紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

Infernal Wagon

出口を目指して、さぁ急げっ!

迷っている場合ではない!
さびついたトロッコに飛び乗り、出口へまっしぐら。
とは言うものの、一体いつになったらたどり着くのやら。

No.503

・Infernal Wagon

・Alexandre Emerit & Frorian Fay

・iello

・7歳から

・2人から5人

・時間…7分

・日本語化…必要ありません

ネットで見かけて、箱絵と時間が7分というのにひかれました(笑)。
ウチの場合、短時間で終わるゲームは、ちょっとしたすき間に遊べるので、重宝するのです。

さて、ルールは。
…まぁ、そうだろなと予想してたけど、相変わらずielloの説明書は分かりづらい。
説明書と格闘したけれど、意味が分からず放置されたielloのゲーム…あるんだよねー。

まず、スタートカード3枚を指定の順番に並べ、1番先のカードにトロッコを置きます。
カードはよく混ぜて、裏返しに積み重ね、一番下に出口カードを置いて山札とします。
各プレイヤーは、人数に合わせた枚数のカードを受け取り手札とします。

このゲームでは、手番はありません。
場に合うカードがあれば、順番関係なく手札からカードを1枚表にして出し、山札から手札を補充します。

場にカードを出したら、そのカードにトロッコを移動させ…
まず、カード左下に赤いアイコンがあるか、確認します。
あったら、その指示に従います。
それから、場に置かれたカードのシンボルと出されたカードのシンボルを確認します。
→同じシンボル
何も起きません。
手札を補充して、手番終了です。
→違うシンボル
カードの左上にある爆発のアイコンを確認します。
そこに数字が書かれていたら、その枚数のカードを場から取り除きます。
ロッコから一番遠いカードから始めます。
ロッコが置かれたカードが取り除かれたら、ゲーム終了でプレイヤーの負けです。
ドクロマークがかかれていたら、手札を補充できません。
以後、手札が1枚少ない状態でプレイを続けます。

これを、出口カードが出るまで続け、出口カードが置かれたら、プレイヤーの勝ち、出口カードを置くことができなかったら、プレイヤーの負けです。

公式アプリの7分タイマーを使って、7分以内にプレイすることもできます。

準備はできたっ!

天気の悪い午後、2号とわたしの2人でプレイ。
実は、数日前に1号と2号とわたしの3人でプレイしたものの、説明もカードのアイコンも分かりづらく、イライラしてたらトロッコ爆発(笑)。
めちゃくちゃ不満の残る結果だったので、改めてルールを読み直して2号と2人で再プレイ。

何が分かりづらいって、プレイ中はカードの上下が関係なくなるので、アイコン確認がめんどくさい。
しかも、似たようなアイコンを2つ作ってしまったために、どっちがどっちだっけ?がしょっちゅう起きる。
これを7分でやれって、どういうこと?
もう少しプレイヤー目線で作って欲しかった、ゲームも説明書も(笑)。

というわけで、7分のタイマーはかけず、じっくり攻める作戦(笑)。
1枚目は、どんなカードも置けるけど…
2号「蹄鉄ならあるんだけど?」
わたし「かぶってるの持ってないから、そうして?」

2号、1枚目を置く。

出口に向けてスタート!

線路が伸びたので、トロッコが進む。

ちまちまと進むトロッコ

そして、2号、もう1枚置く(2人プレイでは、2枚まで続けて置ける)。

どっかーんと背後で爆発

わたし「あ、いきなり爆発?」
2号「うん、いきなり爆発。でも3枚だからダイジョウブでしょ?シンボルは合わせたから、手札減らないし」

こじんまり…

わたし「ダイジョウブだけど、結構ギリギリな感じもするよね」
2号「しばらく爆発させないほうがいいね」
そうはいうものの、そう簡単にいくのか?

でも、爆発カードだけあって、シンボルはオールマイティー
わたし「何持ってる?」
2号「えっと…ままは何持ってんの?」
わたし「うんと、長靴(ブーツじゃないの?)と、青い三角形(布?)と…」
2号「あ、長靴持ってる」
わたし「じゃ、長靴出す」

長靴で再出発(笑)

2号も、長靴で続ける。

ちょっとずつだけど、ちゃんと進んでる!

