紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ラビットラリー(Rüben Rally)

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黄金のにんじんを目指せ!

ウサギ島は大騒ぎ!
地平線の先に、巨大な黄金のにんじんがきらめているのです。
そろそろ収穫の時期ですが、ウサギたちは泳げません。
なので、大きな石を投げ込み、その上に板を置いて橋をつくります。
でも、気を付けて!
板の長さを読み間違えると立ち往生、他の仲間たちがにんじん島へ走ってゆくのを、指をくわえて見るしかありませんよ。

No.346

・ラビットラリー(Rüben Rally)

・Sylvain Ménager作

・HABA

・4歳から99歳

・2人から4人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

HABAの真四角シリーズ。
1号、2号が小さいときは、大変お世話になりました(あ、今もか・笑)。
そういえば、今回のエッセンのSpiel(2021年)は、HABAがお休みでした。
黄色いブースがないのは、なんだか物足りなかったです。

島をつくって、ウサギ島にはウサギを、にんじん島にはにんじんを人数に合わせておきます。
島と島のあいだは、80㎝ぐらいあけます。

手番がきたら、さいころをふり、出た目の板をつかって橋を作ります。
自分のウサギから、橋の長さをよんで(手に取ってはいけません)石をおき、それから板をおきます。

→橋ができた!
ウサギは次の石に移動します。
板と、ウサギののっていない石を取り除きます。
これで、手番は終了です。

→橋が落ちた!
残念、橋がかからなかった場合は、ウサギは移動できません。
板と、ウサギののっていない石を取り除きます。
これで、手番は終了です。

これを繰り返し、1番最初ににんじん島に着いたウサギは1番大きいにんじんをもらいます。
1番大きいにんじんを取った人が勝ちです。

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ウサギこまのニンマリ感がたまらない(笑)

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
「あー、これ前にやったよね?」と2号。
そう、前に遊んだときは、2号が橋をかけそこなって、ブチ切れてた(笑)。
もう、ずいぶん前の話だけどね(笑)。

1号・黒、2号・茶色、わたし・白でスタート。
2人は、前に飼っていたウサギと同じ色のこま(笑)。

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2号のウサギ、移動中

スタートプレイヤーは、2号。
さいころをふると…黄色。
さっと石を置いて…

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橋、完成!

ちゃんと、橋がのったので…

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移動っ!

次の石に飛び移る(笑)。

1号は、オレンジで、これまたあまり悩まず石をおき、橋を作る。
わたしも、赤だったのでぽいっとおいて、移動。

…そう、短い橋は難しくない。
それに、短い橋だとあんまり欲張ろうと思わない。

問題は、長い橋。
長い橋が作れるとなると、人間はとたんに欲張るのはなぜなんだろう(笑)。

3人とも黙々と、さいころをふり、石をおく。
傍から見るとつまんなそうかもしれないけれど、当人たちは真剣(笑)。

そして、わたし。
さいころは、緑!
緑の板は、最長!
こ・れ・は・いけそうっ!

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ここで一気に大逆転っ!

…とつい欲張って…ぎりぎりを攻めてみた…ら。

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どーして数ミリ足りないっ!

がーん…
「えー、足りなかったー!」…1号と2号ふきだす(笑)。
くっそー、ここで逆転っと思ったのにー(笑)。

そんなわたしを見たせいか、次に緑が出た2号は慎重に石を置く。
「もうちょっと遠くてもダイジョウブじゃない?」と言ったら、2号「そう言いながら、さっき橋落としたじゃん」…ちくちょー(笑)ホントのことだから反論できん(笑)。

でも、出目に恵まれたわたしがちゃくちゃくとにんじん島に近づく。
そして、出た緑!!
ここは、絶対落とせないっ(笑)!

よーく見て、ぎりぎりを攻めつつも、気持ち近づけると…

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やったっ!!

「やったー!のっかったー!」とよろこんだら、2号「よかったね」とそっけない。
「冷たいなぁ、もう」と言うと、「こっちはそれどころじゃないの、遅れてるから」…あっそ(笑)。

そんな2号も、次の手番で緑を出す。
「お、きたね…」と言ったら、しーん…なんか、めっちゃ冷たいな、今日の2人(笑)。
2号も、今回ばかりは慎重に距離をよむ…確かにね、よくみたらかなり接戦だ(よく見てなかったヒト)。

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これ、風吹いたら吹き飛ぶ橋だよね(笑)

うおー、ぎりぎり!
自慢げな2号(笑)。

そんなこんなで、さいころの出目に恵まれたわたしの勝ち。
以下、2号、1号。

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やったー、にんじんゲットー!!

すべてにおいて、いかーにもHABAって感じのクオリティ。
ルールは分かりやすく、何度か手番を行えばすぐ理解できます。
うさぎもにんじんも石もすべて木製で、made in Germany…さすがっとしか言いようがない(笑)。

目測で遊ぶゲームはいくつかありますが、「ラビットラリー」は大人も真剣に遊べます。
最初のうちは、無理しないで短めに石をおくのですが、終盤になるとどーしても勝ちたいという欲が出てきて、ぎりぎりを攻める、それがとても楽しいのです。
今回は、1号も2号もしっかり目測して、1度も橋を落としませんでしたが、そういう人たちのためにちゃんとバリアントもあります。
そのバリアントとは、「さいころをふる前に石をおく」というもの(笑)。
こうなると、賭けですね(笑)。

いずれにせよ、シビアに遊べるいいゲームだと思います。
ウサギの笑顔にだまされないでくださいね(笑)。

 

☆今日のありがとう☆
その1
…眠たい。
1日中眠たい…寝不足が解消できてないせいなんだろうけど、じっと座ってたら目が閉じてしまうほど眠たい。
おかげで、コーヒーがとてもおいしい(笑)!

その2
…という話を夫にしたら、「いや、だってきみ、今日忙しかったでしょ。いろいろやることあったし」…うぉー、いやされるー!
ダイジョウブよ、まだまだいけるわっと思ったわたしは…単純すぎるでしょうか(笑)?

その3
忙しい2号をつかまえて、「ゲームやって!!」と頼み込む。
ため息つきつつ付き合ってくれたけど…始めたら、「え、これおもしろいじゃん!」
よかったー、おもしろいっと思ってもらえて!
確かに、手軽なのに悩みどころ満載で、アタリでした!

その4
外に出たら、自分が薄着過ぎたことに気がつきました(笑)。
寒いっ!
ダメだ、寒いっ!
手袋が欲しいっ!…と真剣に思う(笑)。
でも、速足になったので、いい運動になりました(笑)。

その5
ようやく落ち着いたからか、「あー、Spiel楽しかったなー」「あそこで食べたご飯おいしかったなー」「ビールもおいしかったなー」「早くまた行きたいなー(笑)」と思っては、写真を眺めてニヤニヤしてます(笑)。
ホントに、誘ってくださってありがとうございました!!

その6
さぁ、今日も元気にゆきましょうっ!
ルンルン♪