「こねこばくはつ」の作者が製作!
ルールは、たった2つ。
「盗む」か「得点するか」のどちらかだ!
No.535
・マンティス(Mantis)
・Ken Gruhl und Jeremy Posner作
・Exploding Kittens
・7歳から
・2人から6人
・時間…10分
・日本語化…必要ありません
・2023年Spiel des Jahres推薦リスト入り
ふらっと寄ったお店で発見。
カードゲームのくせに、箱デカすぎっと思ったものの、「ルールは簡単、盗むか、得点するか」の一文にひかれました。
Spiel des Jahresの推薦リスト入りしてるし、興味がわいて購入。
…したものの、開けてみたら大後悔。
カラフルで、楽しそうだけど…
上げ底だわ、スペースだらけだわ、で軽く殺意を覚えました(笑)。
でも、これはマジで詐欺レベル。
資源がどーのこーの言う前に、こういうばかげた無駄遣いやめて欲しいです。
さて、ルールですが。
ホントに簡単。
カードはよく混ぜて裏返しに積み重ね、各プレイヤーは4枚ずつ受け取ります。
受け取ったカードは表にして、色別に自分の前に並べます。
手番が来たら、
1.得点する
得点すると宣言して、山札の1番上のカードを表にします。
自分の前に、そのカードと同じ色のカードがあれば、それと一緒に裏返しにし、得点となります。
同じ色がない場合は、自分の前にそのカードを表にして置きます。
2.カードを盗む
カードを盗むと宣言して、他のプレイヤー1人を指名します。
山札の1番上のカードを表にし、指名したプレイヤーのカードに同じ色があれば、そのカードと表にしたカードを自分の前に並べます(注・得点にはならない)。
これを繰り返し、誰かが得点を10枚集めたら、その人の勝ちです。
家族で遊ぶ日(379)。
今日は、トトロさんがゲスト。
天気のよい午後に、夫、トトロさん、2号、わたしの4人でプレイ。
ルールを説明するけど、簡単すぎて全員頭の上に?マーク(笑)。
まぁ、そうなるよね。
これは、まさに「習うより、慣れろ」だと思ったので、まずわたしから。
このゲーム、カードの裏に3色あるのがミソ。
つまり、ヒントがある…1/3の確率で(笑)。
1番上のカードは、ピンク、緑、赤。
…となると、わたしのカードに加えるより、2号(右側)のカードを盗んだ方がいいと判断。
「2号のカード、もらいます」と宣言して、カードを表にすると…
出たのは、赤!
ということは、2号の赤と表にした赤をわたしの前に持ってくることができる。
この時点ではまだ得点にはならないけど、自分のカードが増える。
それを見ていた夫、手番に「紺碧のカード、もらう」と宣言して、カードを表にする。
残念ながら、わたしは青を持ってなかった!
ので、青はわたしのカードになる。
夫「ハズレかー!」
次は、トトロさん。
トトロ「うーん、これは自分の得点にしたい!」と宣言して、カードを表にする。
黄色!
トトロさんは、黄色のカードを持っているので、アタリ!
黄色のカード2枚を裏返しにして、得点になる。
全員「なーるーほーどー」
…ちょっとやったら、すぐ分かるって素晴らしい(笑)。
その後は、盗んだり、盗まれたり(笑)。
みんなで盗みまくって、トトロさんの前で6枚になった赤。
トトロ「これは、得点にするでしょうっ!」
トトロ「よっしゃー、赤っ!」
わたし「すげー、一気に7点?」
2号「もう9点?」
わたし「はやっ(笑)」
その後、残りの3人でトトロさんのジャマしまくったけれど、結局トトロさんが10点集めて勝ち。
夫「これ、おもしろい!もいっかい」
2号「うん、もいっかい」
トトロ「ホントおもしろいわ」
時間が短いゲームは、すぐリベンジできてとてもよい(笑)!
2戦目。
盗んだり、盗まれたり、得点したり、でサクサク進む。
悩むって言ったって、要は3択、全員長考せずにどんどんカードを表にしていくから、待ち時間はほっとんどない(笑)。
全員、2枚とか3枚で得点を集めていたのに、気が付いたら…
増えに増えて7枚の緑。
夫「トトロさんには、絶対得点させたらダメだ」
2号「うん、ダメだ」
わたし「でも、緑が出ないー(笑)」
トトロさんの手番になって、山札の1番上に緑がないと残りの3人ホッとする(笑)。
その後、緑のカード列は夫に盗まれ、わたしが盗み、2号が盗む(笑)
2号「これ得点できたら一発で勝ちだよね」
わたし「その通り」
夫「2号には絶対得点させない(笑)!」
…とかなんとか言ってたくせに、夫がちまちま得点して、10点かき集めて勝利(笑)。
2号「せっかく緑集めたのにーーー」
わたし「あんま意味なかったね(笑)」
そんな感じで、もう1回遊んで、次はトトロさんの勝利。
結局、トトロさん2勝、夫1勝、2号とわたし0勝でした。
夫「これ、おもしろいわ。簡単なのに、おもしろい」
トトロさん「おもしろい。カード列が長くなると、ドキドキする」
2号「簡単でおもしろいし、盛り上がる!」
だそうです。
悔しいけどおもしろい、コレ。
おそろしく簡単なルールで、すぐ始められて、しかも楽しい。
Spiel des Jahresのターゲットに、ドンピシャだと思いました。
初心者の夫が大絶賛だったので、初心者にお勧めできます。
てか、全員大絶賛してました(笑)。
カードの裏にヒントをつけたのが、素晴らしいです。
ある程度しぼれるんだけど、でも最後は勘(笑)。
当たればラッキー、はずれても次っとテンポよく遊べるし、シンプルの底力を見せられた感じです。
ただし…しつこいけど、上げ底はマジでやめて欲しい。
箱、1/4ですみます。
なんでこんなことしようと思ったのか…
せっかくいいゲームなのに、こういうところがもったいないなと思います。
読んでくださって、ありがとうございます。