ようこそ、四国へ!!
「東海道 デュオ」では、3人に分かれて日本の四島で1番小さい四国を巡礼します。
巡礼者として、寺院や庭園、海辺、そして温泉を巡ります。
また行商人として、伝統工芸品を売買します。
そして画家として、美しい風景を描き、それを住民たちに贈るのです。
No.478
・東海道 デュオ(Tokaido Duo)
・Funfolge , Pegasus Spiele
・10歳から
・2人
・時間…30分から40分
・日本語化…必要ありません
ねずみリーダーさんおススメの「東海道」、遊んでみたらどっぷりハマりました(笑)。
とにかく、雰囲気がいい!
2020年のロックダウン中に遊んで、日本に帰れない悔しさを吹き飛ばしておりました(笑)。
そして、2022年の秋に「東海道」シリーズとしてどどーんと「波路」と「東海道 デュオ」が発売。
遊んでないゲームいっぱいあるし(あーあ)、急ぐこともないかなぁと思ったのですが、ネットショップで「東海道 デュオ」が少し安くなってて、んじゃ買おうかな、あ、でも送料無料にちょっと足りない、じゃー「波路」も買っちゃえばいいやー(まさに本末転倒)で購入。
公称は「自分へのクリスマスプレゼント」です(爆)。
さて、ルールは。
ボードを広げます。
各プレイヤーは、色(緑か紫)を決め、その色のこま、個人ボード、絵タイルを受け取ります。
こまは、ボードの指定の位置に置き、個人ボードは自分の前に並べ、巡礼者ボードにマーカーを置きます。
絵タイルは、画家ボードの指定の位置に裏返しに置きます。
温泉タイルと、波タイルは、ボードの指定の位置に置きます。
行商タイルは裏返しでよく混ぜ、ボードの指定の位置に置き、表にします。
お金と小判は、ボードわきに置きます。
商品チップは、布袋に入れます。
手番がきたら…
さいころを3つまとめてふります。
そこから1つ選び、選んださいころのこまを動かします。
動いた先のますの指示に従います。
相手プレイヤーは、残った2つのさいころから1つ選んで、そのこまを動かします。
動いた先のますの指示に従います。
3つめのさいころは、手番のプレイヤーが使います。
そのこまを動かし、動いた先のますの指示に従います。
こまは、スタートしたますに戻してはいけません。
すべてのさいころを使ったら、手番交代です。
巡礼者
巡礼者は、とまったますの指示に従います。
寺院ます、庭園ますにとまったら、巡礼者ボードのマーカーを1つ上げます。
温泉では、温泉タイルを獲得し、次のさいころから使うことができ、さいころの効果を2回行うことができます。
海岸では、波タイルを獲得します。
行商人
行商人は黄色の線にしたがって移動します。
村では、工芸品を購入することができ、海辺で売ることができます。
海辺では、そこに置かれた工芸品タイルを売ってお金がもらえます。
画家
画家は、絵のかかれたますをすすみます。
とまったますの周囲にいるこまの数、画家ボードの絵タイルを表にすることができます。
そして、表になった絵タイルと同じ絵が描かれたますにとまると、その絵を住民に贈ることができます。
これを繰り返して、どちらかが、
・巡礼者ボードのマーカーが最後のますにくる
・小判を6枚集める
・画家が10枚目の絵を贈る
のいずれかを達成したら、さいころを使い切ってから終了です。
個人ボードの得点を計算し、得点の多かった人の勝ちです。
天気の悪い午後に、2号(緑)とわたし(紫)の2人でプレイ。
ざっとルールを説明するけれど、すでに「東海道」で遊んだことのあるわたしたちは、「やってみたほうが分かりやすい」ってんで、さっさと始める(笑)。
スタートプレイヤーは、わたし。
さいころ3つじゃらっとふると…
うーん、どれにしよう。
画家は1,行商人は2…巡礼がテーマなはずだから、やっぱりここは巡礼者(笑)?
巡礼者を3つすすめる。
進んだ先は、寺院。
わたし「寺院なので、巡礼者のボードのマーカーを1つ上にあげるの。巡礼者は、寺院の数×庭園の数が得点になるから、両方を上手く上げてったほうがいいよ」
2号「分かった」
2号は、行商人のさいころを取り、行商人を2ます進める。
わたし「ここは、村なので3つ袋から商品を取ります」
2号「えっと、人形とうちわと着物」
わたし「で、それは行商人ボードに置いとく。あ、ついでにさいころも置いとく。で、そのタイルがある海辺に行くと、書いてある値段で売れる」
2号「なるほどね」
わたしは、残った画家のさいころを取り、画家を進める。
行った先のますの周りには1人しかいなかったので、絵タイルを1枚表にする。
使ったさいころを個人ボードに持ってくるのは、どちらが手番だったかが分かるようにするため。
そんなことしなくても覚えてるでしょっと思ったけど、どうしよう、あ、これやろうっなんて考えてたら、簡単に忘れる(笑)。
ちゃんと説明書に書いといてくれて、ありがたい(笑)。
2号の手番では、2号が巡礼者と画家、わたしが行商人のさいころ。
わたしは、行商人を3の村に進めて、商品を手に入れる。
わたし「布袋から出すって、なんかくじ引きみたいだね」
2号「うん、おもしろい」
次のわたしの手番では、行商人が2!
おっしゃ、これで着物の海辺にいけるじゃん!
