紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

アイスクール(Ice Cool)

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捕まらないで、いっぱい魚を集めよう!

ペンギンをうまく指で弾き飛ばして、アイスクールの教室から教室へと移動させましょう。
目的は、自分の色の魚を全部集めるか、他のペンギンが魚を全部集める前に捕まえるか、です。
成功すると、得点がもらえます。
コツをつかんで、運を味方にすれば、あなたのペンギンを思い通りに弾き飛ばすことができるでしょう。
得点をたくさん集めて、勝者になりましょう。
「アイスクール」ーペンギンを弾き飛ばすのです!

No.388

・アイスクール(Ice Cool)

・Brian Gomez作

・Amigo

・6歳から

・2人から4人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

・Kinderspiel des Jahres受賞(2017年)

「アイスクール」は、2017年にKinderspiel des Jahresを受賞。
見たまんまだなぁと思っていたら、あちこちでおもしろいの声…しかも、2号がお店でみかけて「これ、おもしろそう。遊びたい!」と一言…そう言われたら、買うしかありませんよねぇ(笑)。

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なかなかかわいいペンギンたち

さて、ルールは。
箱の中には箱が5つ入っています。
それを、指示通り並べて魚のクリップでとめます。
魚カードはよくきって、裏返しに積み重ねます。

各プレイヤーは、同じ色のペンギンとペンギンカード、身分証明書、魚(3匹)を受け取ります。

このゲームは、鬼ごっこの要領で、捕まえるペンギン(オニ)と、逃げるペンギンになります。
捕まえるペンギンは、台所に置きます。
逃げるペンギンは、通路の上の魚のシンボルがかかれたところに自分の色の魚のクリップをはさみます。

手番がきたら、自分のペンギンを弾き飛ばします。
・捕まえるペンギン
弾き飛ばしたペンギンが、逃げるペンギンにふれたら、そのペンギンの身分証明書を没収します。
・逃げるペンギン
魚のクリップがある通路を通過したら、その魚のクリップをもらって、魚カードを1枚もらいます。
壁を飛び越えたり、通路の下で止まってしまったら、通過とはみなしません。

捕まえるペンギンが全員の身分証明書を集めるか、逃げるペンギンが魚を3匹集めたら、ラウンド終了です。
捕まえるペンギンは、集めた身分証明書(自分の身分証明書も含む)の数だけ魚カードを受け取ります。

魚カードは、1点から3点までの得点がかかれています。
1点のカードは、自分の手番に2枚表にして出すと、もう1回自分のペンギンを弾き飛ばすことができます。

全員が捕まえるペンギンを行ったら、ゲーム終了です
魚カードの得点を合計して、得点が1番多かった人の勝ちです。

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結構大きい学校(笑)

天気の悪い午後に、1号(緑)、2号(黄)、わたし(赤)の3人でプレイ。
2号「あー、昔よく遊んだよねー」…覚えてるんだ(笑)!

1ラウンド目は、わたしが捕まえるペンギン。
まず2号から。
「えいっ」…2号のペンギン、教室から出られず。
1号「そりゃっ」…1号のペンギンも、教室から出られず(笑)。
1号「あれ?」
2号「戻ってきた…」(笑)

2人とも居残り(笑)らしいので、わたしは教室を目指してみる。
「えいっ」…通路を通過!
ち、わたしは魚もらえないー(笑)。

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見事通過っ!

その次からは、2号華麗に通路を通過。
1号、通路の真ん中で立ち往生(笑)。
1号「こーゆーときはどーすんの?」
わたし「真ん中だったら、どっちの部屋か選んで赤いラインの上に置く。どっちかの部屋にとどまってたら、そっちの部屋に置く」
1号「これ、真ん中だから、やり直す(笑)」

出だしはよかったものの、そのあとはわたしのペンギン、真ん中の部屋から出られず(爆)。
わたしが、「もー、出られないーっ」と騒いでいるのを横目に、1号も2号もすいすいと通過。

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出られないーっ(笑)

あっという間に、2号が魚3匹コンプリート。
早い、早すぎる(笑)。

次は、2号が捕まえるペンギン。
2号「捕まえるのって、難しそうだよね…」
1号「うん…」
…別に気をつかってくれなくていいよ、わたしが下手なだけだからっ(逆ギレ)。

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オニは閉じ込められやすいの(笑)?

