紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ムムム!(Mmm!)

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ねずみのチャーリーくんのお手伝い

求む!手伝ってくれる人!!
やあ、ぼくはねずみのチャーリーさ。
妻のロッテとぼくの家に、数日後に親戚たちが大勢訪ねてくる予定なんだ。
誰一人おなかをすかせたままにはしたくないから、今から食料品を集めているんだけど…ひとりじゃムリそうなんだよ。
マイヤー家(というのが、ぼくらが住んでいる家の人間たちさ)の食品庫から、ぼくたちの食品庫へ食料を運ぶのを手伝ってくれないか?

No.262

・ムムム!(Mmm!)

Reiner Knizia

・Pegasus Spiele

・5歳から

・2人から4人

・時間…15分から20分

・日本語化…必要ありません

「ムムム!」は2015年発売で、Reiner Kniziaさん作だし、おもしろいと聞いて購入。
当時2号と何度も遊んだのですが、今回遊ぼうと思ったら、ルール何も覚えていませんでした(笑)。
さいころふるのは覚えてたんだけどな…(なんの役にも立たない)

ボードを広げます。
初めて遊ぶ時は、ネコの足あとが1つの面にします。
その足あとのよこに、ネコをおきます。
さいころを準備します。

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きゅうり、にんじん、パン、チーズ、そして魚!

手番がきたら、さいころをふります。
さいころには、食べ物の面が5つ、赤いXが1つあります。
さいころをふって…
→食べ物の面だったら…
ボードにかかれた同じ食べ物の上におくことができます。
→赤いXだったら…
ボードにはおかず、わきによけます。
さいころをふったら、少なくとも1つはボードにのせなければなりません。
一度に2つ、あるいは3つボードにのせてもかまいません。

さいころを1つボードにのせたら、以下の2つから1つ選んで実行します。

・残りのさいころ(ボードにのせたさいころと、赤のXのさいころは除く)をふりなおすことができます。
さいころをふったら、少なくとも1つはまたボードにのせなければなりません(つまり、2つ振ったら、少なくとも1つ、1つふったらそれを必ずのせます)。
さいころをボードにのせることができたら、残りのさいころをふるか、食べ物を運ぶか選びます。
さいころをボードにのせることができなかったら、手番終了でネコが動きます。

さいころはふらず、食べ物を運びます。
さいころ3つをボードにのせることができた時か、3つのせられなくてもリスクを回避するためにそれ以上さいころをふらない時は、食べ物を運ぶことができます。
さいころをおいたますに、ねずみチップをおきます。
これで、ねずみの家に食べ物をはこんだことになります。

さいころをふったものの、ボードにのせることができなかったら、即手番終了です。
それまでにボードにおいたさいころがあったら、そのさいころは取りのぞきます。
食べ物を運ぶこともできません。
そして、ネコを1ますすすめます。

さいころをボードにのせ、食べ物を運ぶことができても、食べ物1つをすべてねずみチップでうめることができなかったら、ネコは1ますすすみます。
さいころをボードにのせ、食べ物を運ぶことができて、しかも食べ物1つをすべてねずみチップでうめることができたら、ネコは動きません。

ネコが食品庫に来る前に、すべての食べ物をねずみの家に運ぶことができたらプレイヤーの勝ち、ネコが先に食品庫に来てしまったら、ネコの勝ちです。

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ネコのこまがかわいいのです

天気のいい午後に、1号とわたしの2人でプレイ。
対象年齢5歳からだし、簡単だろうと思ったのにとんでもない!

