紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

日本帰国14・投票

横浜の空!

ただいま夏休み中につき、さかのぼり更新中です。
読みにくいと思いますが、お許しを。

さて、話は前後しますが、今回の帰国中にひっさしぶりに投票に行きました!
20歳で投票権を得てから(今は18歳だそうですね)、必ず投票に行っていましたが、海外に行ってからは当然不可能になりました。

でも、しっかり働きかけて戦ってくださった先輩たちのおかげで、2000年から比例代表制、2007年には選挙区にも投票ができるようになりました。
粘り強く活動してくださった方たちに感謝です。

海外在住者が投票するには、まず在外選挙人名簿に登録しなければなりません。
わたしは、登録すれば投票できるとは聞いていたものの、手続きがめんどくさそうで、なんとなく放置(笑)。
それに、比例代表にわたしが1票入れたところで何かがすごーく変わるわけじゃないし、なんて考えてました。

そのまま数年たったところで、なぜか大使館から手紙が届き、手続きしませんかというお知らせ(笑)。
その頃には、自分の1票で何か変わるわけじゃないし、から、変わらなくても投票したいという気持ちになっていたので、さくっと手続き。
手続き自体は、そんなに大変ではなかったけれど、在外選挙人証が届くまではかなり時間がかかった記憶があります。

というのも、書類はこちらで提出しても、それを日本の役所まで郵送しなければならないのです。
実家のある区役所の判が押された在外選挙人証が届いた時は、とてもうれしかったです。

ところが。
そのあと初めての選挙があり、郵送で投票したのですが…3か月後(!)に返送され、「3か月後に到着しました。期間内に受け取ることができませんでしたので、投票はできませんでした。選挙人証をお返しします」とのこと…えー、なんで日本まで3か月もかかったの??
当時は、通常1週間以内で届いていたはずなのに…

…ここで、思いっ切り出はなをくじかれ、以後選挙のお知らせが来ても、アクションせず(笑)。
もちろん、選挙人証があれば大使館で投票できるのですが、大使館…遠いんだよね(笑)。
観光ついでに行くって手もあるけど、タイミング的に忙しいことが多く、手間暇かけて郵送しても3か月かかるし(笑)ってんで、投票したい気持ちはあったけれど、投票してませんでした。

でも、今回はわたしの帰国中に選挙がある!!
いろいろ調べたら、在外選挙人証があれば国内でも投票できるらしい。
…おし、投票に行ってみよう(単純・笑)!
というわけで、今回は在外選挙人証を持っての帰国でした(笑)。

とはいうものの、帰国して投票というケースはあまり想定してないらしく、情報が少ないのです。
在外選挙人証をお持ちくださいとあるけど、それで選挙当日近所の投票所に行って投票させてくれるかなぁ?
わたしなら、本物かどうか分からないからダメですって言っちゃいそうだけど…と思ったので、事前に区役所に行ってみることに。
区役所は実家から近いので、大使館行くよりずっとラクだし(笑)。

区役所に行ってみると、ちょうど期日前投票が行われていました。
そこで「あのー、在外選挙人証を持ってるのですが、どうやったら投票できますか?」と聞く(笑)。
たらいまわしにされ、ずいぶん待ったところで、役所からでっかいファイルを抱えたおじさんがやって来る。
…そう、そのでっかいファイルが、わたしが登録した「在外選挙人名簿」(笑)。
わたしの在外選挙人証とファイルを調べて、「はい、確認できましたので、投票できます。こちらへどうぞ」と言われて、きょとん(笑)。
え、今投票できんの(笑)?
わたし、投票できるかどうか聞いただけだったんだけど…ま、いっか、できるならやっちゃえっ(笑)。
というわけで、おじさんと一緒に投票所の中に。

通常の投票券を持っていないので、おじさんが担当者に「投票券がありませんので、通常ではなく、こちらでお願いします」と説明してくれて、選挙区の投票用紙を頂く(笑)。
誰に投票するかは、事前にしっかり調べてあったので、さらさらと書いて、次。
そこでも同じ説明をして、比例代表の投票用紙を頂く。
こちらも、決まっていたのでさらさら書いて投票。

…たったそれだけなんだけど、日本を応援したっていう気分になれてすっごくよかった~!
一体何年ぶりの投票だったんだろう?
とても楽しかったです(笑)。

最後に、在外選挙人証にハンコを押してもらって終了。
「どうもありがとうございました」と言われて、「こちらこそ、お手数をおかけしてすみません」(笑)。
わたしの一票を大事にしてくれて、本当に感謝です。

続きます。