紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

真珠の首飾り(Pearls)

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気分は海女さん!

みなさんは、美しい真珠をめざして、青い海に潜ります。
とはいうものの、永遠に息を止めているわけにもいかず、息を吸うために時々海から上がり、また真珠を売りにも行きます。
同じ種類の真珠を集めたら、それで素敵な首飾りを作り、真珠の価値を上げることもできますよ。

No.345

真珠の首飾り(Pearls)

・Christian Fiore & Knut Happel作

・Abacusspiel

・6歳から

・2人から6人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

真珠の首飾り」は、おもしろいと聞いて購入。
なかなか遊ぶチャンスがなかったのですが、ようやく出てきましたっ(笑)。

ボーナスカードは点数別にして並べます。
真珠カードは人数に合わせて調整し、よくきります。
各プレイヤーに6枚ずつ配り、残りは裏返しにして積み重ね山札にします。
山札のよこに、カードを6枚表にします。

手番がきたら、2つのアクションから1つ選んで実行します。

・表になったカードで、同じ色の真珠をすべて手札に加えます。
手札の上限は10枚です。

・同じ色のカードを出して、得点にします。
出した枚数のボーナスカードがあったら、それを獲得します。
すべて積み重ねて自分の前に置きます。

これを繰り返し、山札がなくなったらゲーム終了です。
集めた得点をすべて足し、1番多かった人の勝ちです。

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首飾りが…ちょっとコワイ(笑)

天気の悪い午後に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ルールを説明すると、1号も2号もすぐ理解。
例外のルールがなくて、とても分かりやすい!

スタートプレイヤーは、2号。
「同じ色、全部とらなきゃいけないんだよね?」
「うん。で、手札は10枚までね。11枚以上になるなら、カードはとれない」
「じゃあ…黄色、もらう」
「だよね」

そんな感じで、序盤は3人とも真珠集め。
1号も2号もボーナスカード狙いらしく、場に多いカードをとってゆく。
そうすると…5が残る(笑)。
1枚で5点って、おいしいのでは…ボーナスもらえるかどーかわかんないし…と、自分に都合の良いことだけ考えて(笑)、5のカード2枚もらってみる。
これで10点だよ(笑)?←単純

とりあえず、という感じで、まず2号が緑の真珠4つ出してボーナスカードももらう…いいなぁ。

できるだけ同じ色を集めて、大きいボーナスを取りたいのはみんな同じ。
でも、どこまで欲張るべきなのかがめちゃくちゃ難しい(笑)。
手札の上限が10枚というのが効いてる!

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とりあえず首飾り確保っ!

わたしは、全部中途半端に集まってしまう(自業自得・笑)。
5を2枚で出して、ようやく集まってきた3を6枚で出す。
1号は、点数は多くないけれどギリギリでボーナスをとれる線で出す。
そして2号は…途中2枚で出してるなぁと思っていたら…
「できたっ!!」
…うっそー、9枚??
ジョーカー入りだとしても、すごいわ…だいたいジョーカー1枚だけだし(笑)。

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よく集めたよね…

次は、1号が「できた」と8枚。
…マジっすか?

…てかさ、なーんで最初からムリって思って集めないかな、わたしっ(笑)。
やってみないと分からんやろー…と叫んだところで、時すでに遅し。
中途半端に集まった真珠ではボーナスは遠い…

そんな感じで、サクサクすすんでサクッと終了。
もちろん、2号の勝ち。
でも、2位はわたしで、3位は1号…あら(笑)?
それなりに5点の真珠も効いてたってことかな?

おもしろいってんで、そのあと何度か遊んだけれど、毎回2号の勝ちでした(笑)。
こういうの、2号ホント得意だよね…

とにかくシンプルで、分かりやすい!
なのに、すごくおもしろい!!
つい、何度も遊びたくなるゲームです。

…と思うのは、「真珠の首飾り」は、システムとテーマがものすごく合ってるからではないかと。
自然に「深く潜って、できるだけいっぱい真珠を取って来たいけど、10個以上は持てないんだよなぁ」って気分になって、カード取る前になんとなく大きく息を吸っちゃう(笑)。
同じ種類を1度にいっぱい出すと、首飾りにできてボーナスもらえるってのも、とても自然なのでムリなく理解できます。

今までも何度も書いていますが、自然で分かりやすいルールは、よりゲーム自体に集中させてくれます。
だって、ゲーム中「あ?この場合どーすんだっけ?」と説明書をひっくり返して探すのって、ゲームの雰囲気ぶち壊しになりがち…探している人は焦るし、待っている人は退屈だし…
しかも、そういう時に限って、なかなか回答が見つからなくてイライラも募る…

…というようなこと、「真珠の首飾り」では起きません(笑)。
全員場のカードに集中して、いかにして首飾りをもらうか考えまくりで、とても楽しかったです。

ひとつ難点を上げるなら…グラフィックでしょうか。
ただ単にわたしの好みではないってだけかもしれませんが、内容と雰囲気が一致してない気がします。
なんかもっとすっきりしたデザインがよかったかな。

真珠の首飾り」は、がっつり遊びたいときには、ちょっと物足りないかもしれませんが、短い時間で遊びたいっという気持ちを満たしてくれるいいゲームだと思います。

 

☆今日のありがとう☆
その1
いまだに旅行の後始末中(笑)。
数日留守にしただけで、なんでこんなにいろんなことが滞っているんだろ(笑)?
でも、おかげさまで今日でかなり完了。
ホッとしてます。

その2
そして、Spielの写真を見ていたら…どんどんどんどんどんどん買い忘れに気がつく(笑)。
一体どんだけ買うつもりだったんだーっと自分でツッコミつつも、父の「ちょっと足りない、ぐらいのほうが、次が楽しみになるぞ」というセリフを思い出す。
そうだね、来年も行けるといいな、Essen.
ステキな言葉をありがとう。

その3
姪っ子に彼氏ができてました。
それがまー、とってもいい子。
…てか、年齢考えたらもうとっくに彼氏がいておかしくないのに…と考えて、はっと気がつく。
そう、ロックダウンで休校だった…学校行かなきゃ人に会わないし、人に会わなきゃ恋にも落ちない、というとてもシンプルな真理(笑)。
ロックダウン中はそれどころではなかったけれど、ロックダウンが終わってから、子どもたちへの「長期間学校に行けなかった影響」は、5年、10年たって見えてくるものかもしれないなと思いました。
彼氏といっぱい思い出作ってね。

その4
2号、オケの練習から帰宅。
「最初はパート練習で、みんなマスクしてたんだよ。で、そのあと全体練習になったら、他のパート、マスクしてなかったの!みんなで『う○こ』って思った」というので、思わず爆笑。
『う○こ』とは思わないでしょ、だってドイツ語だし…と思ってから、あ、そっか、ドイツ語でも『う○こ』か(笑)、と気がついてさらに爆笑(笑)。
こういう言葉は、なんで同じなんでしょね(笑)?

その5
さぁ、今日も元気にゆきましょうっ!
ルンルン♪