紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

カピ原(Capybara’n’Capybara)

カピパラさんに一目ぼれ(笑)

かっこいいカピバラの列を作って、おいしいかぼちゃをゲット!
かしこい子ザルとなってカピバラ上を飛び回る、行ったり来たりのカードゲーム!
《カビ原より》

No.483

・カピ原

・林尚志作

・オカズブランド

・8歳以上

・2人から4人

・時間…30分

・日本語化…日本語のゲームです

「カピ原」は、もうグラフィックに一目ぼれ。
カピバラが好きっというのもあって、「これは絶対遊ばねば!」(笑)。
しかも、(id:higedice)さんも紹介してらしたので、「行くしかないっ」(どこに?笑)。
そんなわけで、購入となりました。

さて、ルールは。
カピバラカード、かぼちゃカードは、別々によく混ぜて裏返しに積み重ね、山札にします。
山札からそれぞれ5枚ずつ表にして場に置きます。
ボーナスカードはよく混ぜて、1枚表にしてわきに置きます。
残りのボーナスカードは使いません。

各プレイヤーは、子ザルカードを1枚受け取り、カピバラカードの山から1枚ずつカードを表にし、自分の前に3枚並べます。
カードは、表にした順番に並べます。

スタートプレイヤーは、スタートプレイヤーカードを受け取り、ラストプレイヤーから順番に場のカピバラカードを1枚選び、自分の前に並んだ3枚のカードに加えます(端のカードの隣でも、すでに並べられたカードとカードの間でもかまいません)。
それから、場のかぼちゃカードを1枚選んで、手札とします。
4枚並んだカピバラカードの右端上に子ザルカードを置きます(子ザルカードのやじるしが、カードとカードの間にくるようにします)。
全員が選んだら、場のカードをそれぞれ補充します。

手番になったら…
1.場のカピバラカードが4枚以上同じカードだったら、すべて捨て札にして新しいカードを場に表にします(任意)。
2.以下の3つのアクションから1つ選んで実行します。
A.カピバラカードを取ります
子ザルカードを前進させて、1歩以上なら1枚、3歩以上なら2枚、5歩以上なら3枚ばのカードを取ります。
取ったカードは、子ザルカードより後ろのどこかに置きます。
2枚以上取った場合は、同じ位置に並べて置きます。
B.かぼちゃカードを取ります
かぼちゃカードの条件を満たすように子ザルカードを前進させます。
条件が満たせたら、自分の前に裏向きにカードを置きます。
また、ゲーム開始時に手札となったかぼちゃカードを完成できたら、子ザルが成長し最大歩数が増えます。
C.子ザルカードが後退します
子ザルカードに書かれた歩数、後退します。

これを繰り返し、
・誰かがかぼちゃカードを5枚獲得
あるいは
・場のカードが補充できずに、4枚となる
になったら、ラストプレイヤーまで手番を行い、さらに全プレイヤーもう1回ずつ手番を行って終了です。
完成したかぼちゃカードと、ボーナス得点を加え、1番得点が多かった人の勝ちです。

このかわいいカピバラさんを見て!!

天気の悪い午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっとルールを説明するけれど、理解はちょっと難しい。
子ザルの動かし方には、慣れが必要かもしれない。

3匹そろった!

まずは、カピバラを3匹もらって、並べる。
それから、ラストプレイヤーから順に場のカピバラカードを取る。
…かぼちゃカードを確認して、目をつけていたカピバラは当然のことながら1号と2号に取られる。
同じように、カボチャカードを選ぶけど、これもまた狙いのカードは、1号と2号に取られる(笑)。
これ、スタートプレイヤー、踏んだり蹴ったりじゃん(笑)。

種類、そろえてみた(笑)

仕方がないので、枚数が少ないEのカピバラをもらい、かぼちゃカードは、Dが3匹、Bが2匹のやつにする。
緑が3匹、オレンジが2匹ね…

そして、ゲーム開始。
新しく並んだかぼちゃカードを見て、気が付く。
あら、わたし、すでに1つできてるのでは(笑)?
わたし「えーっと、子ザルを…一番前に進めると、このかぼちゃカード完成!」

完成…したはずだけど自信ない(笑)

2号「え、どういうこと?」
わたし「だから、この子ザルを後ろから前に進めて、その間にかぼちゃカードのカピバラがいたら、完成ってこと」
2号「ふーん…」

うん、これは、確かにちょっと分かりづらいかな。
慣れたら問題ないんだけど、なんかこう、不自然。

1号も2号も、子ザルを1歩動かして、カピバラカードを1枚取る。
なんとなく、3歩すすんで2枚もらったほうがよさそうな気がするけど、よく考えないと順番がてんでんばらばらになる!
わたしは、先頭まで行ってしまった子ザルを3歩ずつ戻す。
わたし「先頭まで行くのは一気なのに、バックは遅い…」
2号「え、バックは一気にできないの?」
わたし「できない。子ザルカードに書かれた歩数しか進めない」
2号「げー…」

場のかぼちゃカードが、枚数多い条件ばかりになってしまったので、3人とも無言で子ザルを進めては、カピバラカードを取り、子ザルを戻す、を繰り返す。
新しいカードは子ザルの後ろにしか置けないというのがミソで、2枚、3枚カードをまとめて取ると、当然そのあと子ザルがバックする距離が長くなり、ひたすら子ザルをバックさせる手番が続く。
ここは、ちょっと単調かな…

同色はそろえたほうがいいのかなと思ったんだけど…

Aのカピバラが2枚あったので、2枚まとめてもらう。
…それはいいんだけど、このあとしばらくはまた子ザルのバック(笑)。

わたしが四苦八苦していると、1号が「できた」と言いながら、手札のかぼちゃカードを表にして、子ザルを前進させる。
1号「これで、いいんだよね?」
わたし「そう、それで、完成!すごーい。でね、手札のかぼちゃカードができたら、子ザルカードを裏返しにできる。そうすると、子ザルはこのあとから4歩進める」
1号「ふーん」

いいなぁ、4歩になった!