まず説明書がごった煮(笑)。
流れを簡潔に書けばいいのに、バリアンテも全部一緒に書いちゃうから、ごちゃごちゃしすぎ。
何が5歳からだーっと思って、説明書をめくったら一番最後のページにチャートが書いてあった(笑)。
これが1番分かりやすくて、使いやすかったという…それまでの説明は一体なんだったんだ(笑)?
あと、主人公のねずみのチャーリーに説明させたのは失敗だったと思う(笑)。
分かりづらいのなんのって…

とりあえず、足あと1つのほうから。
さいころふって、ボードにおいて、運ぶかどうするか考えるだけ。
食べ物1つ全部運べたら、ネコは動かないけど、全部運べなかったら、ネコは1ます動く。
ボードにおけなかったら、運べないし、ネコは1ます動く…説明書は4ページも使ってたけど、要はそゆこと(笑)。

序盤は、2ますの食べ物を運んでは終了だったけど、大きい食べ物が多くなると、全部運べずにネコが動くことが多くなる。
「これ、できるだけリーチをつくっといた方がいいね」と1号。
「そうだね、さいころ3こしかないし、1手番で4ますの食べ物は全部運べないもんね」とわたし。
さいころの数と食べ物の大きさが、ほんっと悩ましい。

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はいっ??

1号がいきなりさいころ3つでXを出した時はあせったけれど、それ以外ではほとんどバーストせず着実に運ぶわたしたち。
出目がかたよってたみたいで、残りはにんじんばかりになってピーンチ(笑)。
「にんじんばっかり出さなきゃいけないのか…」と言いながら、1号さくっとにんじん2こ出す。
「出るじゃん」と言ったわたしは、にんじん1こ…「どうする?ここでやめて、ネコはすすむけど、次の手番でなんとかする?」と聞いたら、「まぁ…にんじん出ればいいけど」と言いながら1号、ちゃーんとにんじん出す。
ネコはオレンジのマットの上で、わたしたちの勝ち。

翌日、足あと2つに挑戦。
序盤は、2人ともXが出なければほとんどさいころをふり直さない。
ふり直してXがでたらオジャンだし、大きい食べ物が多い以上、一手番で一気に完成する事はほとんどない。
なので、常にリーチの食べ物が1つはあるようにおいてゆく。

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3つおけたけど、ネコが動いてしまう…

出目に恵まれて、あまりXは出なかったけれど、それでも食べ物を3つ運べても完成できなくて、ネコがすすむことも。
「やっぱり、こっちの面の方がキツイね…」とわたしが言うと、「でも、思ったよりネコは遅い気がする…」と1号。

今回は、最後に4ますのきゅうりが3ます残ってしまう。
ネコはオレンジのマット。
「ここからひたすらきゅうりだけ、かい!」と突っ込みつつ、さいころをふると…やったっ、出た、きゅうり、2つも!!
わたしが「どうする?あえてここで、とめて、きゅうり運んで、ネコはすすむけど次の手番にかける?」と聞くと、1号は「ネコ、あと2ますならなんとかなんじゃない?」と言い、ネコをすすめて1号の手番。

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どっちもリーチ(笑)

ところが、1号はきゅうりが出せなくてバースト…ネコだけすすんで、赤いマットへ…やばいじゃん!

「でもさ、ここでままがきゅうり出したらそれでいいわけじゃん」…そんなおぜん立てしてくれなくていいってばーっ(笑)。
久々にどきどきしながらさいころ3つふって…やたーっ、きゅうり出たー!!
1号も「よっしゃー!!」これぞ…ダイスゲームの醍醐味(笑)。
ぎりっぎりで食べ物全部運べました!

家族で楽しめるダイスゲームです。
説明書はごちゃごちゃしてるけど(まだ言ってる・笑)、ゲーム自体はすっきり分かりやすいです。
それでも5歳からってのは、ちょっとムリがあると思いますが(笑)。
遊ぶ時は、説明じゃなくてチャートを確認することをおすすめします(笑)。

終盤になると、さいころの目に一喜一憂でダイスゲームの見本のようなゲームだと思いました。
ルールもシンプルだし、人数が多くても協力ゲームなので、みんなであーだこーだ言いながら進行できます。
テーマとグラフィックは子ども向けですが、大人も充分楽しめるゲームです。

 

☆今日のありがとう☆
ルーティンを黙々とこなすだけで、煮詰まってきたなぁと思ったので、いつもは行かないスーパーで買い物。
いつもと違う道を歩いたら、いい気分転換になりました。