紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

出発進行!(Volldampf voraus!)

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さぁ、連結連結~!

操車場はてんやわんや!
数分後にはHutzlerhausen行きの電車が発車するはずなのですが、その車両はあちこちにちらばったまま…
…となれば、できることは1つだけ。
全車両の位置を確認しつつ、各機関車に正しい車両を連結することです。
ところが、突然車掌さんが「ご乗車くださーい」と叫び、この騒動も突然の幕切れです…

No.89

・出発進行!(Volldampf voraus!)

・Thilo Hutzle作

・HABA

・5歳から

・2人から4人

・時間…15分ぐらい

・日本語化…必要ありません

こちらはHABAの小箱です。
当時ICEにハマっていた1号のために購入。
今はかなりモデルチェンジされましたが、昔のICEはまさにこのゲームの絵の通りで、ICEファンにはたまらないです。

各プレイヤーは、ボードを1枚もらい、自分の前におきます。
車両タイルは裏返しにしてよくまぜ、重ならないように広げておきます。
その中から4枚表にして、始めます。

スタートプレイヤーは、表になった4枚から1枚選びます。
そのあとの手番からは、1枚表にして、表になった4枚から1枚選びます。
選んだ車両タイルが

・車両だった場合
正しい機関車に連結してください。

・クレーン車両だった場合
クレーン車両はジョーカーです。
好きな機関車に連結させることができます。

・切り離し係だった場合
他のプレイヤーのボードにある車両を、自分のボードに持ってくることができます。
切り離し係のタイルはわきによけておきます。

車両タイルをおいて、列車が完成したら、車両タイルを重ねてボードのわきにおきます。
もし、1番最初に完成させたのなら、機関車こまがもらえます。
機関車こまは、完成させた車両の数が1番多い人の前におきます。
途中で他のプレイヤーのほうが多くなったら、そのプレイヤーに渡します。

あるいは

・車掌さんだった場合
車掌さんタイルは表にして、そのままおいておきます。
車掌さんタイルが3枚表になったら、その時点でゲーム終了です。

ゲーム終了になったとき、機関車こまを持っているプレイヤーは青いおはじきを1つもらいます。
1番早く青いおはじきを2つ集めた人が勝ちです。

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ICEを完成させたい!!

お昼ご飯を食べた後のかったるい午後に2号とわたしでプレイ。
2号は「なつかしいね、このICE…前はこんな風だったよね」といいながらセッティング。
日本の新幹線と同じく、ICEも人気者です。

2人ともめくっては連結、めくっては連結…を繰り返します。
わたしのほうがICEを表にする率が多少高く、しかもクレーン車両と切り離し係もとったので、2号がだんだんふくれっつらに(笑)。
途中から2号が巻き返し、わたしは車掌さんをめくる…場に車掌さんが増えると選択肢が狭まってゆくのでやりづらくなります。
完成できない電車はカウントされないので、終盤は2人とも短い電車に鞍替え(笑)。
1ラウンド目は僅差でわたしの勝ち。

2ラウンド目は、2号がぐんぐんとICEをのばしていくのですが、わたしは切り離し係でICEをもらっちゃう(笑)。
めくり運にも助けられ、2ラウンド目もわたしの勝ちでした。

要は坊主めくりの親戚(笑)ですが、場に4枚オープンになっているというのがとっても効いています。
車掌さんが増えるとドキドキも高まるし、3枚目の車掌さんが出る前になんとかこの車両を完成させようと燃えます(笑)。
運悪く、序盤で車掌さんが3枚でてしまうとがっかりですが、それゆえ1回だけで遊ぶのをやめてほしくないなと思います。

どんなゲームでも、カードやさいころ次第では「なにこれ?」になることもありますが、セカンドチャンスはあげて欲しいです。
…まぁ、セカンドチャンスどころか、サードチャンス、フォースチャンスあげても「やっぱり分からないー!」っていうゲームもたまーにありますけど(笑)。
出発進行!は簡単だけど、ちゃんとドキドキできます。
電車好きな人と遊んで欲しいです。

ちなみに、ICEは「イーツェーエー」と読みます。
アイスじゃないですよ、「アイシーイー」でもありません(笑)。

 

☆今日のありがとう☆
ようやく友達に会えました!
約束して、一緒にご飯食べに行ってくれて、ホントにありがとう!