紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ニムト / 6ニムト(6 nimmt!)

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定番中の定番!

プレイヤーは、カードを10枚うけとり、できるだけうまく場の4列にならんだカードに加えます。
ただし、1列の6枚目のカードになってしまうと、それまでならんだ5枚を引き取らなければならず、しかもマイナス得点になります。
「6 nimmt」は、今までなかったトリッキーなカードゲームで、やめられなくなりますよ。

No.309

・ニムト / 6ニムト(6 nimmt!)

・Wolfgang Kramer作

・Amigo

・10歳から

・2人から10人

・時間…45分

・日本語化…必要ありません

先日、ほぼ1年ぶりにとなりのトトロさんとゲームしました。
コロナ前は、2,3か月に1回ぐらいはゲームして一緒にご飯食べていたのですが、コロナ禍になってからは全くできず…隣に住んでるのに、お互い気配を感じるだけという異常事態。
コロナ禍って、ほんっと人に会えなくなりますよね。

…って、話それた(笑)。
今回の「ニムト」は、今さら記事にする必要がないぐらい有名なカードゲームです。
わたしも、ボードゲームにハマり始めの頃、まさに「たしなみ(笑)」って感じで買いました。
人数が多い方が楽しいというので、家族4人でやりましたが…全員トリコ(笑)。
前はよく遊んでました。

で、ひさびさに5人で遊べるんだったら、人数が多い方が楽しいゲームで遊びたいっと思い、思い出したのが「ニムト」。
4人でもおもしろいのですが、5人だともっとおもしろいです。

カードはよくきって、各プレイヤーに10枚ずつくばります。
残りのカードから4枚表にして、場にならべます。
これで、準備完了!
この準備の簡単さも、このゲームのよさの1つ(笑)。

プレイヤーは、10枚の手札から1枚選び、全員一斉に表にします。
数が小さい順に、場の4列のカードにならべます。
その際、場のカードで、出したカードより小さく、なおかつ1番近い数字のカードの隣にならべます。
たとえば、10のカードを出して、場に5が最後尾の列と、12が最後尾の列があったら、5のカードのとなりに10のカードをおきます。

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1番右のカードは絶対欲しくない…

ただし、おいたカードがその列の6枚目になってしまったら、その前に並んだ5枚を自分の手元にもってきて、出したカードがその列の先頭になります。
自分の手元に持ってきたカードは、カードについた牛のマーク1つにつきマイナス1点です。
10枚のカードを出し終わって、マイナスが1番少ない人の勝ちです。

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まずはこんな感じで

家族で遊ぶ日(156)。
天気の悪い午後に、トトロさん、夫、1号、2号、わたしの5人でプレイ。
昔遊んだはずの夫は全く覚えていなくて、ルール説明しても「よくわからない」と言ったけど、1号と2号が「何回かやったら、絶対わかるから」と説得してくれる(笑)。
でも、確かに、これも習うより慣れろなゲームだよね。

1回目。
ルールちゃんと確認したけれど、夫につられてわたしもオタオタ。
そんな両親を横目に、1号と2号がさっさとカードを並べてゆく…「なんでそんなに早いの?よくルール覚えてたねぇ」と言ったら、「しょっちゅう学校でやってるし、このあいだ友達ともやった」…あー、そーですかー(笑)。

場のカードは白い(マイナス点が少ない)のが多く、わたしの手札も白いのが多かったので、素直におけそうなカードを出す。
夫は、分かってないのか、かなりとんちんかんなカードを出し、トトロさんは読みすぎてはずれるパターン(笑)。
わたしは、どう考えてもこれはカードをひきとったほうがいいだろうと思ったので、1度あえておけないカードを出して、場のカードを1枚ひきとる。

なんとなく、トトロさんと、夫が交互にとらされてる印象…ふと隣を見ると、1号も、2号も0枚!!
「なんで、とってないの?」とわたしが叫ぶと、1号「とらないから」2号「そう、とらないから」…なんかむーかーつーくー(笑)!