だからってわけじゃないだろうけど、2号も台所から出るのに苦労する(笑)。
1号とわたしは逃げつつも、魚を集める。
2号が隣にいる部屋に入ってしまうと、2号に捕まるかもしれない…と思って、あえて遠回りしたのに、2号が部屋から出られないとか、これは危なすぎるっと思ったのに、1号はするりと逃げるとか、ペンギンの動きが全く読めず、めちゃくちゃ盛りあがる!
全員ペンギンのコントロールに四苦八苦しながらも、2号見事わたしを捕まえる!
わたし「なんとかなると思ったけど、なんとかならなかった…」
2号「偶然だけど、捕まえられた!」
わたしの身分証明書、2号が没収(笑)。

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待ち伏せされる…

その後も、待ち伏せされるわたし(笑)。
わたし「これ、どっち行っても2号にまた捕まるんじゃない?」
1号「わかんないよ?2号、部屋から出られないかもしれないし。だいたい2号、もうままの身分証明書、持ってんじゃん(笑)」
2号、ニヤニヤ(笑)。

そうだった、わたしが失うものは何もない(笑)。
ここは真っ向勝負っとまず2号のいない部屋に入る。
そして、魚カード1点を2枚出して「もう一回っ!!」
ぎりぎりで通過して、2号も避ける!
1号「すごいじゃん!」
2号「…って、ことは、まま魚3匹?終わりってことか?」
ふふん、やればできる(笑)。
身分証明書、ないけどなっ(笑)。

最終ラウンドは、1号が捕まえるペンギン。
今回も、わたしのペンギンは全く思い通りにならず(笑)。
2号はすっかりコツをつかんだようで、スイスイと通過していく…1号は、アクロバティックに攻め、うまく移動していく…

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ゆらゆらするのがいけないのよ…

あっという間に2号が魚を集めてラウンド終了。
勝ったのはぶっちぎりで2号、以下1号、わたし。

要は、おはじきやビー玉で鬼ごっこなんだけど、ペンギンがおきあがりこぼしのようにゆらゆらゆれるので、ものすごくおもしろい!
「アイスクール」のペンギンのアクロバティックな動きは、ぜひ動画で確認して欲しいいです。
そんなこともできるんだ!っとびっくりします。

ペンギンの動きは予想外で、うまくいく時は美しく移動してくれるのに、どうがんばっても通過できなかったりと、全員一喜一憂(笑)。
これがこのゲームの醍醐味だと思います。

簡単なルールで、みんなで遊べる。
練習したら、思い通りにペンギンを弾き飛ばせる…かもしれない(笑)。
小さい子はストレートにはじくだろうし、大人はアクロバティックを目指せば、子どもと「遊んであげてる」から「一緒に遊んでる」、あるいは「遊んでもらってる(笑)」という気持ちになると思います。
まさに、Kinderspiel des Jahres受賞も納得!

唯一の難点は、何度か遊ぶと指が痛くなるところ。
それを覚えていた1号は、さっさと絆創膏で指をガードしてました(笑)。
弾き飛ばす指に絆創膏をまいたら、ずいぶん違うと思います。

いずれにせよ、子どもはもちろん大人も遊んで欲しいゲームです。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は朝から天気が悪く、雨が降ったりやんだり…そのせいか、ぐだぁとした気分だったのだけど、「いやいやいや、わたしちゃんとがんばってるわっ、ちゃんと起きたし、ちゃんと呼吸してる!」と自分を励ます(爆)。

その2
いや、でも、みんな生きてるだけで充分すごいっと思います。
できないことを数えるよりも、できること、やったことを並べたほうがうれしくなるし、うれしくなったら次もやろうっと動き出せるのではないかと。
だから、まずはできたことを自分に言い聞かせてみました(笑)。

その3
おかげさまで、めんどうな用件1つクリア。
もう1つは、返答待ち。
もう1つは明日以降、しっかり片づけるぞー!

その4
2号が「なんかゲームしよっか?」と言ってくれました。
ぎゃー、やるやるやるやるやるやるっ、一緒に遊んでもらう前にあれとこれ、終わらせて来るっ!
…2号のにんじんのおかげで、はかどりましたー(笑)。

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
ルンルン♪