一時期、場にDのカピバラが3枚並び「よし、子ザルをバックさせて、なるべくまとめてDをもらえば、あのかぼちゃカードがもらえるし、何より手札のかぼちゃカードも完成っ」と思ったのに、バックさせてる間に1号と2号に取られ、ようやくカピバラを取れる状態になった時は、Dがいなくなってたという…うげー、読みがはずれたー(笑)。
ま、後で出てくるよねっと思ったのに、出てこないっ!

…仕方がない、作戦変更(笑)。
B4匹、A2匹を目指して、子ザルバック中(笑)。

子ザル、ひたすら下がる…

続いて、2号も手札のかぼちゃカード完成!
いいなぁ、2号も子ザル4歩だ…

とはいうものの、わたしの手札はDを集めなきゃ完成できないのに、場にDがいないという…あー、わたしも4歩になりたーい(この文章、間違い)。
仕方がないので、他のかぼちゃカードでできそうなやつを狙う…

できたけど、子ザルまた先頭(笑)

やった、できたーっとウキウキと子ザルを先頭まで進めて、かぼちゃカードを取る。
…そして気づく、「あー、また子ザルバックの時期か…(笑)」
こうなると、3歩と4歩の差が大きく感じる…

1号と2号は、手際よく子ザルを指定だけ前進させるというかぼちゃカードを完成させたけど、わたしはそこまで手が回らず…常に子ザルは先頭にいる気がするほど、わたしの子ザルはすぐ先頭に行きたがり、バックは苦手という(笑)。

結局、2号がかぼちゃカードを5枚完成させて、終了。
わたしの子ザルは最後まで3歩しか進めず(笑)。
得点計算してみると、なぜか2号とわたしが同点!
でも、2号の子ザルがより右寄りだったので、2号の勝ち。
以下、わたし、1号。

1号「絵がかわいいよね。おもしろいとは思うけど、ちょっと難しいかな」
2号「カピバラがかわいい!でも、ゲームは思ったよりめんどくさかった」

 

なるほどなぁという感じ。
これは、数回遊ばないとそのおもしろさは分からないのではないかと。
1号、2号がいうように、絵はかわいいのですが(笑)、システムはかなり難易度高いと思いました。

まず、子ザルの動かしかたに慣れる必要があります。
動かし方が直感的ではないので(カードとカードの間を移動する)、最初のうちは3人とも「…これでいいんだけ?」「このときは…こっち?」など混乱(笑)。
子ザルの後ろにカードを入れるというのも、最初は分かりにくくて、3人で戸惑いました。

でも、ある程度慣れてくると、おもしろくなってくる!
どこで子ザルを止めて、どこにカードを入れるか、どこからどこまで移動させるか、などなど悩みどころはいっぱい!
場に同じ色のカピバラさんがいると、一気にもらいたいと思うけれど、そういう時に限って子ザルは先頭にいたりで、ものすごく楽しかったです。

おもしろいゲームだし、グラフィックもかわいいんだけど、このかわいさとは裏腹に、難易度は高めだと感じました。
せっかく慣れたので、また遊びたいと思っています。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日の天気は、くもり。
またかよって感じではあるけど、心持ち暖かくなったような…元気に過ごせたことに感謝です。

その2
夏の帰国便をおさえる!!
ものすごーっく値上がりしてて、気絶しそう…でも、最近が安すぎたとも思います。
こっちに住み始めのころは、これぐらいの値段だったことを思い出しました。

その3
高すぎて躊躇しているわたしの背中を押してくれたのは、やっぱり夫。
「待ったって高くなるだけなんじゃない?さっさと予約したほうがいいよ」と言ってくれて、勢いで予約!
背中押してくれてありがとう!

その4
でも、予約いれると、確かにものすごーく気が楽になります。
夏になったら帰れる!と思ったら、たいていのことはがんばれる(笑)。
そういう意味では、少しでも早く予約入れて、「たいていのことはがんばれる」状態が長いほうがお得よね(違っ)。

その5
1号に「予約入れた!めっちゃ高かった!気絶しそう!」と言ったら、「まぁまぁ、よかったじゃん、予約できて」と一言。
その「まぁまぁ」の言い方が、とても日本的で癒されたー。

その6
わたし「今の『まぁまぁ』の言い方って、すごくよかったよ。1号に日本語やってもらってよかったって思った」
1号「確かにね、日本語の『まぁまぁ』ってドイツ語にはないよなぁ。いいよね、『まぁまぁ』って」
…こういう会話ができるのも、1号と2号が日本語やってくれたから。
本当にありがたいことです。

その7
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