ってるんじゃない?」
1号「うん、そう思う」
…なんでバレてるんだろう(笑)。

その直後、2号は1を出して「23」を宣言。
すると。

2号も踏んだっ!

1号「フェットナップ!」
2号「げーーーっ」

まさに地雷(笑)

2号もフェットナップをくらう(笑)。

こうなってくると、全員疑心暗鬼(笑)。
わたしのみならず、1号も2号も島カードはきちんと覚えていられなかったらしく、緊張感たっぷり(笑)。
こんなにカードが出したくなくなるゲームは、初めてかも(笑)。

1号「…29」
わたし「はい」
1号「うげぇ、あったかー、29!」
わたし「あった、あった」(にんまり)

まさにハマったって感じ(笑)

1号もフェットナップをくらう(笑)!
その後、1号は2号からも「21」でフェットナップをくらい、2枚目。

結局、誰かがフェットナップを4枚目をくらう前に、山札がなくなり終了。
1号が2枚集めていたので、1号の負け、2号とわたしの勝ち。
1号「おもしろかった!すっごくドキドキして、楽しい!」
2号「最初は普通だったけど、どんどんおもしろくなって、最後はすごく楽しかった。他の人がどの島カード持ってるかなんて、全然覚えてられなかった(笑)」
とのこと。

 

いやー、おもしろかった!!
BGGのおすすめ通り、3人でもめちゃくちゃ盛りあがりました!
カードを出しながら、数を宣言する瞬間の緊張感…たまりません(笑)。

こーんなに簡単なルールで、こーんなに楽しいって、ずるいです(笑)。
事前にどの数字が落とし穴なのか分かってるのに、足し算引き算してたら全然覚えてられません。
これ、ホント盲点(笑)。
Staupeさんの本領発揮って感じです。

あと、なんで0のカードがあるのかなーと思ったけど、プレイしてみて分かった!
前のプレイヤーが数を宣言して、誰も島カードを出さなかったから、んじゃ0で…と出したら、前のプレイヤーから島カード出されることもあるということ(爆)。
マジっすか、Staupeさん…
わたしたちのプレイではなかったけれど、途中で2号も気が付き「0って、安全じゃないじゃんっ!」と言い、1号とわたしは無言でうなずいてました(笑)。

シンプルで楽しい、とてもいいゲームだと思います。

 

☆今日のありがとう☆
…とにかく今週、終わった~!
予定はちゃんとこなせたし、がんばりましたー!
さぁ、次はクリスマス準備だーっ!