何世代にも渡って、ゴミ捨て場のネズミたちの間でチーズの月の伝説が言い伝えられてきた。
そして、今ある計画が進行しつつある。
彼らは、廃品からロケットを作り、チーズの月を占領するというのだ!
No.474
・ファーストラット(First Rat)
・Gabriele Ausiello und Virginio Gigli作
・Pegasus Spiele
・10歳から
・1人から5人
・時間…30分から75分
・日本語化…必要ありません
「ファーストラット」は、2021年のSpielでプロトタイプを見ました。
…でも、わたしはすっかり忘れてて、後で友人にあの時見たヤツっと言われて気が付きました(汗)。
ネズミの絵がかわいいなぁと思ったことは覚えていて、かろうじて「あ、あれか」と思い出したという…
ちゃんと製品化されてて、うれしかったです。
さて、ルールは。
ボードを広げ、カラスの王冠、エナジードリンク、リュックサック、コミックは指定の位置に置きます。
各プレイヤーは、ネズミこまとキューブ、電球マーカー、地下マーカーを受け取ります。
電球マーカーと地下マーカーは指定の位置に、ネズミはスタートますに2匹、地下の子ども部屋に2匹置きます。
スタートプレイヤーから、指定の数のチーズを受け取ります。
手番がきたら。
1.ネズミを動かします
2.ごみを集めます
3.買い物します(任意)
4.ロケット製作、チーズを寄付(任意)
1.ネズミを動かします
ネズミは1から5ます移動できます。
2匹のネズミに分けて合計5ます動かすこともできますが、どちらのネズミも同じ色のますにいなければなりません。
同じ色のネズミは、同じますにいることはできません。
すでに他のネズミがいるますに止まる場合は、他のネズミのプレイヤーにチーズを1つ渡します。
2.ごみを集めます
動かしたネズミが止まったますにかかれた物をもらいます。
青いますは、かかれた電球の数だけ電球マーカーを動かします。
スタートますから電球マーカーがあるますまでのますに止まると、もらえるゴミが1つ増えます。
白いますは、地下マーカーをやじるしにしたがって動かします。
動いた先のボーナスを獲得します。
3.買い物します
ハムスター、カエル、カラスのますに止まったら、買い物をすることができます。
チーズで払うか、盗むこともできます。
盗んだ場合は、そのネズミをスタートますに戻します。
4.ロケット製作、チーズを寄付
集めたごみとロケットの部品を交換します。
交換したら、指定の位置に自分のキューブを置きます。
あるいは、チーズを寄付することもできます。
寄付したら、指定の位置にキューブを置きます。
ゲームは、
・誰かがネズミを4匹発射台まで移動
あるいは、
・誰かがキューブを8つボードの置いた
ら、終了です。
得点計算をして、1番得点が多かった人の勝ちです。
天気のいい午後に、1号(緑)、2号(黄色)、わたし(オレンジ)の3人でプレイ。
ルールを説明するけど…これ、かなり多いし、直感的でない部分もある…
ガマンできなくなって、例のごとく、やってみりゃ分かるでしょ、で始めてみる(笑)。
わたしがやりたいのは、ボードゲームであって、ルール説明じゃないっ(ドヤっ・笑)。
えーと、まずどーすんだっけ(笑)。
わたし「あ、わかった、5ますまで進める。2匹に分けてもいいの。でも、2匹とも同じ色のますに止まらないとダメ」
2号「ふーん…」
1号「どういう風に?」
そう、このこまの動かしかたは不自然すぎ。
毎回「えーっと、こっちが2ますでこっちは…あ、4ますか。じゃあ、こっちを1ますにして…あ、ダメか…」と延々悩むことになって、テンポが悪いのなんのって!
