紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ツカナ諸島の小径(Trails of Tucana)

f:id:konpekino:20200805034649j:plain

ツカナ島には不思議なものがいっぱい!

ツカナ島は、珍しい生き物と太古の文化遺跡が残る諸島のひとつです。
この島に、道をめぐらせましょう。
そうすれば、現地の人々も村から村へと旅したり、多くの名所を見て回ることができるようになります。

No.122

・ツカナ諸島の小径(Trails of Tucana)

・Elilif Svensson & Kristian A.Østby作

・Pegasus Spiele

・8歳から

・1人から8人の賢い旅行者

・時間…15分から30分

・日本語化…必要ありません

ロックダウン中に送料無料(笑)にするために物色していたとき見つけました。
カートグラファーズみたいに紙と鉛筆で遊ぶなら、そんなにハズレないだろうと(笑)。

各プレイヤーは、地図と鉛筆を受け取ります。
リーダーを1人決め、リーダーは地形カードはよくきって積み重ねておきます。
村カードもよくきって、1枚表にします。
リーダーは、赤でかかれたアルファベットから時計回りに順に読み上げます。
リーダーは、地図の1から時計回りにアルファベットを書き込み、リーダーの隣のプレイヤーは2から、その隣は3から…というようにして全員アルファベットを書き込みます。
青いボーナスカードは、人数に合わせて準備します。

リーダーは、地形カードの山から2枚表にします。
各プレイヤーは、それぞれ地図に2つの地形が隣り合った場所に線をひきます。
線は、六角形の真ん中から真ん中へひきます。
今までひいた道につないでも、つながなくてもかまいません。

各名所は2か所ずつあります。
村と名所を道でつなげることができたら、1か所目は地図のマークに印をつけ、2か所目は地図のマークに印をつけ、道をひとつ書き加えることができます。
書き加える道は、隣り合った地形であればどの地形でも、どこでもかまいません。

また、同じアルファベットの村同士を道でつなぐことができたら、地図のマークに印をつけ、ボーナスカードが残っていたら、そのボーナス点を表に書き込み、ボーナスカードは箱に戻します(以後使いません)。

地形カードを2枚ずつ出してゆき、1枚だけ残ったら1ラウンド終了です。
1ラウンド終了時は、地図のオレンジの部分の得点を計算します。
得点計算が終わったら、2ラウンド目を行います。

2ラウンド目も1ラウンド目と同じように行います。
2ラウンド終了時は、地図のすべての得点計算をします。
全部合計して、1番得点が多かった人が勝ちです。

 

天気の悪い午後に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
土砂降りの雨だし、気分だけでもハイキング~(笑)。
初めてなので、地図はIsla Petitで。

まずは2枚めくられた地形カードに合う地形を探して、道をかく。
村同士をつなげると得点になるとはいえ、まずは書ける場所を探すのが先(笑)。
こんな短い道じゃどこにもつなげられないんじゃないかと思っていたけれど、まさに塵も積もれば山となる(笑)、やってみたら意外にどんどんつながってゆきます。
特に名所と村をつなげられるとうれしい。
1号、2号もうまく村とつなげ、名所をめぐっていきます。

あっという間に1ラウンド終了。
名所得点だけですが、とりあえずわたしが1番。

2ラウンド目。
かなり道がつながってきたので、全員村同士をつなごうとします。
すると全員同時につながる(笑)。
1号はEの村同士、2号はDの村同士、わたしはBの村同士。
全員ボーナスも獲得。

ところが、このあとはなかなかつながらない…地形が全然合わなくて、あと道1つってところで遮断されます(笑)。
名所のボーナスが欲しいけど、水龍ってどこにいるの?…と探したら、なんと思いっ切りはずれにいた(笑)。
わたしはオベリスクも、オオハシも、雪男も2か所つないだけど、本は1か所、水龍にいたってはまだつないでない…

