紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

プント(Punto)

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点と点の勝負(笑)

点を点の上に重ねて勝とう!

No.310

・プント(Punto)

・Bernhard Weber作

・Game Factory

・7歳から

・2人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

同じミニ缶シリーズの「ゴールド」がおもしろかったので、シリーズ買い(笑)。
小さい缶にぎゅーっと詰まったカードは、満足感が高いです(笑)。

各プレイヤーに、同じ色のカードセットを渡します。
3人の場合は、残った1色を3人で分け、中立の色とします。
2人の場合は、2色ずつ担当します。

カードはよくきって裏返しに積み重ね、自分の山札とします。
手番がきたら、自分の山札の1番上のカードを表にして、場におきます。
カードをおくときは、すでにおかれたカードに接するようにおきます(角同士でもかまいません)。
また、すでにおかれたカードより、おくカードの方が点が多ければ、上に重ねておくこともできます。

場は最大6×6です。
縦横どちらも7枚以上はおけません。
縦横ななめで、2人のときは5枚、3人以上のときは4枚同じ色が並んだら、その色のプレイヤーの勝ちです。

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とても見やすいカード

天気のいい午前中に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっと説明すると、1号はすぐ理解したけれど、2号は「…分かんない」(笑)。
1号に「分かんないって、聞いてなかったでしょ?」と突っ込まれて、元気よく「うん」と答える2号…うん、じゃねぇっ(笑)!

とにかく始める(笑)。
序盤は迷わず、めくってはおくだけ。
オレンジは2号、緑が1号、赤がわたしで、青は中立。

…しばらくして、青が結構めんどくさいこと(笑)に気が付く。
人のジャマはしたいけど、自分のジャマにはしたくない(笑)。
特に大きい数の青は、全員の障害物になる…

途中、わたしがリーチかかったところで、2号は自分の列を完成させるべく3枚目をおこうとする。
すると1号が「あのさー、ここ、どーすんの?」とわたしの3枚列を指す。
2号「え、1号が止めるでしょ?」
わたし「確かにね、でも、反対側が空いてるから、ままここにおけるよ?」というと「あ…えーっ、こっちにおきたかったのにー」と言いながら、反対側をおさえ、そのあとの1号もはさみ込む形にして、わたしの野望は砕かれる(笑)。

あーあー、とがっかりしたスキを突いて、1号、さくっと完成させる。
「まじー??」と2号とわたし。
自分の列に集中しすぎの2人(笑)。
集中しすぎて、写真撮るのも忘れてる(爆)。

一応、説明書には2勝した人が勝ちとあったので、もう1回。
今度は3人ともそれなりに悩む。

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手番数同じなのに…

…悩むけど、どんどんわたしの赤が消えてゆくのはなぜ(笑)?
青ばっかり出た記憶もないんだけど(笑)。
1号は緑の9が出たので、2号の野望を砕く(笑)。
次の手番で2号はオレンジの9を出す…

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1歩間に合わず

「あー、一手番遅かったー!」と2号。
1号にんまり。
わたし「なんでわたしのカードは1とか2とか3なのよー」(次元が違いすぎ・笑)。

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これ、赤不参加なわけじゃないです(笑)。

そして消え去る赤…ここからどーしろと(笑)?
1号、2号が、ほぼ6以上のカードばかり出すのに対して、わたしは小さい数ばっかり…カードの切り方が悪かったってこと(笑)?
仕方がないから、そこから新しく列を作る…

そして、赤あと1枚!となったところで…

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最終形

左下にあった赤が、緑の9でつぶされ、しかも緑4枚で完成!
「えー、うっそー、わたしの次のカード赤の8だったのにー!!」
…2号と同じく一手番出遅れる(笑)。
1号に「1号はこういうアブストラクト、ほんっと得意だよねぇ。わたしは苦手だ…」と言ったら、「え、これ、めっちゃおもしろいじゃん!!」…それを聞いた2号は「もう遊ばなくていいよ、これは」と言うので、反射的に「うん、わたしももう遊ばなくていいわ」と同調してました(笑)。

1号は「これなら、いつでも付き合うよ!」と言ってくれるほど気に入ったようですが、わたしは…うん、言わなくても分かりますよね、分かってください(笑)。

要は、変形4目ならべです。
カードに強弱をつけて、カードを重ねられるというのがおもしろいです。
手札をナシにしたので、考える時間は短いです。
ただ、その分カードの引き運は大きいです。
現に、1号は序盤から大きい数の出がよく、わたしは最後に大きい数が出てきていました。

ものすごくアブストラクトなので、好きな人はとことん好き(=1号)、苦手な人はとことん苦手(=2号とわたし)だと思います。
それから、6×6にカードをおくというのが、結構ひっかかりました。
はっきりボードにした方が遊びやすかったと思いますが、でもカードの並べ方によって6×6が変化するようになっているのは、おもしろいといえばおもしろいんですよね…

いずれにせよ、これはおもしろそうっと思った方にはおすすめです(笑)。
わたしは…もういいかな(笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
近所にイタリア人が経営するお店があります。
おとといの土曜日に通りかかると、顔見知りの店主がお店の前でひなたぼっこ(笑)。
わたしが、お店にさげてあるイタリア国旗を指さして「明日ですねぇ」と言うと、「そーなんだよー、今回は、難しいだろうなぁ…」と言うので、「えー、わたしはイタリアが勝つと思いますけど?」と言ったら、すっごくうれしそうに「グラッチェ!」。
異国の地にいて、母国を応援するってすっごくしあわせなことですよね。

その2
で、今日、また店主に会いました。
わたしを見かけると、にっこり笑って「勝ったよ、ホントに勝ったよ、すごくうれしー!」と大よろこび(笑)。
見ているわたしまで、うれしくなりました。

その3
ちなみに、ユーロの決勝戦、わたしは断然イタリアでした。
イギリスもいいチームだとは思ったけれど、あまりにも地の利がありすぎたし、しかもそれに便乗したファンの態度が悪すぎたので、イメージがた落ち。
相手チームの国歌斉唱でブーイングとか、相手チームがボール持ったらブーイングとか、相手ゴールキーパーにレーザー当てるとか、あまりにもレベル低すぎ。
イタリアが勝ったとき、あー、サッカーの神様はちゃんと見てたんだなぁと思いました。
前回のワールドカップには出場すらできなかったのに、ここまで積み重ねてきたのが見事に報われて、見ていて単純にうれしかったです。