紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

テンポかたつむり(Tempo,kleine Schnecke!)

かたつむりのレースです!

お庭で、大きな木製のかたつむり6匹がかけっこしようとしています。
誰が1番早いでしょうか?
小さな子どもたちは、シンプルな色さいころのゲームに大興奮!
分かりやすいルールと、良質な木製のこま、楽しいグラフィックにより、長く愛されている定番です。

No.415

・テンポかたつむり(Tempo,kleine Schnecke!)

・Alex Randolph作

・Ravensburger

・3歳から7歳

・2人から6人

・時間…10分から15分

・日本語化…必要ありません

先日、Randolphさんの生誕100年の記事を書いたら、また彼のゲームで遊びたくなりました。
結構ブログに書いたつもりだったけれど、思ったよりRandolphさんのゲームの紹介が少なかったので、この際ちゃんと書いていこうかと思ったのですが…そのトップバッターに「テンポかたつむり」を選ぶわたし(笑)。
こういうときは、たとえば「インコグニート」とか「トロイの木馬」とか「ツィクスト」とかじゃないかと思うんだけど(笑)。

さて、ルールです。
ボードゲームを広げ、かたつむりのこまを指定の位置に置きます。
スタートプレイヤーは、さいころを2つ受け取ります。

手番がきたら、さいころを2つまとめてふります。
出た色のかたつむりを1ます進めます。
2つとも同じ色だったら、その色のかたつむりを2ます進めます。

それを繰り返し、1番最初にかたつむりをゴールさせた人の勝ちです(どのかたつむりでもかまいません)。
その後もレースを続け、最後のかたつむりをゴールさせた人が2番です。

全かたつむり、スタート位置につきました!

天気のいい午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ルールを説明…30秒で終了、なんて素晴らしい(笑)!

まず、わたしから。
さいころをふると…オレンジと青。

オレンジと青が出た!

なので、オレンジと青のかたつむりを1ますずつ進める。

1ますずつ前進(笑)

2号は、オレンジと赤を出す。

オレンジがリード!

わたし「これは、確かにかたつむりだね」
2号「うん、すごくかたつむり(笑)」

次の1号は、オレンジとピンク。
わたし「オレンジ、足速いみたい」
2号「でも、かたつむりでしょ?あんまり速くないんじゃない?」
1号、なぜかため息…

そして、わたし。
なんと青のぞろ目(笑)!

ここで青が出てきたっ!

わたし「なんかすごくない?2つとも同じ色って」
1号「別に」
…冷たいなぁ、もう。
ここで、一気に青が出て来るっ(笑)。

さいころだから同じ確率なはずなのに、やっぱり出やすい目と出にくい目ってあるらしい。
出遅れた緑、かなり挽回。
黄色は出遅れたまま…

相変らずオレンジがトップ

しかも、緑のぞろ目が出た!
ここで、緑頭一つ(笑)リードっ!!

体一つリード?

そのあと、なぜか緑が連発で、最終的に緑のかたつむりをゴールさせたのはわたし!

緑、ゴールっ!

わたし「やったー!めっちゃ単純だけど、めっちゃうれしい」
2号「だろうね」
1号、無言(笑)。

一般的なゲームならば、これでゲーム終了なんだろうけど、そうはRandolphさんが卸さない(笑)。
2位は、最後のかたつむりをゴールさせた人ってルール、このゲームにはすごく合ってる!
ちなみに、すでにゴールしたかたつむりの色が出た場合は、何も動かしません。

その後もせっせとさいころをふるわたしたち。
足が速いと思われたオレンジは停滞…出遅れた黄色がトップ集団に追いつく(笑)。

なかなかいい勝負!

…と思わせて、オレンジがゴール!

オレンジ、2位!

次は赤!
他も差が縮まってくる!

赤の素晴らしいラストスパート!

先行したものの、逃げ切れなかった青、やっとゴール!
残りは、黄色とピンク…

どっちだ?どっちだ!

ピンクがゴールして、結局黄色が最後。
なかなか黄色が出なかったけれど、2号が出して黄色もゴール。

レース終了っ!

勝ったのは、わたし。
以下、2号、1号。

 

「テンポかたつむり」は、幼稚園に常備されてるゲームのひとつですが、納得です。
ルールは分かりやすいし、小さな子どもの初めてのゲームにピッタリだと思います。
ルールが多くなくて、しかも分かりやすいので、自然と「ルールを守る」「順番を守る」ことができます。
数字自体は導入されていないけれど、1つだったら1ます、2つだったら2ます、と数の概念も導入できます。

そして、かたつむりの所有者が決まっていないというのもミソ。
どれでもいいから、早くゴールさせると1位で、一番最後のかたつむりをゴールさせると2位というのは、ルールと比べるとものすごいひねり(笑)。
そう簡単には終わらせないって感じがRandolphさんらしくて、わたしは好きです。

Ravensburgerが3歳から7歳を対象年齢にしているように、大人が真剣に取り組むゲームではないかもしれません。
でも、家族でのんびり楽しめるゲームだと思います。
特に、対象年齢のお子さんがいるならぜひ遊んで欲しいです。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は、午前中は雨。
アレルギー持ちにはよかったけど、午後からはくもり。
湿度が高くて、ちょっと日本ぽかったです。

その2
朝からがっかりするメールが届いていたのですが、そのあとそれを木っ端みじんに吹き飛ばすメールも届きました。
友達がまた引き当ててくれて、ものすごーーーーーくうれしいっ!
ホントにありがとね~!

その3
コロナ規制がほぼなくなったにもかかわらず、出かけることに今も躊躇します。
それじゃーよくないってんで、友達に会ったのですが、その友達も同じことを言ってて笑いました。
まぁね、この生活2年も続けたらそうもなるわな…

その4
神奈川県で停電!
ニュース読んでたら、横浜駅にある崎陽軒も停電で、明日の営業も未定とのこと。
えーっ、シウマイがー!

その5
…というのも。
その昔、国際線がまだ成田発着だったころ、ヨーロッパ便といえば午前中の出発でした。
出発の日は、実家最寄り駅からほぼ始発に乗り、横浜駅からリムジンバスで成田に向かうのですが、朝早すぎて横浜駅に人影ほぼなし。
お店も全部閉まってるし、飛行機に乗りたくない気持ちは増える一方…というときに見えてくるポツンと明かりのついた崎陽軒売店
「とにかく行っといで?横浜で待ってるからさ」と言われているようで、毎回そこでお弁当を買ってました。
だから、羽田発着になった今も崎陽軒には感謝してます。
横浜に帰ったら、また崎陽軒シウマイ弁当食べたいです。

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