運よく長靴が来たので、そのまま長靴で続ける。

なんとか長靴で走る

わたし「あ、長靴来たっ!置いてもいい?長靴か金塊、持ってる?」
2号「あ、あるよ」
わたしが置いたのは、十字路。
この場合は、どれか一つを選んで進める。

爆発なしで、シンボルが変わる

2号は、金塊で進める。
わたしも金塊があったので、出す。
わたし「あ、次、金貨袋にしてもいい?」
2号「えーっと、金貨袋?あ、あるわ」

爆発はしたものの、ペナルティはなし

2号、金貨袋を出す。
わたしも金貨袋を2枚持ってるので出したい…出したいけど、1枚はトンネル。
トンネルは、置いたらすぐに山札から1枚ひき、それを場に置く…シンボルが合ってたら問題ないけど、合わなかったら以後手札が1枚減るという恐ろしいカード。
わたし「あのさぁ、わたしも金貨袋2枚持ってるんだけど、1枚は結構ヤバいの」
2号「でも、出さないと終わらないよね」
…確かに(笑)。

というわけで、通常の金貨袋カードを出し、金貨袋のトンネルカードを出し…山札からカードをひくと!!

来いっ、金貨袋っ!

わたし「うわっ、すごいっ!!シンボル一致!!」
2号「やった!!」

無事通過っ!

これは快感!
一致しなかったら、わたしは手札が1枚減ったので、ほんっと助かった!

その後、2号が爆発確実カードを出したけれど、かなり長く爆発を回避してたので、全く問題なし。

いい感じに進んでるのでは…?

このあたりになると、2人ともかなり慣れてきて、爆発2のカードでシンボルを変えつつ、線路を伸ばせるようになる。

小さい爆発で被害を最小限にする(笑)

小さい爆発をさせつつも、背後にしっかり線路を残す(笑)。
そして、爆発確実カード、また出る!

また3枚減る

そのあと、2号もわたしもトンネル失敗で、手札が1枚減ったけれど、中盤以降だったのでそんなに苦しくならず。
ただ、爆発の少ないカードがなかったので、終盤は爆発4のカードを置かなければならず、ちょっとひやひや。

それでも…

すがすがしい緑…

2号「やったー、脱出!」
わたし「できたーっ!!」
無事脱出できましたとさ。
2号「3人で遊んだときよりおもしろかった。でも通常のカードでシンボルが変えられないのは、つまらない。もっといろんな組み合わせがあった方がおもしろいと思う」
とのこと。

前回よりは、ずっとおもしろかったです。
3人のほうが手札の合計が多いから、クリアしやすいのではないかと思ったけれど、そうでもないのかな。

システム自体はよくあるパターンですが、トンネルや爆発確実カードを混ぜることで、かなり緊張度の高い仕上がりになってます。
でも、全員で相談しながらなんとか脱出しようという感じは、テーマと合ってて、遊んでいて楽しかったです。

ただ、上にも書きましたが、アイコンのデザインはいただけない。
7分でクリアと言うのに、アイコンで混乱させてどーすると思います。
また、説明書も先に説明すべき情報を、後半のカード説明に書くとか、自然じゃなくてすごく分かりづらい。
実際にプレイした時に、まず考えること、次に考えること、と順番に書くべきだと思うんだけど、なんでこんな分かりにくいことにしたんだか。

…って、別にこのゲームだけが特別なわけでなく、ielloは全体的にそういうイメージです(少なくともわたしには)。
しばらくは、このメーカーは遠慮しとこうかな…

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日の天気は、晴れ!
ただし、またきゅーっと寒くなったような…暖房がちゃんと働いていてくれて、ありがたい!

その2
今週は、金曜日が2日ありました(笑)。

その3
いただいたチューリップの花束。

まさに、春!

いただいたときは、まだつぼみで色もはっきりしなかったのに、半日で色がわーっと出てきて、1日たったら咲き始めたのでびっくり!
思わず、そんなに慌てて咲かなくてもいいのよ、もっとゆっくりでいいのよと話しかけちゃいました(笑)。

その4
記事が間に合わない(笑)。
今日はがんばって書き溜めなきゃっと思っているときに限って、子どもたちが「あ、ゲームで遊びたい?今なら遊べるよー」と言ってくれる(笑)。
…そしたら、やっぱり遊ぶの優先するよね(笑)?
…明日こそ、書き溜めねば…

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