「ドルフロマンティック / ドーフロマンティック デュエル」は、どちらがすばらしい六角形の世界を創造できるか競います。どちらのプレイヤーが、より多く村人たちの希望を叶え、新しい任務を果たすことができるでしょうか?
No.541
・ドルフロマンティック / ドーフロマンティック デュエル(Dorfromantik Das Duell)
・Lukas Zach & Michael Palm作
・Pegasus Spiele
・8歳から
・時間…30分から45分
・日本語化…カードを日本語化する必要があります
「ドルフロマンティック / ドーフロマンティック ボードゲーム」は、2023年のSpiel des Jahresを受賞。
もう、これは納得以外のナニモノでもない(笑)!
Spiel des Jahresのターゲット層ど真ん中って感じのゲームで、ウチでも大人気です。
そして、2023年のSpielで続編「ドルフロマンティック / ドーフロマンティック デュエル」が出ると聞いたら、問答無用で「遊ぶしかない」(笑)。
会場で売ってたのですが、箱は大きいし、重いしで、「…これならきっと後でも普通に手に入るな」と判断し、帰宅後無事購入。
で、箱を開けてみると…
ひたすらタイル抜き(笑)。
全部で9枚ですが、1枚はボードゲーム版の拡張です。
さて、ルールですが。
「ボードゲーム」と同じです(笑)。
違うのは、プレイヤーそれぞれにタイルセットがある点。
ひとりが表にしたタイルと同じタイルを、もうひとりも置くシステムです。
どちらかの場の得点マーカーが2枚以下になったら、もうひとりが3枚以上あっても、新しい得点タイルを表にします。
で、最後に得点計算して、多い人が勝ち。
ちなみに、新しい得点マーカーは…
囲みマーカー…得点マーカーが置かれたタイルのまわりに、マーカーに書かれた数のタイルを置いたら完成。
ダブルマーカー…ダブルマーカーの2種類のうちどちらかが完成したら、回収。
他に拡張1、拡張2があります。
家族で遊ぶ日(382)。
夫(青)とわたし(赤)の2人プレイ。
うわさには聞いていたけど、準備しながら「これ、床でやったほうがいいのでは…」と思う(笑)。
タイルを表にするのは夫にしたので、わたしは自分のタイルをすべて(通常タイルと得点タイル両方!)を全部表にして、得点マーカーも並べる…机のサイズ次第じゃ、プレイする場所ないっつーの!
夫にルールを説明しようと思って…やめる(笑)。
基本ルールは一緒だし、追加ルールが出てきたところで説明したほうが理解しやすいだろうと予測。
ところが、夫に「あなたがタイル表にして、同じタイルをわたしも並べるから」と言ったら、「え、なんで同じの並べるの?それじゃー、意味ないじゃん」
…意味ないじゃんの意味がよく分かんないんですけどー(笑)。
わたし「とにかくっ、得点タイルを3枚表にしてっっ!」
…わたしが表にする方がよかったのか??
わたしの初期設定は…
いきなりダブルが出てきたので、夫に説明する。
説明するけど、ボードゲーム版を散々やった夫はすぐ理解。
これ、ホント素晴らしい。
ちなみに、夫は…
夫「きみとぼく、並べ方ほとんど同じじゃん。分けてやる意味あんの?」
わたし「…うん、そうなんだけど、わたしたち散々一緒にボードゲーム版をやって、考え方似てるからこうなっただけで、このあとどうなるか分かんないじゃん」
夫「ふーん」
…ここから説明することになるとは思わなんだ(笑)。
気を取り直して(笑)1枚目。
ほぼ全面地形だと、ホッとする(笑)。
村狙いで、村を広げてみる。
次は、川!
よっしゃ完成っ!
夫も「川、できた!」
…まぁ、序盤はこうなるよね。
次の得点マーカーは、またダブル。
出て欲しい畑は出ずに、線路が伸びる(笑)。
ようやく畑ができて、次の得点マーカーは…
またダブル!
場の得点マーカー、全部ダブルなんですけど(笑)。
その後は、夫が表にしたタイルを探しては、置く…を繰り返す。
夫は、表にしたらすぐに考え始めて、わたしにタイルを見せてくれないので、毎回「みーせーてー」とお願いする(笑)。
…にしても、これ、小さく番号書くのは美意識が許さなかったのかなぁ。
そしたら、表にしておくタイルも広げず、番号順に積み重ねて場所節約できたのに。
そんなこんなで、すいません、集中しすぎて写真撮り忘れました(笑)。
さすがボードゲーム版をやり込んだだけあって、夫は終了前に得点マーカーすべて回収、わたしは1個残すのみ。
ただ途中、何度かわたしがタイル全体をずらして場所を作る。
…これ、机でやるの、ムリだと思う。
どっちに広がるかなんてコントロールできないっつーの。
そして、最後のタイルが置かれて終了。
夫の青い村。
青いタイルは、家の屋根が青でかわいい!
わたしの赤い村は…
タイルが机から落ちかかってた(笑)。
序盤から中盤にかけて、嫌がらせのように(笑)川と線路が出たので…
こんなん作ってみた(笑)。
川、というより池(笑)?
計算してみると、終盤旗を意識したわたしが、旗で21点集め(夫は4点)勝利。
旗、やっぱり大事よね(笑)。
夫「うん、やってみたら、違う結果になるのが分かった(笑)。いいね、これ」
とのこと。
おもしろかった!!
ボードゲーム版がおもしろかったんだから、デュエルがおもしろいのも当然といえば当然なんですが。
しかも、新しいルールがとてもよくできてます。
まず、ダブルの得点マーカー。
どちらか1つを6枚集めればいいというのは、すごく気が楽でした。
1つがダメでも、もう1つあるってんで最後まであきらめなくて済むのです。
そして、囲みの得点マーカー。
これがなかったら、たぶんわたしたちの村はもっと巨大(笑)になっていたのではないかと。
一時期、囲みの得点マーカーばかりになってしまい、とにかく新しいマーカーを出すためにタイルを囲んだのですが、なるほど、こうすればあんまり広がらない…こともあるかもと思いました(笑)。
ただ、問題はタイルの大きさ。
プレイヤーの1人は、全タイルを表にして置かなきゃいけないのに、それ置いたら、プレイする場所、ないんですけど(笑)。
なぜ、タイルを少し小さくしようと思わなかったのかなー。
あるいは、上にも書きましたが、通し番号を小さくふっておけば、番号順に積み重ねておけるし、探し出す手間もかなり短縮できると思うのですが。
ゲーム自体は、よくできてると思いますが、実際に遊んでみるとなんだかなぁと思う点があるのはとっても残念。
でも、それを除けば基本夫もわたしも気に入ったので、また遊びたいと思います。
そして、ボードゲーム版の拡張で遊ぶのも楽しみです。
読んでくださって、ありがとうございます。
ドルフロマンティック / ドーフロマンティック デュエル・その2はこちら
☆今日のありがとう☆
たまったあれこれを一気に片づける!
1つ残して、すべてクリア!
やったね!