あっという間に終了で、2号0点で逃げ切る!
次は、1号とわたしがマイナス7点、トトロさんマイナス14点、夫…マイナス20点。
「なんでマイナス20なの?20枚もないよ??」と夫。
「あのね、数字じゃなくてね、ここにいる牛の数を数えるの」と言ったら、「えー、変なゲームー」…お気に召さなかったか、と思った直後に夫「もう1回やるっ!!」(笑)。

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いきなり色付きカードが…

2回目。
夫かなり理解したようで、きわどく刻んでくる感じ。
ただし、1度読み間違って、1号のカードが先におかれてしまい、夫のカードが6枚目に…「えー、またもらうのー」「うん、もらうの。1号が出さなければ、もらわなくてよかったんだけどねー」「えー、ずるいー」…2号かよっ(笑)。

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これは毒々しすぎる(笑)

そして、なぜか1列だけやたら毒々しくなる(笑)。
トトロさん「この列…なんかすごいよね」
1号「これはちょっと…」
2号「なんか、ここだけ派手」
わたし「(無言・なんとしてもあれだけは避けなければ…)」
夫…たぶん手札を確認するので精一杯(笑)。

とにかく、あの毒々しい列だけは避けなければ…そしてこういう時に限って、他の列もちゃんと4,5枚並んでいるのはなぜ(笑)。
これじゃー、あきらめて1列ひきとるのもつらすぎるー(笑)。

68以上76以下だったら、先着(笑)3名まではセーフ…手札を見ると、72がある…69、70はすでに場にあるから、いける!

「せーのっ」でカードを表にすると…
夫・21
1号・74
2号・76
トトロさん・95
わたし・72

夫が21で、カード2枚の1列さらったときは「ひぃぃぃー」と悲鳴を上げかけたけど…あ、そっか、わたしそこにおけるのね(笑)。
21の次に72がきて74がきて76…トトロさーん、いってらっしゃーい(笑)。
全員思わず大爆笑(笑)。

「え...絶対新しい列ができると思ったのに…」とトトロさん。
「このゲームは、確かカラフルなカードが多い方がいいんだよね?」…ブーっ(笑)
「あ、そうだ、カードが多い人の勝ちでしょ?」…ブーっ(笑)。
往生際の悪いトトロさん(笑)。

そんなこんなで、2ラウンド目もカードを引き取らずに逃げ切った2号の勝ち。
以下、わたし、1号、夫…ずーっと下がってトトロさん(笑)。

夫がもう一回やりたいというので、もう1度やりましたが、勝ったのはなんとわたし。
以下、1号、トトロさんと2号同点、夫。

これ、ほんっとおもしろいっ!
ルールは少なくシンプルでありながら、めちゃめちゃ楽しいっ!
そして、できれば5人以上で遊んで欲しいです。

一応10人までとなってるけど、10人だとカードをおくのに時間かかりそうで、ダレる可能性もあるかなぁと。
逆に2,3人だと、ゲームのおもしろさに到達できずに終わってしまうかもしれません。
BGGでは、5人から6人がおすすめになっていますが、5人だとテンポもよく、予想外の結果が多発で絶対笑えます。
トトロさんがあのカラフルな列をとった時は、ほんっとおかしかったです(笑)。

ゲーム慣れしてる人も、してない人も一緒にわいわい楽しめて、時間が短いのでリベンジもできるというすばらしいゲームです。
カードゲームなので、持ち運びも簡単!
遊ぶのに場所は必要ですが、それが確保できれば、いつでもだれでも楽しめる優れたゲームです。

 

☆今日のありがとう☆

その1
夕飯の支度をしていたら、友人からSOSの電話。
話を聞いていたら、何も言わなかったのに1号が夕飯の支度の続きをしてくれてた(笑)。
ありがとねー!

その2
平日だというのに、夕食後夫が「ゲームやろっか?」と言ってくれたので、気が変わる前に大急ぎでプレイ(笑)。
1号、2号も付き合ってくれてありがとう(笑)!