紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

日本への道のり3・飛行機編

ANAJALのツーショット(笑)

今まで、年に1度は必ず帰っていた日本。
それが、コロナ禍で帰れなくなって3年…この夏はなんとしても帰る、帰ってやる、帰してくれー(笑)という心境の紺碧です(笑)。

さて、今回は飛行機についてですが。
飛行機については、このブログでも何度か記事にしてます。

ざっと説明すると、わたしたちは2019年の秋に2020年の夏の帰国のための航空券を予約しました。
2020年は東京オリンピック開催なので、早めに予約を取った方がいいだろうと思ったのです。

そして、2020年の春。
ヨーロッパはロックダウン、国境も閉鎖。
飛行機も軒並み欠航…これは、ものすごく心細くなりました。

話は少しそれますが、海外で暮らしていると、「いつでも日本に帰れる」というのがものすごく大きな支えになります。
ここで不当な扱いを受けても、文句が言えるのは、「ふざけんな、わたしはここにいてやってるんだ、そんな扱い受ける筋合いはねぇっ」と思えるから(口調がヤクザですみません・笑)。
いさせてもらってる、ではなくて、いてやってんだ、ぐらいじゃないと、対等にはなれないのです。
でも、そう思えるのは、日本とヨーロッパ間、飛行機が飛んでいるから(笑)。
「いつでも帰れる、だからがんばれる」…言葉にすると陳腐ですが、まさにそれです。

それは、外務省もわかっていたようでメールで、ロックダウンになった時「ロンドンー東京、パリー東京、フランクフルトー東京便は、この日に飛んでいます」とマメに連絡してくれました。
実際に乗らなくても、いざとなったら乗れる…それだけで、安心できるのです。

そして、予約を入れた日の1か月ぐらい前に航空会社から、「お客様のご予約された便はキャンセルになりました。全額返金か、あるいは1回だけ無料で予約変更できます」というお知らせをもらいました
ここで、わたしたちは「まあ、来年は帰れるんじゃない?」と超楽観視して「1回予約変更する」を選びました。

…実は、これでオリンピック未公認(笑)競技「航空券予約変更競技」に強制参加させられることになるんですけどね。
詳しくはこちら

2021年の秋に、無事2022年の夏の予約変更できてホッとしたのもつかの間、今度は「スケジュールが変更になりました。ご連絡ください」のメールがちょこちょこ来るようになりました。
…見ると、10分早まったとか、5分遅くなったとか、そんなんだけど、そのたびにコールセンターに電話して、30分待ちでようやくつながって、説明聞いてOK出して…これ、今年の春までに何回やったかなぁ…

ついでに書いてしまうと、わたしたちが予約した便ってなんとこの6月からようやく運航再開…つまり、ほぼ2年運航停止してた便だったりします。
しばらくは、ホントに再開したのかとネットでチェックしてました。

しかも。
どこぞの大馬鹿野郎が戦争なんて始めるもんだから、またスケジュール変更…ロシア上空が飛行禁止なので、飛行時間が長くなる…
わたしは乗り継ぎ空港の到着時間に合わせて出発時間が早まったので、予約変更はしなくてよかったけれど、航空会社によっては出発時間は変えず、当然乗り継ぎに間に合わない知り合いもいて、そうなるとまた予約やり直し…

5月に電話して、6月に電話して…別に電話するのいいんだけど、なかなかつながらなくて待ち時間が長いのがねぇ…

で、ようやく落ち着いたと思ったら、ロンドンヒースロー空港を発端として、各地の空港がキャパオーバーでカオス状態という情報が流れてくる…

…マジっすか?
人員を削りすぎて人手が足りない、コロナ感染のためスタッフが足りない…ので、飛行機のキャンセル…

…一体いつまで続くの、このオリンピック未公認競技(笑)。
祈るような気持ちで、毎日ネットで飛行機チェック…とりあえず、羽田行きは再運航してからはキャンセルなしで飛んでるようなので、ホッとしていたら。
問題はウチの空港から乗り換え空港の便…案の定、ちょこちょことキャンセルが出てる!!
頼む、わたしたちが乗る便はキャンセルしないでくれーっ…もうここまで来るとくじ引き状態(笑)。

で、友達の便がキャンセルされたと聞いた2号があわてて「ウチの便、ダイジョウブ?」と連絡してきました。
同時に別の友達も連絡をくれて、聞いてみたら知り合いで3人ばかりひっかかったと教えてくれました。
全員航空会社から直接メールが来たって言ってたから、「メール見るの、今恐怖なんだけど?」と友達。
…そりゃ恐怖だわ。

幸い、今のところ、ウチにはメール来てません!
このまま来ないで、飛行機飛んでっ!
お願いっ!