後になると3人ともめんどくさくなって、1匹しか動かさなくなってた(笑)。
どうせなら、2匹分得したいってんで、あーだこーだ悩む…
他のネズミがいるますなんて論外(笑)なので、集まる物が偏る(笑)。
1号「もー、行きたいますには、ままか2号がいる!」
2号「それを言うなら、1号だって!」
…チーズ1個払ってまで行きたいとは思わないんだよねぇ(貧乏性)。
わたしはカエルの店からリュックサックを万引き(笑)。
わたし「万引きしたので、スタートに戻ります」
2号「チーズ払いたくないよねぇ」
…とことん貧乏性(笑)。
しばらくすると、3人とも電気マーカーがお得なことに気が付く(笑)。
2号「だってさ、電気マーカーから下のますは1個多くもらえるんでしょ?」
…この人どこまで…(笑)。
全員当然のように万引きするので、なかなか先に進まない…そうか、そのための電気マーカーなんだな?(笑)
わたしは、エナジードリンクを万引きしてみる(おいっ)。
でも、チーズ7個って高くない(笑)?
ネズミたちをちまちまと進め、集めた物でエンジン部分ゲット!
わたし「これで、エンジン部分ができた」
2号「そういうことか」
わたし「そういうことだ(笑)」
ここから全員何がどれだけ必要か調べて、狙いのごみを集め出す。
そうなると、どうしても考える時間が長くなって、間延びした感じになってしまう。
しかも、リュックサックやら電球やらで、止まったますのゴミをいくつもらえるのかが、すぐに分からない(笑)。
リュックサックを持ってる当人ですら持ってることを忘れたり、電球に至っては止まったますの真上にあれば思い出すけど、それ以外は思い出さない。
これ、ちょっと盛りすぎでは…
わたしは着々とロケットの部品を集めるけれど、1号はようやくエンジンゲット、2号に至ってはまだ交換できてない…
最後の方は、かなり作業的になってしまい、全員内心「早く終わんないかなぁ」状態(笑)。
終わった時は、ホッとしたぐらい。
勝ったのは、わたし。
以下、1号、2号。
1号「ルールが多すぎるし、めんどくさすぎるし、時間も長すぎ」
2号「めんどくさいし、つまんない」
とのこと。
うーん…ウチの好みではない、かな(笑)。
というより、かなりゲーマー向けと見た(笑)。
要はすごろくなんだけど、ごちゃごちゃしすぎて、遊んでいて常に「えーっと、どうするんだっけ?」と考えてました。
まず、こまの動かし方が直感的じゃないのです。
直感的じゃないと、どうしても考えるので時間がかかります。
これで、かなりプレイテンポが落ちました。
そして、トラックを多くしたのでいろんな得点方法があるのですが、多すぎて使いこなせませんでした(笑)。
電球のアイディアはいいなと思ったのですが、ますの上にある時は気が付くけれど、なかったら忘れてました。
そして、地下…ここは3人とも気をまわす余裕なし(笑)。
中盤以降は、ますに止まってから何個もらえるんだっけと考えて、いちいちプレイが中断されるのも、ダレました。
全体的にもっさりした感じで、ゲームの世界に入り込めませんでした。
わたしたちが初心者ということを差し引いても、手間ヒマとおもしろさが結びついていないような気がします。
盛りすぎちゃって、遊びづらくなってしまった感じです。
あ、でも、きっとゲーマーさんはこういうのが好みなんだと思います。
バリアントもソロもあるけど…遊ぶかなぁ…(笑)
☆今日のありがとう☆
その1
ひっさしぶりの青空!
寒かったけど、空が青けりゃEverything's alright!
その2
初めてのトリオのリハーサル。
すっごく大変だったけど、すっごくおもしろかった!
ちゃんと練習せねば(笑)。
その3
でも、ボードゲームで遊べなかったんだよなぁ(笑)。
明日、とりかえすぞー(笑)。
その4
実は、今日の記事、ずいぶん前に書き始めていたのですが…途中で休憩入れたら、休憩長くなっちゃった(笑)。
ようやく書き上げられて、うれしい!
その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