後で気がつきましたが、地形カードの構成が湖少なめ、砂漠多め、なのです。
だからジョーカーが出たら、湖にまわしたほうがいい…って、なーんーでー序盤に気がつかないかな、わたし(笑)。
それでもぎりぎり水龍1匹つなぐ!

f:id:konpekino:20200806041944j:plain

村と村をつなぐのはなかなか難しい…

カードがなくなって、ゲーム終了。
得点計算したら、2号の勝ち。
以下、1号、わたし。
わたしはまた…ひとりで低空飛行しておりました(笑)。
でも、楽しかったからいいのです(負け惜しみ)。

おもしろいってんで、翌日3人で再戦。
今度は裏のIsla Grandeでプレイ。
Isla Grandeは、3ラウンド行い、名所は3か所になります。
つまりボーナスで書ける道は、3か所めをつないだ時なので、難易度があがります。

今回はわたしの地図ではCの村同士がかなり近く、つなぎやすそう…なのに、でーなーいー!!ちょうどいい組み合わせの道がっ。
得点の高い水龍を狙うものの、水龍ははずれにいるので村同士がなかなかつながらくなる…
まず2号が、そのあと1号が、かなり遅れてわたしが村をつなぐ。
ようやくつなげたーっと思ったら、すぐに2号が2組目の村をつなぐ…2組目も1番乗りだったのでボーナスももってく。
2号は終了間際にも、もう1組つなげて、全部で3組の村をつないでいました。

1ラウンド目、2ラウンド目は、同じ名所は2か所つなぐのが精いっぱいで、ボーナスの道は誰も書けませんでしたが、3ラウンド目でようやく書けるように。
つなぎたかったところをつなぐー…っていっぱいあるんですけど(笑)。
1号はうまく連鎖反応させて、最後に3回も道を足してました。

f:id:konpekino:20200806041956j:plain

思い通りにつなげると楽しい!

結局、またもや2号の勝ち、以下わたし、1号。

「ツカナ諸島の小径」は、分かりやすいルールでとっても楽しめます。
悩むといっても、地形カードの一致した数か所で悩む程度で、それほど長考しません。
ソロプレイ感は強いですが、ボーナス得点や、追加の道をひくときには、他のプレイヤーとあーだこーだ話します。
ウチの場合、基本的に「難しい…」「森と山、だよねぇ…」「どこにしよう?」などなどぺちゃくちゃしゃべりながら遊ぶので、ソロプレイ感ほぼゼロ(笑)。
途中で1号が「頼むから静かに考えてくれない?集中できないってば」と言ったほど、2号とわたしはおしゃべりしてました(笑)。

ちなみに、日本語タイトルを検索したら「ツカナ諸島の小道」と出てきましたが、ちょっと違う気がします。
正確に訳すなら、ツカナ島は諸島のひとつで、ツカナ諸島ではないのです。
また、小道というより、山道とか、けもの道というほうが、より正しい意味をすくうことになるのではないかと思います。
いっそのこと道、でもいいような…なーんてゲーム内容には全く関係ありませんが(笑)。

そうそう、雪男…わたしにはあらいぐまラスカルに見えて「あ、ラスカルつないだ!」と言ったら、1号に「…ラスカルって、まさか雪男のこと??」と言われました。
えー、これラスカルじゃない(笑)?

f:id:konpekino:20200807232327j:plain

左から、水龍、オオハシ、本、オベリスク…ラスカル(笑)

これが雪男っていうほうが、ムリがあると思うんですけど(笑)。
「でも、ラスカルだってムリだってば」と1号には言われましたが。
いずれにせよ、気楽に楽しめるゲームです。

 

☆今日のありがとう☆
左肩に痛みがあって、チェロを休んでいたのだけれど、今日ひっさしぶりに弾いてみました。
弾けた!
しかも、痛みなし!
これでようやく復帰できそうです。
また弾けるようになったことにありがとうです。