紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

気球で大空へ(Aufbruch ins Abenteuer)

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気球で空の旅!

「さぁ、大空へ出発!」
出発の合図を確認した最初の気球が、飛び立ちました。
搭乗しているのは、あちこちから集まった勇敢な冒険家たち。
度胸のあるねこ、無鉄砲なあなくま、豪快ないぬ…みんな伝説の気球世界一周を目指しているのです。
でも、まずはかごに乗っている動物の数だけ気球を結び付けなければなりません。
このゲームの目的は、できるだけ多くの動物を気球で空に飛ばしつつ、タイミングよくゲームを終了させることです。

No.158

・気球で大空へ(Aufbruch ins Abenteuer)

・Eljan Reeden作

・HABA

・6歳から

・2人から4人

・時間…10分から15分

・日本語化…必要ありません

ちょこっと時間ができたときに何か遊びたーいと思って、見つけたのがコレ。
HABAのミニ小箱(笑)シリーズです。

カードはよくきって、裏返しに積み重ね山札にします。
各プレイヤーは、歯車を1つもらいます。

手番がきたら、山札から1枚、あるいは山札のまわりに裏返しにおかれたカードから1枚、他のプレイヤーには見えないようにして、めくります。
・かごカードだった場合
自分の前に表にしておきます。
ただし、すでに同じ色のかごが自分の前にあったら、裏返しにして山札のまわりにおきます。
・気球カードだった場合
自分の前にあるかごの色と同じだったら、そのかごカードにくっつけておきます。
同じ色のかごがないときは、裏返しにして山札のまわりにおきます。
・ゴールカードだった場合
まだゲーム終了したくない場合は、裏返しにして山札のまわりにおきます。
ゲーム終了にしたい場合は、表にして山札のまわりにおきます。
場にゴールカードが3枚表におかれた時点で、ゲーム終了です。

歯車は、自分の手番が終わったあと続けて手番を行いたいときに使います。
歯車を箱に戻したら、続けてもう1手番できます。
このアクションは、1ゲームにつき1回しかできません。

気球が完成したら(決められた数の気球を結び付けることができたら)、かごカードと気球カードをまとめてわきにおきます。
ゲームが終了したら、完成した気球のかごにいる動物の数を数えます。
完成していない気球のかごの動物は数えません。
動物の数が1番多かった人の勝ちです。

 

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ゴールカードにだまされ続ける…

天気の悪い午後に、2号とわたしの2人でプレイ。
1枚めくるだけだし、悩みようがないと思っていましたが、とんでもない!
かごカードはいい、自分の前に同じ色がなかったらおけるし、あったら裏返しにしておくだけだから、確かに悩みようがない(笑)。
でも、自分の前にかごカードがない気球の場合。
当然裏返しにしておく…けれど、どこにおいたか覚えておいた方が絶対いい(当然覚えてられないけど・笑)。

そして、2号が裏返しにしておいたカード…これがクセモノ(笑)。
2号は使えないから裏返しにしたということは…もしかしたら、わたしは使えるカードかもしれない!
2号の前にあるかごを確認して、自分のかごと比べて…もしかしたら、わたしが欲しいカードかも!!
…と思って、2号がおいたカードをとってみる…ゴールカードかよっ(笑)。
もちろん2号大笑い(笑)。

2号は2号でわたしの前のかごカードを確認して、わたしがおいたカードをとってみる…「やったー、水色欲しかったんだよねー」…ちっ。
次々気球を完成させ、今、2号の前は何もない…そして、2号はカードを裏返しにおく。
…ということは、絶対気球カードだよね、わたしの前には2つもかごカードがあるし、どっちかに使えるだろうっと、2号がおいたカードをとってみる…って、またゴールカードじゃんっ!!
だったら、わかりやすく表にしておけーっ(笑)。

わたしはゴールカードにだまされ続け(笑)、2号はちゃくちゃくと気球を完成させて、2号の勝ち。

ミニ小箱だし、1枚ずつめくるだけじゃーん、なんてナメてた自分に説教したい(笑)。
子どもゲームとは思えないほど、読み合い、計算し合いが熱いです。
記憶力テストの要素(笑)もありますが、少しだけ。
どちらかというと、相手の狙いを読むほうが重要かと…って、読み切れなかった私が言っても全然説得力ありませんが(笑)。

それに、ゲーム終了を自分たちで決められるというのもおもしろい。
出発進行」では3人めの車掌さんが表になった時点でゲーム終了ですが、「気球で大空へ」は5枚出てきても表になってなかったら、ゲームは続くし、しかもわたしのように裏返しのゴールカードに翻弄されるという効果まであります。

短い時間で、思いっ切り楽しめます。
あと、説明書には得点計算の際「かごに乗っている動物の数を数える」とありましたが、動物と気球の数は同じなので、気球カードの数を数えたほうが簡単で早いと思います。
でも、子どもたちは動物を数えるほうが楽しいかな?

 

☆今日のありがとう☆
今日はムリだろなと思っていたのに、タイミングよくゲームができました。
時間作ってくれてありがとう!