紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ターボチーム(Turbo Team)

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HABAの中箱です

ラソン選手のらくだは、ウォームアップを始めています。
ハードル選手のカンガルーは、ジャンプの感触を確かめています。
すばしっこいかえるは、屈伸に余念がありません。
豚小屋のレース場からは、ぶうぶうとせっかちに鳴く声が聞こえてきます。

それもそのはず、もうすぐスタートです。
誰もが、動物界で一番おもしろい伝説のターボチーム大会の優勝を目指しているのです。
ただし、こんなにたくさんの動物がいる場所では、予想外のことが起きます。
コースにはしょっちゅううんちが落ちているのです。
そうなると、選手は急ブレーキをかけなければなりません。
うんちに飛び込んでしまうと、遅くなってしまうからです。

度胸とさいころ運で1番最初に自分のチームをゴールさせたプレイヤーには、名誉あるターボチームトロフィーが授けられるのです。

No.194

・ターボチーム(Turbo Team)

・Bernhard Lach und Uwe Rapp作

・HABA

・5歳から99歳

・2人から4人

・時間…10分

・日本語化…必要ありません

「ターボチーム」は、オビ湾さんのところで見かけて購入した…はず…たぶん(笑)。
対象年齢の子どもがいたし、なによりぶたのこまのかわいさにひかれた…はず…たぶん(笑)。
そのくせ、遊んだ記憶が残っていないという…でも、ぶたのこまは今見てもかわいいと思います(そこじゃないっ)。

各プレイヤーは、ボードを受け取り、動物を1種類選んで、その動物のこまを4つ自分のボードのスタート地点におきます。
うんちこまとさいころは、机のまんなかにおいておきます。

手番がきたら、さいころをふります。
1回目は白いさいころ1つ、2回目は茶色いさいころ2つ、3回目は灰色のさいころ3つふります。

毎回さいころをふって
・うんちが出たら
何回目のさいころであっても、すぐに手番終了です。
今まで出した目はすべて無効になります。
うんちこまが机のまんなかにあったら、次の手番のプレイヤーが、誰かのボードにうんちこまがあったら、そのボードのプレイヤーが、うんちの目をだしたプレイヤーのボードにうんちこまをのせます。
うんちこまは、動物こまのまえにおきます。
うんちこまが前にあると、動物こまはすすめません。
ただし、同時にふったさいころにうんちの目とトロフィーの目がでていたら、相殺されてうんちこまはおかれません。

・色かトロフィーが出たら
そのさいころをボードの指定の場所におき、次のさいころをふるかどうか決めます。
あるいは、それでさいころをふるのをやめることにしたら、出た色の動物こまをさいころ1つにつき1ますすすめます。
トロフィーは、好きな動物を2ますすすめることができます。

1番最初に動物こま4つをゴールさせたプレイヤーの勝ちです。

 

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らくだって速かったっけ?

天気がいいけれど寒い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
1号はかえる、2号はらくだ、わたしはぶたを選ぶ。
…やっぱりぶたのこま、かわいい(笑)。

1回目の白いさいころでいきなりトロフィーが出たわたし。
2回目は色…「こういうのって欲張るとロクなことがないから、これでやめる」と言って、ぶたをすすめる。

2号は、3回目までさいころふって、トロフィーも1つ出す。
一気にらくだがすすんでゆく。
1号は、わたしと同じく2回目でやめて、色が3つ。
かえるもぴょこぴょことすすんでいく。

前回は、うんちばかり出て全然すすまなかったのに、今回はなぜか全然出ない。
3人とも淡々と動物をすすめていく…「うーん、うんちが出ないと盛り上がらないので、NGで撮り直します」…撮影なら絶対NG出るレベルでうんちがでない(笑)。

…と、2号、2回目のさいころでうんちでた!
1号が赤いらくだのまえにうんちをおく。
「これさぁ、うんちっていうより…ちっちゃいチョコボールみたい」…確かに。
たぶん、リアルにしすぎて子どもたちがそれだけで気がすんだりしないように(笑)工夫したと思われる(HABAさんも大変・笑)。

そして1号…1回目でいきなりうんち(笑)。
まるでシナリオがあるみたい(笑)。
2号嬉々として、1号のかえるの前にうんちをおく。
「やったぁ!」「…むかつく」(笑)

わたしは、うんちから逃れて、でもさいころ欲張らず2回目で終わらせ、ちゃくちゃくとぶたをすすめる。
2号…果敢に攻めて3回目までふって、うんちナシ!
1号、2回目でまたうんち(笑)。
「でも、もううんちあるから関係ないか~」と全く他人ごとの2号(笑)。
「関係なくないっ、全然すすめないっ」と1号(笑)。

案の定、次の手番で2号うんちだす(笑)。
1号めっちゃうれしそうに2号のボードにうんちをおく…2号めっちゃ不満そう。
「でも、うんちだしたの、2号じゃん」と1号は涼しい顔(笑)。

…対象年齢とっくに過ぎてるはずなのに、うんちってだけでこんなに盛り上がるって、うんちって偉大(そこじゃない・笑)。

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なかなか激しいレース(笑)

そんなこんなで、うんちを全く出さなかったわたしが勝ち、以下2号、1号。
もしかして、わたし便〇気味だっけ(笑)?
あ、わたしじゃなくてぶたか(笑)。

これは、キャントストップの子ども版って感じです。
うんちで絶対盛り上がるし、さいころをもっとふるか、それともここでやめるか…どきどきがいっぱいで楽しいです。
さいころの色を変えて、何回何個ふれるかをわかりやすくしてあるので、小さい子でもすぐ理解できると思います。

大人だけで遊ぶゲームではないとは思いますが、小さいお子さんがいるならぜひ遊んで欲しいです。
でも…なんで選ばれた動物が、らくだとカンガルーとかえるとぶた、なんだろう(笑)?

 

☆今日のありがとう☆
その1
忙しいのにゲームに付き合ってくれた2号。
ホントにありがとね。

その2
古傷が痛んでぶーぶー言っていたら、夫が「きみは、年齢の割には若く見えるし、健康なんだから、それぐらいのマイナートラブルはトラブルにならないよ」と。
言われてみれば確かに大病せずにここまでこれてる…これは、大感謝!
それに気がつかせてくれた夫にも感謝。