ツタがからみついた廃墟から始まった失われた都市を発掘する旅は、溶岩によって造られた洞穴へとたどり着いた。
だが、失われた都市を発掘したいと思うのは我々だけではないのだ!
No.497
・ロストシティ トレジャーハント(Lost Cities Auf Schatzsuche)
・Reiner Knizia作
・Kosmos
・10歳から
・2人から4人
・時間…20分
・日本語化…必要ありません
あんなに「ロストシティー」は苦手っと言ってたくせに(1度は売り飛ばしてる・笑)、「ケルト」で、え、これ悪くないじゃん!になり、「ケルト スパイラル」で、おもしろい!、「ロストシティ ボードゲーム」で楽しい!になったわたし(笑)。
…となれば、他のロストシティーシリーズにも興味がわき、「ロストシティ トレジャーハント」にも手を出したというわけです。
さて、ルールは。
場にタイルを色別に昇順に並べます。
手のシンボルがついてるタイルは、手のついている面を表にします。
ボーナスタイルは、わきに並べます。
手番がきたら、さいころをまとめてふります。
さいころは、2回ふることができます。
出た数字、シンボルを組み合わせて、一致したタイルを場から受け取り、自分の前に並べます。
すでに自分の前に同じ色のタイルが置かれていたら、その数字より大きい数しか獲得できません。
また、手のついているタイルは、手のシンボルが出なかった場合でも数が合えば獲得できますが、自分の前に並べる時に裏返しにして、手が見えないようにします。
タイルを獲得したあと、ボーナスタイルの条件を満たしていれば、ボーナスタイルも獲得します。
10のタイルが場からすべてなくなるか、ボーナスタイルがすべてなくなったら、ゲーム終了です。
得点計算をして、1番得点が多かった人の勝ちです。
忙しすぎてゲームをする余裕はなかったのだけれど、1号2号が「今ならゲームできるよ~」と声をかけてくれたので、こういう時こそゲームが必要(笑)だろうと、すぐ楽しめそうな「ロストシティ トレジャーハント」をセレクト。
1号、2号、わたしの3人でプレイ。
スタートプレイヤーは、わたし。
さいころじゃらっとふって…出てきたのは、3と4と4…どれも使えない(笑)。
もいっかい…2と5と4…「いい、あきらめる」
1は、すべて手がついてるので、できれば手つきの1が欲しい…最初っから2とか3とかってやる気をそぐようなことはしたくない(笑)。
2号も、手つきの1は出せず、「パス」
そして1号…
2号「出た…」
わたし「すげっ!」
そのあと、2号も出す!
1号も…
わたし(0枚)「なんで出せんの??」
1号(2枚)「分かんない、なんか出た」
2号(1枚)「だよね」
だよね、じゃないーーーーっ(笑)。
あとで考えたら、手つきの1にこだわったのは愚策。
次の手つきを狙いつつ、タイルをどんどん獲得したほうがよかったかもしれない…
結局2号も手つきの1を2枚そろえ、残った1枚、手なしだけどわたしも確保。
手がない1…でも、ここまでねばる必要はなかった、と後で思う…
その後も全くダイス運に見放されるわたし。
途中で、「あ、そーいや、ロストシティ系はパスは避けたほうがいいはず」と思い出し、とりあえずタイルを集めるに作戦変更(笑)。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦(笑)。
その頃の2号。
手つきがうらやましい…(まだ言ってる)
その頃の1号。
1号は、パス連発で気に入ったタイルを集める作戦でいく模様(笑)。
ま、よーするにわたしと真逆の作戦(笑)。
その後、手つきの6の時期がやってきて…
2号、集めている黄色で手つきの1に続き、手つきの6も確保。
いーなー…
1号も、手つきの6、青と緑で確保。
手ひとつで得点が倍、ふたつなら3倍、みっつなら…なので、手つきはのどから手が出るほど欲しいんだけど…わたし、6も手つきで確保できず(涙)。
とことん手つきに見放される…
そんな感じでどんどん進み、途中「あ、このボーナスできた!」「あ、こっちも」などと言いながら、ボーナスタイルをもらう。
終盤、さいころの目がそろわなくて多少ダレたけれど、何とか10のタイルがすべてなくなりゲーム終了。
わたしのタイル。
赤の1のタイルが手つきになってるけど、間違い。
惨敗。
1号のタイル。
あえて上から下に並べるスタイル(笑)。
選り好みしすぎたかな(笑)。
2号のタイル。
バランスよく集めたって感じ。
得点計算すると、2号ぶっちぎりの勝ち、以下、わたし、1号。
1号「大きいのを取りたくなるけど、ガマンしなきゃいけない。でも、待ちすぎると取られるから悩ましい」
2号「悪くないけど、やっぱりさいころゲームって感じ。さいころ運がないと、どーしょーもないと思う」
うーん、説明書を読んだ時点では「おもしろそ!」と思ったんだけど…
なんというか、2号のいうように「やっぱりさいころゲームだよね」という感じ(笑)。
今回のプレイでは、さいころゲームのおもしろくないところが出てしまったというか。
もしかしたら、さいころ運のなかったわたしは、さっさと見切りをつけて数の大きいタイルを確保すればよかったのかもしれませんが、そのあとも手つきのタイルが取れなかったので、変わらなかったかな(笑)。
もっと「おぉー」っていう展開があるかと思ったら、肩すかしをくらった感じです。
ただ、短時間で「ロストシティ」気分にはなれます(笑)。
あと、出た目をどう組み合わせるかと考えるのは、なかなか楽しいです。
再プレイしたら、さいころゲームなので全く違う展開もありうるとは思います…