わたし「で、ここで着物を売ると、4お金もらえる!」
2号「いいなー」
このラウンドでは、画家も絵を完成させてプレゼント。
2号「これ、出てる絵のますに行かないといけないんだよね?」
わたし「そう。しかも、一番はじっこの絵から順番にプレゼントしなきゃいけないの」
2号「難しそうだな」
その後、巡礼者もちゃんと海辺にとまってお金をもらってくる(笑)。
2号「そうか、巡礼者もお金もらえるんだ」
わたし「そう、海辺にとまればね」
わたしは、行商人に仕入れに行かせる(笑)。
わたし「また3のます…4のますもあるんだけどなー」
2号「でもさ、ままもうあと3つしか商品置けないじゃん」
わたし「実は、ボードに置ける商品が5つまででも、タイルはフルでひいて、全部の中から5つ選んでいいんだって」
2号「あ、そしたら高いヤツだけ残すとかできるわけ?」
わたし「そう!」
いやー、このあたりのデザイン、ほんっといかしてる、Bauzaさん。
人間の自然な欲求だと思う、これ(笑)。
自然の欲求が通ったので(笑)、高い商品を並べる(笑)。
そして、次のラウンドで…
わたし「お人形売るっ!そしたら、お金10!そしたら、小判っ!」
2号「おーっ」
小判、欲しかったのよ(笑)。
実際は、こんなに単純ではないと分かっていても、この売り買いはすごく楽しい。
しかも小判だよ(笑)?
わたしは行商人の商売にハマり、行商人優先(笑)。
2号は、画家ボードに同じ絵が2枚連続で並んでいたので、そのまま画家優先。
あえて混みあった場所に飛び込んで、絵タイルをどんどん表にしていく。
そして、行商人の商品チップを選べるを利用して、陶器5つを集め、一気に売るっ!
2号「えー、それでもう20お金じゃん!」
わたし「ふっふっふ、でも悪徳ではないよ(笑)?」
わたしが小判を集めきったので、ゲーム終了。
わたしの個人ボード。
行商人がよく働きました(笑)。
2号の個人ボード。
画家さんがいっぱい絵を描きました(笑)。
勝ったのは、わたし。
2号「さいころ運は多少あるけど、すごくよかった。こまが3つあって、細かい仕掛けが楽しい!」
とのこと。
いやー、これはおもしろかった!
まさに「あっぱれ!」(笑)。
またやってくれたなー、Bauzaさん!って感じ。
先に言ってしまうと、たぶんゲーマーさんウケは悪いと思います。
もう、これはひたすら雰囲気を楽しむゲーム。
四国を歩いている…かどうかは分からないけれど、少なくとも海辺の村を歩き回っているような気分になりました。
まず、トラックは3つもあるのに負担が少なかったです。
「ファーストラット」で、トラックの多さに辟易したので、多少警戒してたのですが、ぜーんぜん。
さいころで割り振られるので、とても分かりやすかったです。
そして、さいころ3つを2人で使うというのもおもしろかったです。
自分の手番では2つ使えて、相手の手番では1つ使える、ということで、自然に相手の動向もうかがいます。
このさいころ、取られないだろうから後回しにしようと思ったら、しっかり取られたり、欲しいと思ったこまのさいころがなかなかめぐって来なかったりというのが、なんとなく旅行中という感じでよかったです。
要は、すごろくなのに、ものすごく楽しい!
ルールはシンプルで分かりやすい、でも悩みどころもあって、わたしの好みです。
ちなみに、マテリアルは、「東海道」よりよくなってます(「東海道」は、ホントにひどかった…)。
…調べたら、Made in Spanien(スペイン)。
ゲーム内容だけでなく、グラフィックもすばらしいので、それに見合ったクオリティで作って欲しいと思います。
もし、2人で遊ぶ機会があるのなら、ぜひぜひ遊んで欲しいゲームです。
☆今日のありがとう☆
その1
今日の天気は、くもり。
わたしが出かけている間は、雨が降らなかったので、よっしゃー(笑)!
その2
わたしが譜面立てに置きっぱなしにしていたトリオの楽譜、2号が自分の練習のついでにさらりと弾く…
…当たり前だけど、ずっと上手(笑)。
でも、「あ、そこさー、指めんどくさいよね」と言うと「うん、これめんどいわ」と言ってくれる。
同じ楽器を弾いている仲間がいてラッキー!
その3
置きっぱなしといえば。
ようやく、ホントにようやく、スーツケースを屋根裏収納にしまう(笑)。
白状すると、最後の1つ…つい最近まで出てました(爆)。
空ではあったんだけど、しまうのがめんどくさくてめんどくさくてめんどくさくて(笑)。
で、重たい(なんてもんじゃないほど重い)腰を上げて、収納っ!
わたし、エライ(でも、もっと早くやろうよ…)!
その4
わたし「ねえ、なんか違うと思わない?」
夫「…なんだろ?何が違うんだろ?」
…分かんないのっ??
わたし「スーツケースがありませんっ」
夫「…あ、ホントだ、そうだね、そういえばあったっけ…」
…この程度の認識だからね、収納する意味ない気がする(笑)。
その5
この間初めて遊んでおもしろかったボードゲームで、再び遊ぶ。
すると、「あれ?これ、こんなに大変だっけ?」「うん、めっちゃ苦しい」「全然思い通りにならない」「確かに」…みんなでヒーヒー(笑)。
でも、楽しかったです。
その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